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伝説の旅ベスト5

  • 第五位:第一次九州遠征(2号線の旅)
    1999年3月に国道2号線を使って、神戸から北九州まで旅をした伝説。帰りはフェリーで松山に上陸し、四国を横断して帰ってきた。
  • 第四位:ハワイのんびり旅行
    2005年12月。ホノルルマラソンに出走。人生を変えた旅。
  • 第三位:英国旅行
    飯は不味いが、とにかくお洒落な街と大英博物館、ストーンヘンジ、カンタベリー最高!
  • 第二位:中欧旅行
    ベルリン、プラハ、ブタペスト、ウィーン、ヴェネチア、アムステルダムと6カ国の都市を主に列車で巡った。飯が美味かった。
  • 第一位:北部インドの旅
    2007年2月。とにかくカルチャーショックの連続だった。

カテゴリー「カンボジア」の記事

2012年2月27日 (月)

アンコール旅行記(その29:帰国)

タ・ソムから出てくると、トゥクトゥクに乗る。

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トゥクトゥクは颯爽と走る。ところで、シュムリアップの人はなかなか安全運転だ。道行く、車もバイクもゆっくり走る。

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遺跡ともいよいよお別れだ。

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水田近くを走る。

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む!

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牛さんや!

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道で果物が売っていた。

そうこうしていると、ホテルに着いた。トゥクトゥクの運転手ともお別れだ。

ホテルに着くと、早速また出かける。

ホテル前にカフェ・プカプカという店がある。そこのマンゴーかき氷がガイド本に書いてあったので、食べてみることにしたのだ。

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あれ?なんか違うなあ。。。

食べてみる。予想以上にマンゴーマンゴーしていなかった。やはりマンゴーかき氷は台湾に軍配があがるか?

この後、再びホテルに帰り、我が人生初のスパなるものを試してみたり、バーで嗜んだりした。

いよいよ、ガイドのP氏が来て、空港に向かう。

もう顔なじみのカムリのドライバーともお別れである。

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空港に着いた。

出国審査では指紋をとられる。センサーに手を置くのだが、うまくいかず、審査官に手をもたれ、なすがままにセンサーにて指紋をとられた。これをJIN氏に目撃されたらしく、大爆笑された。不愉快である。

また、とある日本人のお兄さんが、現地で買った絵を、「これ偽物!いくらで買ったの?・・・高いよ!」と審査官に一刀両断されていた。

飛行機に乗るまで時間があるので、軽食を食べることにした。

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麺と・・・

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ココナッツジュース!

ちなみに味は美味くなかった。

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いよいよ飛行機に乗り込む。

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やっぱり飛行機までは徒歩なわけね?

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空港ビルともお別れだ。

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あれ?ジェット機やん!

行きはベトナム航空のプロペラだったが、帰りはカンボジア航空の機体だったせいか、ジェット機だった。

飛行機に乗り込むと、やがてテイクオフした。

行きの某航空会社の機体と違い、実に快適であった。というより、これが普通?

気がかりは、行きと同じようにホーチミンでトランジットすることだ。

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ホーチミンに着いた。

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小腹が減ったので、軽食を食べる。

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フォーを食べる。注文をとるときに兄ちゃんが鼻をほじっていたのが気になる。その手を洗わずに持ってきたんちゃうか?

味はひどくはなかった。ほじった手のことを考えると、嫌な気持ちになった。ホーチミンはアウェーである。

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ああ、帰りの飛行機があれだったらいいのに・・・

現実は、、、

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Yes!ベトナム航空!往路の悲劇が思い出される。

恐怖に震えながら、乗り込む。座る。背もたれに体重をあずける。

そして、背もたれが倒れる。

壊れとるやん!

仕方ないので、背もたれに体重をかけずに座る。やがて、機体が出発し、離陸のため加速する。

そして、背もたれが倒れた。

もう、ええわ!

最悪な気分でいると、安定飛行に入り、機内食がきた。

客室乗務員が背もたれを起こすように注意してきた。あんまりむかついたので、手で座席を倒しながら、壊れとるわ!と日本語で言うと、客室乗務員は申し訳なさそうにしていた。そんなんでは許さん!

