魅惑のスリランカ紀行KL特別編
前回、コロンボから帰国のため飛び立った私とJIN氏は、経由のため、マレーシアのクアラルンプールに立ち寄った。少し時間があるので、街に出てみようか・・・
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クアラルンプール国際空港KLIAに着いた我々は早速街に繰り出そうと、KLIAエクスプレスに乗り、クアラルンプール市街に向けて出発した。
30分ほどすると、セントラル駅に着く。ここから在来線に乗る。
電車に乗り込む。
やってきたのは、
ペトロナスツインタワーである。20世紀の超高層ビルとしては、最も高いそうだ。
折角だから上ってみようやと、地下のエレベーター乗り場に行ってみれば、長蛇の列ができており、しかも登る時間が決められているらしい。さすがにそんな時間はないので、諦めた。
待合空間にあった模型。
もう一度外にでて、見学する。
地上88階建て、452mの超建築である。迫力がある。片方が傾いているという話があるが、ここでは言うまい。
こんな写真を撮っている欧米人がいたので、真似してみた。
時間もあまりないので、喫茶店で軽食をとると、空港へと戻ることにした。
KLIAエクスプレスに乗り込むと、疲れていたのか、やがてうとうと・・・
う~ん、だいぶ寝た。
!?
あれ、まだ着いていない?何か行きの倍くらいかかっている気がする。結局、我々を予想を上回る所要時間で空港に着いた。これはやばぞーである。
急いで、LCCT行きのシャトルバスに乗ろうと、空港を走る。
!?
あっ、行ってしまった。
何と、間一髪で間に合わなかったのだ。これは大変だ。
そして、僕わぁ~途方にくれる・・・
JINがタクシーに乗ろうと提案した。
いい意見だ!君、名前は?
急遽タクシーに乗り、LCCTに向けて出発した。LCCTまでは20kmもある。しかし、直線距離ではかなり近い。何せ、KLIAから肉眼で見えているのだから・・・
非常に歯がゆい時間を過ごす。
何とか間に合った。料金も足りた。悪いがチップはしょぼいよ。手持ちが無いのでね。ちょっとドライバーのおっさんは不機嫌そうだったが、ぎりぎりの我々にはかまっている余裕などない。何とか、チェックインを済まし、慌てて出国審査を受けた。何とか間に合った。ここまでくれば、大丈夫である。さて、水でも買おうかと思っていると、早く来いと呼ばれた。仕方ないので、ゲートをくぐると、何のことはない。まだ時間があるやん!
ちょいと憤りを感じていると、JINがしばし待てと言う。JINはトイレに行かせろやとばかり、交渉し、ゲート外への脱出に成功した。意気揚々と凱旋してきたJINがその手に持っていたのは、戦利品の水と軽食であった。さすがJIN氏である。
やがて、搭乗時間となった。
風が強い中、飛行機まで滑走路を歩く。
中に入って思ったことは、やはり・・・
狭い、相当狭い!
おまけにお隣は、肉弾魔人さまが座った。
こいつはとんだ肉布団がいたもんだ。
行きは羽田出発であったが、帰りは関空着である。
関空までの約8時間半、地獄であった。軽食を前もって頼んでいたが、これがまた不味かった。珈琲もまずいし、客室乗務員の化粧は濃いし、、、格安航空会社なので仕方ないとはいえ、かなりきつかった。
こうして、へとへとで帰国を果たしのであった。