九州温泉修行ⅩⅨ(明礬温泉、亀川温泉、浜脇温泉)
平成24年11月18日。いよいよゴールが見えてきた九州温泉修行である。残す11箇所は別府で消化する。今回は別府の第一弾である。
まずは明礬温泉である。実は以前、明礬湯の里を訪問しているが、今回はその他に登録されている2軒を廻る。
まずは豊前屋旅館(No.78)である。
旅館の中に入ると、ちょうど昼に宴会があるらしく、忙しそうにしていたが、親切に対応してくれた。
風呂は内湯のみで、小さいが、とにかく泉質がいい。程よい硫黄臭が温泉に入ったという充実感を誘う。他に客もおらずゆっくりできた。ただ、少し熱かった。
続いて、さわやかハートピア明礬(No.79)である。
浴場には、この遊歩道を歩かなければならない。
奥に進むと、浴場の棟がある。中は一見、内湯のみに見えるが、小さな入り口があり、外の露天にでることができる。
今度は少し移動して、海岸にやってきた。亀川温泉から別府海浜砂湯(No.80)にやってきた。ある意味、別府の名物になっている、海岸にある砂湯である。
受付に行くと、ちょうどもうすぐの番で入ることが出来た。順番になり、浴衣をもらうと更衣室で裸になり、浴衣を羽織る。
外に出ると、砂をかけてくれるご婦人方が待っていた。砂場に寝そべると、上から砂をかけてくれる。砂は温泉を含んでいるので、とっても温かいが、重い。
顔は涼しいので、いい塩梅である。眠くなってきたら、あっという間に終わった。砂が取り払われると、汗なのか体がびしょ濡れである。それが潮風に吹かれると、確実に体温を奪う。凍えながら、内湯に入り、温まった。
続いて、同じく亀川温泉から四の湯温泉(No.81)であるが、どこやねん!
さっぱり分からず、うろうろしていると、
公園の向こうにあるのが怪しい!
やはりここだった。少し分かりにくいのだ。
何ともレトロな雰囲気のある浴場である。
中に入ると、一層レトロである。脱衣場と浴室が一体のスタイルで、注意書きとか見ていると面白い。湯は単純泉の柔らかいお湯である。照明も少なそうで、夜はどんな雰囲気なのか、興味をそそられた。
最後に浜脇温泉の茶房たかさきの湯(No.82)である。
ここはその名のとおり喫茶店である。したがって、喫茶をする必要がある。そのおまけで風呂に入らせていただくのだ。ちょうど一服したかったので、ちょうどいい。お店のオーナーはかなりの温泉マニアで色々話をしてくれた。ここで、盛んに別府八湯温泉道を薦められた。別府八湯温泉道は、九州温泉道の元祖ともいえる企画である。別府市の観光協会が主催のスタンプラリーで、88箇所の温泉施設に入浴するものである。
オーナーの熱心な勧誘により、こちらもスタートする羽目になった。別府八湯温泉道の記念すべきNo.1はここ茶房たかさきとなった。
お茶で休憩した後は、風呂である。
まさしく、お宅のお風呂借りますよノリである。お湯は単純泉で柔らかかった。当然貸切状態であるので、ゆっくり入ることが出来た。非常に面白い体験であった。
今回の修行はここまでである。次回はいよいよグランドフィナーレである。
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