こうして、無事か無事なのかよく分からないが、関空に着いた。ヨーロッパに比べると、格段にフライト時間が短いにも関わらず、とてつもなく体中が痛くなり、疲れ果てた帰路となった。ここから得られる教訓は、アンコールワットは最高だが、そこまでの交通手段はよく考えなけばならないということだ。

こうして、かなり駆け足であったが、アンコール旅行記を終える。

おしまい。

2012年2月22日 (水)

アンコール旅行記(その28:タ・ソム)

ニャック・ポアンの東にタ・ソムはある。

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タ・ソムはジャヤヴァルマン7世の建てた仏教寺院である。東西に門があり、西から入り、東へ進み、東の門を出るという散策ルートである。

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係りのおっちゃんにパスを見せて、早速行きましょうかね。。。

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門を抜けると、開けた空間がある。

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振り返って、西門を見たところ。。。

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しばし、進むと、いよいよ遺跡散策が始まる。

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何を真剣に見ているかというと、ここのデヴァターは自分の髪の毛を持っていたり、耳たぶを摘まんでいたり、ポージングが怪しいのだ。

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こりゃ、何を祀っているのかな?

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変わったデヴァターを必死に探す、JIN氏と私。デヴァターがユニークですとか、ガイド本に書いていたら、ついつい真剣になりますがな。

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おやおや、こんな所にリンガ台が・・・

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こんな風景ももうすぐ見れなくなるかと思うと、名残惜しい。しっかり目に焼き付けておく。

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左で座っている人は、なんか太ももに頬ずりしてるように見える。

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工事中。。。

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そして、気がついたら、デヴァター探し!

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おや?再び開けた空間に。。。

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振り返ると、寺院跡。。。

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壊れかけた門の前で少女が下手な笛を吹いていた。チップを要求される前に素通りする私。。。

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欧米系の観光客が多かった。

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穴を覗くと、

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蟻塚で埋まっていた。

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ここが東門だ。

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前方に垂れ下がっているのは、まさか!?

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キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

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根がぐわって!

何回見ても、凄いですぢゃ!

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よく見りゃ、根の陰に誰かおる!?

最後の最後でテンションが大いにあがった。

ところで、ここは何故か地元の子供たちがやたら多かった。先日、日本人観光客はかって、地元の子供の写真を取り巻くってマナーが悪いなんて、コラムをみた。でも、欧米系も一緒ですよ、実際。勝手に写真撮るわ、子供の頭撫でるわ。カンボジアでは子供の頭を触るのは、タブーだそうだ。その他にもタブーの国はある。注意しないといかんね。ま、私は子供に思い入れはないので、絶対やらないけどね。

元来た道を引き返す。

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さて、ホテルに帰ろうかね。。。

2012年2月20日 (月)

アンコール旅行記(その27:ニャック・ポアン)

次の目的地はニャック・ポアンである。プリア・カンの東に位置する。

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長い参道を歩いていくと、やがて、

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水没した。

ここから先は、木の板で作った橋を歩くしかない。

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途中に遺跡を紹介する看板が水没して立っていた。

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子供、めっちゃ泳いどるし!

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これはしっかりした橋になった。

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ジャングルが泥っぽい水溜りに水没している。これぞ、東南アジアの雨季といった感じだ。

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いよいよ着いたようだ。

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遺跡の手前に、英語の遺跡紹介本を売る男がおったが、きっぱり断った。いよいよ遺跡散策だ。

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ニャック・ポアンは、ご覧のように池がいくつも並んだ遺跡である。

真ん中に大きな池があり、その四方に小池が配置されているのだ。

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こちらが中央の大きな池である。

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池の真ん中には祠堂が建っている。この祠堂の基壇は、2匹のナーガがとぐろを巻いた形になっている。ニャック・ポアンは、「からみあう蛇」という意味だそうだ。

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こうやって、意味もなく、水草を撮ってしまう私。。。

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周囲の森の中に何やら祠があった。

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リンガ台にのったリンガか・・・

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真ん中の池と、周囲の小池の間は、水路が通じている。

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何だか、卑猥な形に見えるが、馬の頭である。馬の口から、水がでる仕掛けであるが、今は水が出ていない。

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おやおや、JIN氏は何を見ているのか?

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ヤモリかい!

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あらあら、こっちは何だか怖そうなのが・・・。シンハの頭だそうだ。

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こっちはおっさんの顔が・・・。樋口はもう一つ、象がある。

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魚を撮ろうと必死の私。こりゃ、何の魚でしょうな?上からやと、よく分からん。

こうして、ニャック・ポアンの散策を終えた。とにかく、遺跡そのものより、水没した参道でテンションが上がりきってしまったのだった。

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Here we go!

