大牧温泉慰安旅行Ⅱ
やがて船が動き出した。
しばらくは船室で大人しくいたが、やはり外で景色を見たい。
ということで屋上の展望に出てみた。寒いが絶景なので、さほど気にならない。
やはり雪とは縁のないところで生まれ育った身。積雪というだけでテンションが上がってしまう。
お!滝や!
あれ?なんか見えてきた。
一瞬、もう旅館に着いたかと思ったが、発電所のようだ。
水面に雪の塊が浮いている。温暖な気候で育った私には信じられない光景だ。
およ?また何か見えてきた。今度こそ、旅館の船着場のようだ。所要時間30分のクルーズ。
接岸
ほな降りるで
大牧温泉に着いた。
船で一斉に客が押し寄せるので、ロビーはプチ混乱していた。
ロビーにあった囲炉裏
やがて、部屋に案内された。
やれやれ、とりあえずお茶でも飲んで一息つくかね
窓の外はすぐに川になっており、一面雪景色である。
絶景に心奪われるが、やはり寒い。温泉に行こう。
まだ暗くなる前に露天風呂に行くことにした。
露天に行くには、下駄に履き替え、外を歩く必要があるが、雪が解けてきているせいで、道はぐちゅぐちゅだった。浴衣の裾を捲し上げて、いざ露天へ!
浴衣を脱ぎ、温泉に入るまでがもの凄く寒い。入った直後は熱いが、やがて極楽へ変わる。こうなると、出るのがつらくなるものだ。
風呂では男4人組で社会情勢のことなどを語り合った・・・?
さて、風呂から上がると、飯である。
うまそげである。
写真の腕前が悪いのでどうかと思うが、実際は美味であった。
飯から帰ると、風呂と部屋飲みをし、だらだらと過ごすうちに漢(おとこ)は眠るのであった。
翌朝、朝風呂と朝飯を終え、だらだらと過ごした。やがて、船の時間となったので、チェックアウトする。
あ、船が来た。
船に乗り込む。船は動き出すと、方向転換のため、いったん旅館の前まで移動した。
川側からみると、こうなっていたのか・・・
さらばです!ヽ(´▽`)/
なかなか心躍る旅館であった。
ここから氷見まで行き、ブリを食べた。
ちょっと気安く買えない値段で売られていた丸太のような氷見鰤ではないであろうが、それでも充分美味かった。
今回の慰安旅行はこれにて終了である。次回はどこであろうか?
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