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    2007年2月。とにかくカルチャーショックの連続だった。

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2014年2月

2014年2月23日 (日)

プチ奥の細道の旅(その5:山寺Ⅴ)

山寺が最も山寺らしいといっても過言ではない景色を見に行く。

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進んだ先には、開山堂と納経堂である。特に岩の上に建てられた納経堂は有名だ。

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まずは開山堂である。

開山堂は立石寺を開山した慈覚大師が入定した上に建てられた建物で、信仰上とても重要な建物である。

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そして納経堂である。

山内で最も古い建物である。この納経堂の立つ岩の下には、慈覚大師が眠る入定窟がある。

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奥に進む。

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細い階段を上る。

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上にあったのは、五大堂である。

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五大明王を祀る道場とのことだが、はっきりいって、見晴らしのいい展望台である。

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う~ん、風が心地よいぞ!

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あっ!電車が来た!!

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振り向くと、五大閣の看板あり。

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五大堂の傍らには小さなお堂もある。

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開山堂付近から下を見た。奥之院のエリアはこんな風になっていたのか・・・

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納経堂を下からあおって撮影してみた。

さて、下まで降りるとするかね。。。

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うん?これどこだっけ?思い出せないが、こんな素敵なところもあった。

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下まで降りてきた。

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十六羅漢の一人、那伽犀那尊者である。 甘露の法水が鉢から噴出しており、この法水を手にかけると知恵を授かるそうだ。ありがたい。

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最後の立石寺の本坊を見学して、参拝を終えた。

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山登りで少々疲れたが、その価値はある、素晴らしいお寺であった。。。

2014年2月15日 (土)

プチ奥の細道の旅(その4:山寺Ⅳ)

仁王門である。

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この先に奥之院が広がっているに違いない。

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ド迫力の仁王様に挨拶すると、いざ行かん!

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振りかえると、岩肌が何ともグロテスクな感じになっていた。

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山内にはいくつかの塔頭が点在する。

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ふと左手を見ると、ややネタバレだが、岩山の先に納経堂が見えた。これぞ山寺という景色である。

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性相院という塔頭である。

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今度は金乗院という塔頭である。

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さらに行くと、

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中性院があり、

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その向かいに、最上義光公御霊屋があり、戦国武将最上義光が祀られているのだ。

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いよいよ奥之院である。右手の建物が奥之院にあたる如法堂であり、左手が大仏殿である。

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奥之院のそばには何とも前衛的なオブジェがあった。修行中のお釈迦さんかな?前に置いてあるのは、仏足石?

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大仏殿である。

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中には5mの阿弥陀如来が祀られている。

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岩の中に祠がある。

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中には重要文化財の三重小塔がある。

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その奥には、華蔵院がある。

いったん、下に降りて、性相院のところを右手に曲がると、

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記念殿がある。皇太子の頃の大正天皇が山寺を訪れた際に、昼食をとられた場所だそうで、それを記念して建てられたものだ。

そして、さらにその先には山寺が山寺たる所以の風景が広がっているのだ。

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2014年2月14日 (金)

プチ奥の細道の旅(その3:山寺Ⅲ)

もう少し歩けば奥の院に着くだろう。。。

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修行者の参道?

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何か凄そうな道が続いている。

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岩肌に何かあるぞ!?

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平安初期の磨崖仏だそうだ。風化しており、輪郭しか分からない。

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怒涛の進撃で、意味ありげなオブジェが並んでいる。

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ここも何かの史跡のようだ。

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せみ塚とある。

「閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声」と芭蕉が立石寺で詠んだことは有名であるが、芭蕉が句をしたためた短冊をこの場所に埋めたそうだ。以来ここをせみ塚と称しているそうだ。

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もちっと続くぞい!