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もう一回、魚、撮っとこお!

2012年2月10日 (金)

アンコール旅行記(その26:プリア・カンⅡ)

JINと遺跡内ではぐれてしまった。これまで一本道だったので、そのうち会うだろう。。。先に散策しようっと。。。

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まだまだあるデヴァターの数々。

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さりげなく随所にリンガ台とリンガが設置されている。

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こりゃ、なかなか彫が深いなあ。

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祠堂内に置かれた塔を熱心に拝んでおられた。

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こっちは腕と首がない仏像があった。

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真ん中の穴はリンガを収める部分というのは分かるが、4角に4点づつある穴は何かなあ?

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およ!?祠堂を覆う切り株が・・・。凄いと感心するばかりだ。

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この人、今までのデヴァターと何か違う雰囲気持ってるなあ。。。

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開けた場所にでた。

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ギリシャの神殿みたいな建物があったり、

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高台があったり、妙な場所だった。

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上は何かあるのか?と上ってみたが、カップルがいちゃついていた以外は何もなかった。

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JIN氏いないなあ。。。高いところから見下ろしてみた。

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高台の中央には謎の石材が・・・

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階段下りるの、怖っ

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一番奥までやってきた。特に何もないなあと、帰ろうと振り向いた。

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・・・ん?左手を見る。

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何じゃ、こりゃ~!

ド迫力パワーの大木が遺跡を覆っていた。

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凄いねえ。。。

木にしばらく圧倒され、眺めた後、来た道を引き返した。

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途中で、やっとJINに出会った。JIN氏と二人でももう一度遺跡を巡る。最終的には、さっきの大木のところに行き、二人で記念撮影などで遊んだ。

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遺跡で発見したトカゲ・・・

こうして、プリア・カンの見学を長々と時間をかけて終えた。

ずいぶん、トゥクトゥクのドライバーさんを待たせてしまったが、そんなことは慣れっこなのか、トゥクトゥクの客席のところにハンモックを吊るし、ドライバーは寝ていた。

2012年2月 2日 (木)

アンコール旅行記(その25:プリア・カンⅠ)

プリア・カンとは「聖なる剣」という意味だ。ジャヤヴァルマン7世が建立した仏教寺院で、アンコール遺跡でも最大級の規模を誇る。

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トゥクトゥクのドライバーを入り口前に待機させ、我々はいざ遺跡見物だ。例のごとく、警備員のおっちゃんにパスを見せる。3日券を買っておいてよかった。。。

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参道へ連なる石像はガルーダのようだ。

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環濠に橋が架かっており、その欄干は例のごとくナーガだ。

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阿修羅と、

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神様の綱引き・・・。いちいち乳海攪拌ですなあ。。。

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塔門前に子供たちがたむろっているが、こやつら勝手にガイドをしだす。チップ目当てなのはありありだし、何言ってるか分からんので、無視した。

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正面は工事中で封鎖中なので、脇のこの門から入る。

その前に、

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門の脇にあるガルーダはナーガを踏みつけて、どっかのプロレスラーのような勝利のポーズをとっている。迫力があって面白い。

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門に入ると、いきなり三つの穴が開いたリンガ台がある。面白い形だ。

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塔門を遺跡内から見てみた。修復が待たれる。

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祠堂の前には、

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顔のない人が剣だか棍棒だかを持って立っていた。門番みたいなもんなのかなあ?

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祠堂の壁面には、デヴァターが掘られている。

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祠堂の中に入る。

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ほう!ええ彫りしてまんな!

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ところどころ修復工事中のようだ。

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暗がりにさり気なくリンガ台が置いてあった。

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祠堂を出た。

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ちょっと崩壊してて、よく分からないなあ。。。

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再び祠堂へ。ん?何かリンガ台に乗っておりますな。

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お!顔のない仏像さんでしたか?

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再び外に出ると、なかなかの絶景だった。

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おお!ここはちょっと雰囲気違うなあ。。。

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石の組み方が独特だ。

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入り口の高さ、低っ!?

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ここにも3つの穴があるリンガ台があった。

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おお!崩壊しとるよ!?

・・・、あれ?JIN、どこ行った?

