魅惑のスリランカ紀行(その28:紅茶とバナナと香辛料)
キャンディを出た我々はそろそろお土産のことを考えなくてはいけない頃合となってきた。
ということで、
紅茶工場にやってきた。
ここで、工場見学をしたあと、茶葉を買う予定だ。
やたらと紅茶のいい香りが漂う中、建物の2階へ通された。2階は喫茶ルームと販売をかねている。まずはウェルカムドリンクとして、紅茶がでてきた。
うむ、美味である。
一服してほっこりしていると、早速見学ツアーの始まりだ。
1階へ降りると、工場だ。
初めに萎凋工程を見学した。非常にいい香りが漂う。
生の葉を萎れさせる工程だ。
続いて揉捻である。プレスしながら揉むことで、茶葉の細胞組織を破壊し、酵素を滲み出させる工程だそうだ。ここから発行が始まるのだ。
篩い分けの工程である。茶葉のサイズを均一にする工程である。
あちこちでスタッフが忙しそうに働いている。
最終的な成果物だ。とってもいい香りだ。
等級の見本を見せてくれた。非常に勉強になった。
最後は、茶葉を購入して終了である。最高級の茶葉でも日本で買うことを思えば、破格の安さであった。これぞ、生産地である。満足であった。
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続いて、やってきたのは、香辛料屋である。
ここは香辛料を植えた植物園を持っており、購入する前に、頼みもしないのに、見学させてくれる。非常に胡散臭い店のオーナーが妙な日本語を使いながら、一生懸命説明してくれる。
カカオ。
バニラだね。
非常にたくさん教えてくれたが、スリランカのシナモンは他と種類が違うというのと、オーナーが「赤い、黄色い、緑色い」と言っていたのしか、記憶に残っていない。
最後は胡椒やらシナモンやらを購入した。ぼったくられているのかもしれないが、日本人の感覚からすれば、信じられない安さである。
この香辛料屋は、レストランも経営しており、カレーなどが食べられる。
胡散臭いオヤジに見送られながら、香辛料屋をあとにした。ここから、帰国のため、コロンボに向かう。
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途中で、ドライバーさんが車を停めた。
露天の果物屋さんである。ここは一般住民が集う場所なので、現地価格で売ってある。
実に様々なバナナが売っている。バナナって、こんな種類あったんだ!?
赤いバナナを一つずつ、私とJIN氏に切り分けてくれた。ここはドライバーさんがおごってくれるらしい。ありがたいことだ。
Yes, Banana!
バナナを頬張る。美味し!
続いて、マンゴーも食べた。我々が舌鼓を打っている、まさにそのとき、日本人観光客を乗せた観光バスが後ろを通った。JIN氏曰く、皆、羨ましそうな表情をしていたとのことだ。私は、バナナとマンゴーに夢中で、周りを見る余裕などなかった。
さて、土産も買ったし、本場のフルーツも堪能したし、後は、ドライバーさんの家に、突撃!隣の晩ごはんを仕掛けるのみだ。実に楽しみだ!
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