高塚愛宕地蔵尊
平成24年10月27日。ちょうど天ヶ瀬温泉にて温泉修行を行った後、近くの高塚地蔵を訪れた。
高塚愛宕地蔵尊はお寺というわけではない。地蔵を本尊としながらも、鳥居があるという神仏混淆スタイルの宗教法人である。
もうかなり遅くなったが、まだ参拝できるだろうか?
まだOKだったようだ。
階段を上ると、鐘があった。本当に神仏混淆である。ちょっと混乱する。
鈴が吊り下がっている。こういうのは、神道的な参拝のほうがいいのか、仏式なお参りがいいのか、悩みどころである。とりあえず、仏式でいくか・・・
後ろに神社の本殿らしきものがあった。ということは、神道的な参拝のほうがよかったかな?
本殿の後ろには、夥しい数の地蔵様が並んでいる。
おや、このトンネルは?
おお!中に地蔵様が並んでいるぞい!
中に入りたかったが、閉鎖されていた。もう少し早く着ていれば、中に入ることができたのだろう。。。残念だ。
おお!こんなところに仏教界のスーパースター、弘法大師様が・・・
あれ?ここって行基縁の地蔵様では?
行基がこの地を訪れた、とある晩に地蔵尊を念じていたときに、銀杏の木の上で光る玉を見つけるという奇跡が起こった。このことから、行基自ら地蔵を彫って、地蔵を拝めと村人に説いたのが高塚地蔵の始まりだそうだ。玉のうちは一つは乳の形をしていたことから、発見した銀杏は乳銀杏と呼ばれたとな。そして、乳銀杏は、子宝や乳にご利益があるとして、崇拝の対象となったそうだ。
ご神木の乳銀杏である。でかすぎて、全ぼうがよく分からなかった。
もうすぐ日が暮れる。さて、帰るか・・・
高塚地蔵を後にした。
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