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何となく凄みのある岩肌が見えてきた。

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阿弥陀洞だそうだ。巨大な凝灰岩が風化し、阿弥陀如来のお姿に見える人は見えるそうだ。

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何か彫っている。

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おお!仁王門が見えてきた。

2014年2月11日 (火)

プチ奥の細道の旅(その2:山寺Ⅱ)

さて、いよいよ奥之院に向けて、山登り開始である。

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山門をくぐる。

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この石段を一段一段登るごとに、煩悩が消えていくそうだ。私の類希なる煩悩も消え去るというのか!?

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夏のクソ暑い時期である。実に清清しい空気が流れており、気持ちが良い。と言っていられるのは序盤のみである。この後、延々と続く上りに、汗が噴出すことになる。

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姥堂なるものがあった。

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ん?

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何と、奪衣婆ではないくわっ!

ここから下は地獄、上は極楽という設定だそうで、古い衣服はここに奉納して、新しい衣服で極楽に行こうということだそうだ。それにしても面白い像だ。

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ただ石段を上がっていくのではなく、道々にこういったお地蔵さんなどが祭られており、参拝客を楽しませてくれる。

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何かが岩に彫りこまれている。磨崖仏なのか?

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よく見たら、こんな岩が何個か点在していた。

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右なのか、左なのか、運命の別れ道!とりあえず、右を行こう!

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ここにも何か彫られた岩が・・・

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道はすぐに合流し、再び一本道になった。

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ありがたい仏様が鎮座されていた。菩薩様かな?

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上を見上げると、何とも迫力のある光景があった。

2014年2月 2日 (日)

プチ奥の細道の旅(その1:山寺Ⅰ)

平成25年8月31日~9月1日に山形と宮城に行ってきた。ちょうど東京に行っていた私は、無性に東北に行ってみたくなった。ということで、電車に乗っていってみた。

東京駅から東北新幹線に乗り、仙台で下車する。ここから仙山線でひたすら山形方面に向かった。

行き先は、

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山寺である。

かつてさんぽ会で東北に行ったことがある。このとき、私以外のメンバーはこの山寺に行っているのだ。この悔しい思い出を払拭するため、今回はここを第一の目的地としたのである。

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駅を降りると、風光明媚な風景が広がっていた。この山の上に寺があるのだろうか?

山寺というのは、称で、本当の名前は宝珠山阿所川院立石寺という。

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参拝前に昼ごはんを食べることにした。この辺りは蕎麦が名物である。適当に入って、蕎麦を食す。もぐもぐ・・・

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さて、仕切り直しでお寺の参拝をスタートする。

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階段を登る。

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早速、根本中堂がある。

山寺は天台宗のお寺である。この比叡山から分けられた法灯が脈々と受け継がれている。織田信長の比叡山焼き討ちで本家の法灯が消えてしまったが、ここの法灯から再び分灯されたというエピソードもある。

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布袋様ですな。子供がまとわり付いているが、この縮尺だと、布袋様はハート様並に巨大になってしまうだろう。。。

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根本中堂の左手を進む。

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清和天皇の御宝塔である。山寺は清和天皇の勅願により開山された。

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「閑けや 岩にしみ入る 蝉の声」

有名な芭蕉の句である。この句はおくのほそ道で、この寺を訪れた際に読まれた句なのである。ということで、今回の旅のテーマをプチ奥の細道としてみた。

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でっかい銀杏だ。

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大正天皇がご訪問されたそうだ。

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根本中堂の左側に日枝神社がある。日枝神社といえば、総本社は日吉大社になる。この日吉大社は比叡山の守護神である。

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むむむ・・・

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小銭に名前を書いておけば、願いが叶うらしい。

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ほほお!願いが叶う場所がそれぞれ決められているらしい。

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日枝神社の隣には、御神輿殿がある。

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日枝神社から左手に進むと、宝物館がある。折角だから、中を見た。勉強になった。

宝物館から出てくると、

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芭蕉像と

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曽良像が並んでいた。

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念仏堂である。

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鐘楼である。

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根本中堂からひたすら左手を進んだ先に、山門がある。

この先から山道となり、奥之院へと繋がっている。

そして、奥之院こそ、山寺のクライマックスなのである。

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