深川お散歩(その1:深川不動堂)
平成26年10月11日。川越探険の翌日である。
福岡に帰る前に東京は深川を少し散歩することにした。
深川不動堂にやってきた。
正式には成田山東京別院不動堂である。
初代市川團十郎以来が成田山の不動明王に祈願し、子を授かってから、市川家では成田屋と称するほど、成田山信仰が篤かった。また、成田山の不動尊を題材とした演目を発表したことから、庶民にも成田山ブームが到来する。
そうしたことから、本家成田山から、不動明王を深川の地に運び、公開したのが、このお寺の始まりだそうだ。
その後も江戸庶民の信仰は盛んであった。ついに、明治時代に成田山から不動明王の分霊が行われ、現在に至る。
一見本堂のように見える、正面の建物は旧本堂である。
もともとの本堂が東京大空襲で焼失したため、他所のお寺から移築したものだ。
で、左横にある、このカ○○神殿のような建物が新本堂である。
平成23年に出来たてホヤホヤである。中に入ると、なにやら読経をしていたので、休憩がてら座って、しばらく聞いた。
なかなかディープな雰囲気のあるお寺であった。