フォト
2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

リンク

訪問国

  • スリランカ民主社会主義共和国
  • ペルー共和国
  • カンボジア王国
  • フランス共和国
  • オランダ王国
  • オーストリア共和国
  • ハンガリー共和国
  • チェコ共和国
  • ドイツ連邦共和国
  • バチカン

伝説の旅ベスト5

  • 第五位:第一次九州遠征(2号線の旅)
    1999年3月に国道2号線を使って、神戸から北九州まで旅をした伝説。帰りはフェリーで松山に上陸し、四国を横断して帰ってきた。
  • 第四位:ハワイのんびり旅行
    2005年12月。ホノルルマラソンに出走。人生を変えた旅。
  • 第三位:英国旅行
    飯は不味いが、とにかくお洒落な街と大英博物館、ストーンヘンジ、カンタベリー最高!
  • 第二位:中欧旅行
    ベルリン、プラハ、ブタペスト、ウィーン、ヴェネチア、アムステルダムと6カ国の都市を主に列車で巡った。飯が美味かった。
  • 第一位:北部インドの旅
    2007年2月。とにかくカルチャーショックの連続だった。

« 2013年7月 | トップページ | 2013年9月 »

2013年8月

2013年8月23日 (金)

身延山久遠寺・後編

奥之院へはロープウェイを利用すると、非常に楽だ。

Dscf0263

本堂の左手に廻ると、斜行エレベーターの駅がある。そもそも本堂までたどり着くのに、私は血反吐を吐きそうな思いをしたが、これを使えば実に簡単にお参りできる。でも健康ならば、あの階段に挑戦したほうがよいと思う。

Dscf0264

奥に進むと、ロープウェイ駅の表示があった。

Dscf0265

中に入ると、並んでいた。一度に入れる限度があるからだ。はじめは大したことないかと思ったが、結構長蛇の列だった。

ひたすら耐えていると、いよいよロープウェイに乗れそうだ。

Dscf0267 

ん?白装束の集団が・・・

奴ら、上に上がっていたのか・・・

どう見ても修行なんだから、登山すればいいのに・・・

Dscf0269

白装束が去って、いよいよ乗り込む。

Dscf0270

すし詰め状態のまま、ロープウェイは進む。

Dscf0271

到着!

Dscf0272

展望台から景色を望む。

・・・ガスってるな。。。

Dscf0273

奥之院は思親閣という。

日蓮聖人がここで両親を偲んだことから、その名がある。

Dscf0274

にょ~!!!?

また、白装束か・・・

Dscf0276

白装束をやり過ごすと石段を登る。

Dscf0277

途中には日蓮聖人が植えたという杉の大木がある。

Dscf0278

Dscf0279

Dscf0280

Dscf0288

はい、4本植わってますよ!

Dscf0281

仁王門が見えてきた。

Dscf0289

Dscf0282

Dscf0283

いい照りだ!

Dscf0284

白装束は影も形もない。おかげでゆっくり拝観できた。

Dscf0285

こっちはお稲荷さんか・・・

Dscf0286

祖師堂にお参りする。

Dscf0287 

元政上人というお坊さんが自分の髪を埋めたところである。

Dscf0290_2

Dscf0291

開基堂である。

奥之院はこんな感じである。ちょうど昼どきで腹が減った。軽食を食って降りることにした。

ロープウェイはやはり白装束で混雑していた。

やっと下まで降りてきたら、ちょうど三門のところで、かつてない白装束の集団を目撃した。恐ろしいことだ。

門前町の売店のおばちゃんと参拝客の立ち話を聞いた限りでは、この時期は、全国各地の支部から若手が集団で修行をしにやってくるらしい。

バス停に向かっていると、何台も白装束を運んでいるだろう、観光バスとすれ違った。

バス停でバスを待っていると、町内にあるスピーカーから若手信者の独白が校内ラジオ放送のように流れた。信仰の町という感じだ。さすが日蓮宗総本山である。

バスで身延駅まで戻ってくると、行きと同じルートで東京へ戻ったのであった。

2013年8月20日 (火)

身延山久遠寺・前編

平成25年7月27日。

とある事情で東京に滞在していた私は、東京から離れ、日蓮宗の総本山、山梨県は身延山に行ってきた。

新宿から中央線の特急に乗ると甲府で乗り換える。甲府から身延線をえんやこらと乗っていると身延駅に着いた。

Dscf0233

ここまで3時間弱の列車旅である。すっかり満腹といった感じだ。ここからバスに乗ると、あっという間に身延山久遠寺の門前街である。

Dscf0234

三門である。大層立派だ。中には仁王様がおられた。

Dscf0236

三門をくぐると、いよいよ本堂への道が始まる。

Dscf0239

げげ!これを上るの?

