山口市散策(その5:龍福寺、山口サビエル記念聖堂)
大内氏館跡に建つ龍福寺にやってきた。
もともとは別のところにあった龍福寺であったが、陶晴賢が主君大内義隆に対して起こした謀反、大寧寺の変で焼失してしまった。その後、毛利隆元により、現在の場所に建てられたのだ。
さて、龍福寺であるが、山号は瑞雲山、曹洞宗のお寺で、本尊は釈迦如来である。
大内義隆の供養塔
こちらの本堂は室町時代に建てられたもので、重要文化財である。
こちらは資料館
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続いて、訪れたのは、山口サビエル記念聖堂である。
なんとも前衛的な教会である。
かの有名なフランシスコ・ザビエル来日400周年を記念して1952年に建てられたが、1991年に焼失。1998年に現在の建物が再建された。
なお、この教会の名は、ザビエルではなく、サビエルである。濁らないそうだ。
内部は撮影禁止である。
中も斬新な感じである。
2階は聖堂である。メタリックなぼてっとした十字架吊り下げられている以外は、特に凝ったインテリアもなく、どこか無機質な印象すら受ける。しかし、単純に祈りということに特化しているのであれば、余計なものはいらないということなのだろうか?
1階は資料館となっており、キリスト教やザビエルについて学べるようになっている。
こうして、今回の山口の散策は終わりである。空いた時間に行った割りには、充実した時間を過ごせた。