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伝説の旅ベスト5

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    1999年3月に国道2号線を使って、神戸から北九州まで旅をした伝説。帰りはフェリーで松山に上陸し、四国を横断して帰ってきた。
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    2005年12月。ホノルルマラソンに出走。人生を変えた旅。
  • 第三位:英国旅行
    飯は不味いが、とにかくお洒落な街と大英博物館、ストーンヘンジ、カンタベリー最高!
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    ベルリン、プラハ、ブタペスト、ウィーン、ヴェネチア、アムステルダムと6カ国の都市を主に列車で巡った。飯が美味かった。
  • 第一位:北部インドの旅
    2007年2月。とにかくカルチャーショックの連続だった。

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2013年6月

2013年6月23日 (日)

別府地獄めぐり(その10:坊主地獄)

地獄組合には加盟していないが、別府で地獄といったら、外せないのが、今回の坊主地獄である。鬼石坊主地獄というのもあるので、ややこしいが、こちらのほうが古くから存在する。

P1090695

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中に入り、ふと路傍を見ると、蹲と何故か寒山拾得がいらっしゃった。

こんなところでマニアを喜ばせる趣向を凝らしているとは、やりおるわい!

P1090697

内部はこのような通路に沿って、坊主地獄を見学していくことになる。

P1090698

通路沿いには、こういった熱泥が噴出す地獄が点在している。この熱泥が噴出したところが坊主頭みたいだから、坊主地獄なのである。

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この坊主頭がなかなか上手く撮れない。今度は撮れたかな?

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この地点は昭和48年に爆発を起こしたそうだ。高さ10mまで熱泥が噴出し、TV中継されたそうだ。

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天然記念物といっても国ではなく、大分県のだそうだ。

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何故、蝦蟇仙人?

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この穴は平成元年に爆発したそうだ。

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延内寺爆発跡?

そう、ここには延内寺という寺があったのだ。1498年の日向灘地震の際、爆発が発生し、住職もろとも建物が吹っ飛んだそうだ。壮絶な話である。以来、住職は行方不明のままである。

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ここに建物があったのか、今はただの窪みと化している。

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実際に人が死んでいるということで、今回廻ってきた地獄では唯一薄ら寒いものを感じてしまった。泥坊主だけでなく、こういう謎の石仏で見学者を楽しませてくれる、小粋な地獄なのであった。

これにて地獄巡り完結である。

2013年6月14日 (金)

別府地獄めぐり(その9:龍巻地獄)

血の池地獄のすぐ近くに龍巻地獄はある。

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この地獄は言わずと知れた間欠泉である。

建物の中を通過すると、

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このようなアリーナに連行される。

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皆で何を見ているかというと、これだ!

ここから間欠泉が噴出すのだが、まだ時間ではない。

仕方ないから、アリーナ席で本でも読んで待っていよう。。。

間欠泉といえば、イエローストーンなんかが有名だ。ここ龍巻地獄は規模こそ小さいが、とにかく、噴出す間隔が短い。20~40分間隔で噴出しているそうだ。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

!?

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おお!噴出したね。。。

P1090693

しかし、結構勢いがあるのに、石造りの屋根に跳ね返されて、ずいぶんしょぼくなってしまっている。これは観客に飛び散らないようにという配慮なのだそうだ。何とももったいない気がする。

しかし、本当にデオチである。基本的に噴出を見て終わりなのである。何とも微妙な気持ちになるのであった。。。

2013年6月10日 (月)

別府地獄めぐり(その8:血の池地獄)

鉄輪温泉エリアから離れ、柴石温泉のエリアにやってきた。ここには、かの有名な血の池地獄と龍巻地獄がある。

まずは血の池地獄からだ。

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血の池地獄は、豊後風土記や万葉集にも赤湯泉として紹介されている、大変歴史のある地獄である。公式ページでは、日本最古の天然地獄と称している。

また、海地獄白池地獄、龍巻地獄とともに国の名勝に指定されている。

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ほぼ出落ちであるが、ご覧のとおり、湯が赤い。

酸化鉄は主な成分だそうだ。

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散策していると、滝があった。

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爆発ヶ所とな!?

実はこの地獄、たびたび大爆発をすることでも有名である。

近年だけでも、明治8年、13年、21年、27年、38年、44年、大正元年、昭和元年、2年と爆発しているのだ。昭和2年の爆発は何と、高さ220mにも達したという。。。

現在は、池の攪拌作業を行っており、それ以来、爆発は起きていないそうだ。

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ここで爆発があったのか・・・。おお、怖っ!

2013年6月 9日 (日)

別府地獄めぐり(その7:鬼石坊主地獄)

海地獄のすぐそばに鬼石坊主地獄はある。

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鬼石坊主地獄はずっと閉鎖されていたが、2002年に40年ぶりにリニューアルオープンした地獄だ。

ややこしいが鬼石がつかず、地獄組合に加盟していない坊主地獄がある。こちらのほうが鬼石より古くから存在するため、本坊主地獄ともいう。今回は新しい鬼石のほうを紹介する。何でも鬼石とは初代所有者の屋号だそうだ。

熱泥がぽこぽこと坊主の頭のように噴出しているので、坊主地獄の名がある。

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こんな感じだ。なかなか坊主頭の瞬間を撮るのが難しい。

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こちらは噴気だけのようだ。

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まあ、こんな感じだ。他にも足湯がある。この地獄はほとんど出落ちなので、特に突っ込むところはない。以上である。

2013年6月 4日 (火)

別府地獄めぐり(その6:海地獄)

海地獄にやってきた。

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なかなか盛況だ。

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海地獄は、白池地獄、血の池地獄、龍巻地獄とともに、国指定名勝に指定されている。

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地獄の手前にある池では睡蓮が植わっていた。

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地獄に辿り着くには、強制的にお土産屋さんが入る、この建物を通らなければならない。

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建物から出ると、地獄だ。湯気でよく見えない。

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湯気で微かにコバルトブルーの美しい池が見える。これが海地獄である。

海地獄は1,200年前の鶴見岳の爆発で誕生したとされる。コバルトブルーの主成分は、硫酸鉄である。思わず、湯に浸かって泳ぎたくなる衝動を覚える。しかし、その温度は98℃である。そんな中を泳げば、大変なことになるのだ。

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あれれ?神社があるのか?

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その名も海地獄神社。まんまじゃん・・・

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そして、海地獄名物?温泉熱を利用した温室だ。

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ご覧のように、アマゾンの巨大水草、オオオニバスが栽培されている。

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子供の頃に見た図鑑で、この葉の上に乗る子供を見て、大層羨ましかったが、ここでは子供を乗せるイベントもやっているそうな。。。

もう乗れない大人になってしまった私には、オオオニバスはさほど興味が涌かない。

さて、そろそろ出るか、、、

結局、海地獄は青くて、とってもきれいってことで結論が出た。

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あれ?海地獄っぽくないのもあるぞ?

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