Dscf0237

石段の横には銅像がある。南部実長という人の銅像である。流刑地の佐渡から帰った日蓮を甲斐に招いた当時の地頭である。

さて、石段を上るか・・・

Dscf0240_2 

上り始めて分かったことだが、一段一段の段差が大きい。したがって、腿上げを何回もやらされることになるのだ。その結果、あっという間に乳酸がたまってしまう。これはきつい!

ここより絶対きつかったと思うんだが・・・

Dscf0241

ぜぇぜぇはあはあ言いながら、上り終えた。後ろを振り返ると、引き込まれそうになった。

さて、前方を見ると、

Dscf0242

いよいよ本堂が見えた。

Dscf0243

立派である。1985年に再建されたとのことだ。1985年というとTチーム優勝の年やな!85年というと、真っ先に思い出してしまう。これも Tふぁんの サガか・・・

身延山久遠寺は日蓮宗の総本山である。先ほど述べたように、佐渡から帰ってきた日蓮聖人を南部氏が招いたのが始まりである。日蓮聖人自ら、久遠寺と名づけたようだ。日蓮聖人はこの地で最晩年を過ごしたのである。もっともなくなったのは、里帰りする途中の武蔵国みたいだ。

日蓮宗の総本山ということで、気合が入る私であった。

Dscf0244

こちらの五重塔は2009年に再建されたものだ。前のやつは明治に燃えたそうだ。

Dscf0245

本堂にお参りし、出てくると、謎の白装束の集団が行進していた。

南無妙法蓮華経とひたすら行進している。これを見て、狂信者の塔とのりお師匠のツッタカ坊やを思い出してしまった。

Dscf0259 

祖師堂である。日蓮聖人を祀るお堂で、明治に江戸にあったものを移築したそうだ。

Dscf0260

ん?

Dscf0247

この報恩閣から中に入れるようだ。

Dscf0248

Dscf0249

さっきの祖師堂まで来た。なかなか立派な彫刻と扁額だ。

Dscf0250

なかなか立派な庭園があった。

Dscf0251

こりゃ書院か・・・

Dscf0252

仏殿などを散策して廻っていると、途中でお世辞にも上手とはいえない読経が聞こえてきた。どうやら修行中のお坊さんらしい。かなり若い。ここは高校も併設しているので、高校生ではあるまいか?とにかく練習していた。途中、詰まっていた。お経は難しい漢字がいっぱいやもんね。頑張れ!

報恩閣から出てきて、再び外回りを散策する。

Dscf0253

これは御真骨堂の手前にある拝殿である。この奥のお堂に日蓮聖人の遺骨が祀られているそうだ。

Dscf0255_2

ここから先は立ち入り禁止か・・・

この奥は、 手前が仏殿で、

Dscf0257 

正面が客殿である。

Dscf0258

他にも開基堂や

Dscf0261

鐘楼がある。

Dscf0262

次回は奥之院である。

2013年8月13日 (火)

難波八阪神社

平成25年1月3日。年が明けた。新年の初詣は恒例と化しつつある、4人組で行く廣田神社であった。毎度のことで微妙な御神籤を引いてしまったが、まあ、いつものことであるので今回は報告しない。

さて、正月も3日目となった閑な日に大阪まで出張ってみた。当初は生国魂神社でも行こうかと思ったが、神社に近付くと、あまりにも人が多いので、やめた。

そこで確かに難波に特徴的な神社があることを思い出した。でんでんタウンに行くついで、詣でてみるか・・・

Dscf0221

難波八阪神社である。やさかさんといえば、京都の八坂神社が有名だが、ここのやさかは字が違う。「坂」ではなく、「阪」だ。ここらへんに大阪の心意気を感じる。

字は特徴的だが、ぱっと見は特に変わった様子は無い。ご祭神も八坂神社系らしくスサノオノなどである。

境内を歩くことしばし、やがて物体が見えてきた。

Dscf0220_2

はあ・・・?