JINとはぐれてしまった。ま、ここまで一本道だったし、この後も真っ直ぐのようだ。いずれ出会うであろう。。。しばらく、一人で散策しよっと!

2012年1月30日 (月)

アンコール旅行記(その24:遺跡巡りはトゥクトゥクで・・・)

アンコール博物館からホテルに戻ったあと、間髪をいれず、遺跡めぐりに出かける。

ホテルのドアマンにトゥクトゥクを頼む。JIN曰く、ホテルから頼むと、正規ドライバーが来るということだ。このへんは5つ星やねぇ。。。

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ほな出かけよう・・・。

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途中でドライバーが急に停まった。

何が起こるの?

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沿道には、黄色い液体を酒瓶?に入れて売っていた。

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ほぉ!ガソリンか・・・。ガソリンスタンドやったわけね。

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再びGO!風が気持ちいい。。。

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おや?

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象さんやん!

アンコール・ワットの環濠前で再び停車した。何?

どうやら、別の道を行けば、トンレサップ湖で、ここはとってもいい所だから行かないか?と行っているようだ。正規ドライバーとはいえ、こういう営業はしっかりするのね?

トンレサップ湖も魅力的だが、あいにく我々はまだ遺跡に飢えているのだ。JINが断固として拒否すると、ドライバーも納得して、遺跡巡りに行ってくれた。営業はするが、ひつこくはないなあ。。。一瞬、強引にトンレサップ湖に連れて行かれて、いや~な思いするのかなあ?と感じただけに、あっさり引き下がり、約束を守る姿勢には好感を覚えた。

ちなみにJINが交渉する間、私は「逃げちゃ駄目だ!逃げちゃ駄目だ!」と怯えていた。

やがて、南大門が見えてきた。

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一昨日はじっくり歩いた道も今日は一瞬に通り過ぎていく。

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南大門、さようなら~ヽ(´▽`)/

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猿や!これは猿やで!

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バイヨンもあっという間・・・

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象のテラス。ほほお!こうなってたわけですな!

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北大門を抜けた。

やがて、トゥクトゥクはプリア・カンについた。

2012年1月26日 (木)

アンコール旅行記(その23:アンコール国立博物館)

平成23年9月3日。四日目、最終日である。今日は出国まで時間があるので、最後の悪あがきをする。

ホテルで朝飯を食ったら、最初の目的地であるアンコール国立博物館だ。ここはツアーに含まれていないが、ガイドのP氏が個人的に連れて行ってくれるという話になった。ホテルからP氏が送ってくれた。

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アンコール国立博物館である。新しそうで、かなりきれいだ。それもそのはず、2007年にオープンしたばかりなのである。

中にはいる。早速、チケットを購入する。おっ!?クレジットカードが使えるのか・・・

使ってみた。カンボジアではあまり使わないほうがいいかと思ったが、国家の施設で不正もないやろう踏んで、使用した。平成24年1月現在で被害にはあっていない。

ここで、P氏と空港への送りまで、お別れである。何でもガイドさんは客をここに連れてくると特典があるらしい。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

受付のお姉さんに促され、階段を上る。2階から見学するのがコースのようだ。生憎、撮影禁止のため、画像はない。

2階へ上がると、まずはシアタールームに通される。ここで博物館とクメール文明について紹介映像が流れる。ちょうど私たち二人だけだったので、日本語を流してくれた。

映像を見終わると、早速見学である。

まずは千の仏のギャラリーに入る。ここは見渡す限り、仏様である。眺めていると、かなり古いものから比較的新しいものまで様々である。しかも、一体一体表情があり、日本の仏様とは印象が違うので、いくら見ていても飽きない。きっとお気に入りの仏様が貴方にも見つかるでしょう。。。

あまり見ていても、この後の時間が惜しいので、後ろ髪を引かれつつ、涙を呑んで、ギャラリーを出た。

この他、2階には、古代クメール文明を学ぶコーナーや宗教的な観点から考えるコーナー、偉大なクメール王に関するコーナーがある。

1階に下りる。

1階は、アンコール・ワットに関するコーナー、アンコール・トムに関するコーナー、石碑などのコーナー、古代の衣装に関するコーナーがある。

基本的に仏像、ヒンドゥーの神像などの石像、石碑と石ばかりである。ずっと見ていると、飽きてきそうだが、さすが博物館に展示されているものは、状態がよいので、全く飽きない。正直、もっとゆっくり見ていたかった。配置も見苦しさはない。ただ、どこを見ても石なので、どこを見て、どこを見ていないか分からなくなることがあるのが、難点だ。

