園城寺(三井寺)Ⅱ
唐院にやってきた。
円珍が唐から帰り、大友氏の氏寺であった三井寺に唐院を設置し、修行の場とした他、唐から持ち帰った経典や法具を収蔵したところである。
まず見えてきたのは三重塔である。室町時代のもので、元は他の寺のものであった。豊臣秀吉が伏見城に移築したものを徳川家康が寄進したそうだ。
潅頂堂である。桃山時代のもので、大師堂の拝殿としての役割をもつ。
正面から見たところ。この裏に大師堂がある。
唐院を過ぎて、さらに奥に進む。
塔頭の一つ、微妙寺。十一面観音が有名だそうだ。
道々の石仏が参拝客を楽しませる。
毘沙門堂である。
この先、観音堂だそうだ。
観音堂である。江戸時代は元禄に建てられたもので、本尊は如意輪観音。西国三十三箇所観音霊場の十四番札所である。
観音堂から下に降りると、
水観寺。こちらは西国薬師霊場の札所・・・観音に薬師、なんか一杯あるな!?
護法善神堂である。
鬼子母神を祀るお堂だ。
こうして、三井寺の参拝を終えた。
三井寺を出て、すぐに
三尾神社なる神社があった。
廃仏毀釈により分離させられたが、元は三井寺の施設である。
卯年生まれの守護神とな?
おお!狛犬ではなく狛兎?
これにて三井寺の見学を終えた。
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