Dscf0218 

これは凄まじいデオチである。舞台が獅子の口の中にある。その名も「獅子舞台」だ。

Dscf0210

ちょうど正月ということで、雅楽?舞が奉納されていた。

Dscf0215

天狗?

Dscf0216

演奏も雅である。

Dscf0217

こういうのは正月くらいしか見れないかもしれない。ちょっと得した気分だ。

Dscf0213

すっかり獅子舞台に夢中になったが、こちらが拝殿+本殿である。

この神社は歴史はあるそうだが、昭和49年に本殿とともに獅子舞台を建ててしまったのだ。

何で建てたんやろうなあ・・・?真面目にやってきたからよ!

Dscf0219

おみくじが充実しておる。

Dscf0208

おお!別の出入り口からだと、獅子舞台が丸見えだ。こんなん道歩いていて見つけたらびっくりするわな。正月のっけからデオチであった。

2013年8月 7日 (水)

新潟慰安旅行(その6:西生寺)

今回の旅、最後の訪問地は弥彦神社から弥彦山を挟んで、ちょうど反対側にある西生寺である。

733年に行基によって開かれたというこのお寺は、歴史こそあれ、一見すると、何の変哲も無いお寺に見える。しかし、ここには、日本最古の即身仏(神奈川にもっと古いのがあるそうだが、非公開である。)があるため、有名なのだ。

即身仏とは、密教系の修行の一つで、僧侶が穴倉などに引きこもり、読経や瞑想をしつつ、飲食を断ち、絶命の後、ミイラになったものである。山形や新潟などの北国に多い。

実は、子供の頃に、オカルト系の書物でこの即身仏の存在を知り、恐れ慄くとともに、いつか見てみたいと思っていたのだ。

Dscf0197

駐車場でタクシーを降りると、寺務所に行く。

Dscf0198

こちらは水子供養の地蔵さんか?

Dscf0200

こちらは客殿である。愛染明王を祀っているそうだ。

Dscf0199

客殿の隣に庫裡があるのだが、ここで即身仏の拝見ができるのか聞いてみることにした。

中に入り、呼びかけると住職らしきお坊様が現れた。

「即身仏の拝見をさせてください。」と言うと、快く引き受けてくれた。

Dscf0201

住職に連れられ、いざ拝観開始である。

住職曰く、昔、角さん(田中角栄氏のこと)が訪れたことがあるそうだ。そのとき、書いていった書を石に彫って記念碑にしている。地元では今でも英雄なのであろう。自慢げに語っていた。というか、住職、、、距離近いよ!

住職が朝のお勤めに行くとき、上のお堂から、即身仏である弘智法印が出てくる幻視を見ることがあるそうだ。不思議なこともあるものだ。

Dscf0202

こちらの弘智法印像は、住職が見た弘智法印のお姿だそうだ。

Dscf0203

樹齢800年にもなるという大銀杏があった。

Dscf0204

いよいよ即身仏との対面が迫ってきた。

Dscf0205

こちらの弘智堂に即身仏がおられる。

Dscf0206

なかなか立派な彫りだ。

中に入ると、薄暗い中に意味ありげに御簾がかかった厨子が置かれていた。その前まで行くと、いよいよご開帳である。

住職が読経を始める。やがて、御簾を上げていく。

そして、弘智法印即身仏が姿を現した。思ったより、小さい。やはり水分が抜けて、縮んでいるのだろう。。。

さすが、写真を撮るわけにはいかなかったので、画像はない。

これは実際に自分の目で見るべきであろう。。。ただし、住職の顔が近い。

ありがたいものを拝見させていただいたが、すっかり冷えてしまって、膀胱が破裂寸前である。皆そういう状態だったようで、慌ててトイレに駆け込み、今回の旅を終えた。

この後は、新潟に行き、蕎麦を食って、飛行機で神戸に帰った。

Dsc00587

もうすぐ、2012年が終わるなあ。。。

« 2013年7月 | トップページ | 2013年9月 »