とにかく非常にきれいな博物館である。ところどころ、展示物について説明する動画が見れるようになっており、じっくり見学すればかなり面白いと思う。動画は日本語もあるので、安心だ。

こうして、すっかり勉強して、いい気分になって見学を終えた。

この後、いったんホテルに帰った。

2012年1月24日 (火)

アンコール旅行記(その22:ディナーはナイト・マーケット周辺で・・・)

いったん、ホテルに帰ってきた。ここでツアーは終了である。ここで、ガイドのP氏が仕事は置いておいて、折角だから地元の料理を食べに行こうと誘ってくれた。いったん、会社に帰るとのことで、しばらくホテル待機となった。

ちょいと休んで、待ち合わせ時間になった。ロビーで待っていると、P氏がきた。早速、夜の街へ繰り出す。ホテル前からトゥクトゥクに乗り込む。地元民のP氏と一緒なのでぼったくられる心配もない。

やがて、ナイト・マーケットの周辺にやってきた。

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食べ物屋さんが立ち並び、かなり賑やかだ。

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ほほぉ、ここで食材を調達して、バーベキューするのか・・・

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この水槽は何かというと、昔、日本でも話題になったドクター・フィッシュだ。流行っているのか、やたら店があった。西アジア原産の魚らしいが、これは本物かなあ・・・?

夕食を食べる店は大繁盛であった。空くまでしばし、散策することになった。

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ちなみにこの店は、トゥーム・レイダーの撮影のとき、アンジェリーナ氏が通っていた店だそうだ。アンジェリーナ氏のファンであるJINは鼻息を荒くした。

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ナイト・マーケットだ。ナイト・マーケットは2007年3月にオープンしたマーケットである。夕方から深夜まで開いている。マーケットとは言うものの、もろ観光客向けのお土産屋街といったところである。

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マーケットの入り口前には謎の象の像があった。ここで、P氏としばし別れ、お土産を物色することになった。

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そうそう、、、やっぱり蠍酒は要りますよねぇ・・・?

とか言いながら、買う気もなく、スルーする我々であった。

胡散臭いものがやたら売ってあったが、結局、カンボジア・ティータイムという会社のノム・トム・ムーンというお菓子を買った。日本の会社なのであるが、カンボジアのために地元の人を雇用して、カンボジア伝統のお菓子を製作販売しているそうだ。販売人が日本人の女性であったので、色々聞いた。決して、この会社の回し者ではない。試食でまあまあ美味かったので、職場の土産にちょうどいいなと思い買ったのだ。カンボジアには似たような店があったが、あちらははっきり言って不味かった。店の名前はあえて言うまい。

この販売員の女性、犬を飼っていたが、太郎という恥ずかしい名前であった。日本に帰ったら改名しようかな?とか言っていた。その他、クメール語版のドラえもんにちょいと惹かれたが、購入は控えた。

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屋台の食べ物が気になった。パン・ケーキだそうだ。

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で、食ってみた。私が食ったのが卵で、JINがバナナである。途中で交換したが、卵のほうが意外性があって、美味かった気がする。JIN氏はどうだったろう?

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いよいよ夕食の時間である。左上のピンクい魚が気になったので、P氏に注文してもらった。とっても糞不味そうな色をしているが、どんな料理になるのやら・・・?

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こんな料理になった。

いい仕事してますね~、美味しいですか?

どうぞ。この美味さは食べんと分からん、分からん。

・・・ま、とりあえず、びびりながら食ってみる。

う~ん、味がピシャッとついと~(◎´∀`)ノ

美味いやんか~いヽ(´▽`)/

甘酸っぱいスープが絶妙である。ちょっと間違ったら糞不味いこと請け合いなのだが、なんとも絶妙なバランスである。こんな味、初めて食べた。いったい何を使っているのだろう?料理好きのJIN氏も首を傾げていた。

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何か鍋が用意されたぞい!?

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ほほお!?鉄板焼きと鍋が同時に楽しめるのか?これは面白い。

味も美味かった。あまりの美味さにバクバク食った。主に野菜を・・・。

私とJINがあまりにも野菜の食うので、P氏が笑った。でも、この野菜、美味いよ?

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鍋にはこの謎の漬けダレを漬ける。酸味が利いて美味いもんは美味い!

腹いっぱいになった。P氏の分は当然、おごりだ。プライベートで付き合ってくれたんやからね。本当に美味かった。JINは実はまた体調が優れず、当初はあんまり食べないからと言っていた。しかし、意外な美味さにより結構食べることができた。そのおかげか明らかに顔色が良くなった。

帰りはトゥクトゥクに乗っていたら、マッサージ屋に行こうという話しになり、急遽足ツボをすることになった。 気持ちいいのやら、痛いのやら、、、

ま、足が楽になったような気がする。

こうして、ホテルに帰った。

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ホテルの廊下にやたらでかいカタツムリが落ちていた。

2012年1月20日 (金)

アンコール旅行記(その21:ベン・メリアⅢ)

ベン・メリア第三弾である。

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蔓の絡まった壁際を歩く。

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ちょっと怖いアンパンマンが並んでいるみたいだ。

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こんな薄暗い中にも入れる。足元悪いなあ。。。

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倒壊してますねぇ。

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瓦礫の上を歩く。

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あら、JIN氏が中から這い出してきましたね。

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壁に根が絡まって、凄い光景だ。

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さっき見えていた、橋?の土台部分だ。柱が何本も立っている。

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えらいところを行くみたいだ。

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あまりの壮絶な景色に圧倒されていると、、、

ボカっ

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この門をくぐるときに、思い切り頭をぶつけた。頭から血がでてないか、確かめたが、あいにく流血騒ぎにはならなかった。それにしても痛いなあ。。。たんこぶできてるし

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おいおい、いいのかい?こんなところ歩いちまって・・・

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P氏がこの目線の先が凄いと言った。

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ほなちょっくら行ってみようか・・・

よっ!ほっ!

インディー・ジョーンズかトゥームレイダーになった気分だぜ!

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意味深な彫刻が彫られた石が転がっていた。

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こうして、ベン・メリアの見学を終えた。本当に凄いところであった。

帰りに元来た道を歩いていると、ガイドのP氏が、このナーガは保存状態がいいと言った。

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おお!確かにきれいじゃないですか!?

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最後のほうでこんな看板を見つけた。どうやら、地雷原だったようだが、CMACによって無事撤去されたらしい。CMACとは、カンボジア地雷対策センターという国家機関だそうだ。日本も国際協力しているらしい。誇らしいな。

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さて、本日の遺跡散策はこれにて終了である。あとは、夕食か・・・

2012年1月17日 (火)

アンコール旅行記(その20:ベン・メリアⅡ)

前回の続きから・・・

階段を上った。

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上った先も瓦礫の山。。。

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壁の上には樹木。何回見ても不思議な光景だ。

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あれ?

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ここって、一番最初にあった正面の門じゃ・・・?あの子供が遊んでいたところだ。

ここから先は、いかにも足場が崩れそうな上、雨で濡れて危険なため、行かなかった。

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別ルートに行きましょう。。。

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こんなところにレリーフが転がっていた。

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にゃにゃ!?この木、どうなっとるん?ぐねぐねだよん!

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こんなところにJIN好みの隙間が・・・

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もしも~し!誰かいますかぁ~?

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階段下りるじぇい!

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今はきれいな階段があるが、前はこの蔓を伝って降りていたらしい。

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やや!?JIN好みの空間に入れるのか?

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暗いな~

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すかさずフラッシュ!

ほほお~、こんな感じになっていたのか?

何もない。。。

なんと、ここはクメール・ルージュが秘密基地にしていたとか、いないとか・・・

かつては仏像とかがあったようだが、彼らが持ち出したそうな。。。

遺跡自体が崩落しているのは、自然のせいもあるが、奴らが壊したというのもあるらしい。ろくなことせんな!(`Д´)

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暗闇から出てきた。

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特別な雰囲気のある祠堂にやってきた。ここは何かいい感じで残っている。なんとなく寺院のお寺の中心的建物のような気がした。

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なんか道祖神みたいやね。

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祠堂の周りを歩きながら、先へ進む。

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雨が激しくなってきた。水溜りが池みたいになっている。ジャングルという雰囲気がある。

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びちゃびちゃや~(◎´∀`)ノ

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さて、まだまだ続くが、長くなったので筆を置く。続きは次回に持ち越しなのである。

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