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伝説の旅ベスト5

  • 第五位:第一次九州遠征(2号線の旅)
    1999年3月に国道2号線を使って、神戸から北九州まで旅をした伝説。帰りはフェリーで松山に上陸し、四国を横断して帰ってきた。
  • 第四位:ハワイのんびり旅行
    2005年12月。ホノルルマラソンに出走。人生を変えた旅。
  • 第三位:英国旅行
    飯は不味いが、とにかくお洒落な街と大英博物館、ストーンヘンジ、カンタベリー最高!
  • 第二位:中欧旅行
    ベルリン、プラハ、ブタペスト、ウィーン、ヴェネチア、アムステルダムと6カ国の都市を主に列車で巡った。飯が美味かった。
  • 第一位:北部インドの旅
    2007年2月。とにかくカルチャーショックの連続だった。

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2013年4月

2013年4月30日 (火)

別府地獄めぐり(その1:白池地獄)

平成24年11月24日。九州八十八湯めぐりもいよいよフィナーレを迎える、この日、地獄めぐりを楽しんだので、ここに報告する。

別府といえば、地獄めぐりである。知らない人はいないだろうが、別府地獄めぐりとは、奇奇怪怪な源泉群を地獄と称して見物する観光コースである。別府地獄組合という組織に登録されている地獄を観光バスで観光していくのが一般的である。その歴史は相当古く、大正時代にはもうバス観光が行われていたようだ。私は当然、車で廻る。大学のときにぎーさんと一緒に巡って以来だ。楽しみである。

別府地獄組合に所属している地獄は、海地獄、鬼石坊主地獄、山地獄、かまど地獄、鬼山地獄、白池地獄、血の池地獄、竜巻地獄の八つである。最も、血の池と竜巻以外は、鉄輪温泉のエリアに、血の池と竜巻も柴石温泉のエリアに固まっているので、実際には2箇所車で行けば、後は徒歩で回れるのだ。

まずは白池地獄からである。

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白池地獄は、海地獄、地の池地獄、竜巻地獄とともに、平成21年に国の名勝に指定された。

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白池地獄は、初めは透明だが、温度が下がると、湯が白濁することから、その名がある。

ここだけならば、ただの濁り湯である。

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密かに一遍上人像がたたずんでいた。

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人喰魚ピラニア?

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ここの売りは、熱帯魚館が併設されていることである。

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ピラニアと思いきや、コロソマだった。こいつは確か、木の実とか食うはずだ。決して、人は食わない。

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でた!人食魚ピラニアだ。ってか、可愛らしいな、、、

私の実家では、昔、ピラニア・ナッテリーを飼育していたことがある。ミシシッピーアカミミガメと一緒に飼っていたが、ある日、カメの足の指が食いちぎられていた。まあ、カメはその後、普通に暮らしていたので、心配なく。。。ピラニアは通常は臆病な魚である。普通に飼える。

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昔の記憶だと、ピラルクーがいたような・・・と考えていると、まだ先があった。

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カイヤンだ。東南アジアのナマズですな。

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でかい水槽にシルバーアロワナと書いてあるので、どんな巨大な魚かと思えば、、、

とても1mはありそうにない。

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可愛いなあ。。。

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ピラルクーはまだか?

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待ってました!いよいよピラルクーだ。

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アマゾンの大王魚ピラルク!ご存知、世界最大級の淡水魚だ。

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ん?

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どうみても、幼魚やな。。。

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剥製もあるよ!

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地獄はきれいだが、水族館は・・・

このチープさがマニア心をくすぐるのであった。

2013年4月16日 (火)

高塚愛宕地蔵尊

平成24年10月27日。ちょうど天ヶ瀬温泉にて温泉修行を行った後、近くの高塚地蔵を訪れた。

高塚愛宕地蔵尊はお寺というわけではない。地蔵を本尊としながらも、鳥居があるという神仏混淆スタイルの宗教法人である。

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もうかなり遅くなったが、まだ参拝できるだろうか?

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まだOKだったようだ。

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階段を上ると、鐘があった。本当に神仏混淆である。ちょっと混乱する。

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鈴が吊り下がっている。こういうのは、神道的な参拝のほうがいいのか、仏式なお参りがいいのか、悩みどころである。とりあえず、仏式でいくか・・・

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後ろに神社の本殿らしきものがあった。ということは、神道的な参拝のほうがよかったかな?

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本殿の後ろには、夥しい数の地蔵様が並んでいる。

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おや、このトンネルは?

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おお!中に地蔵様が並んでいるぞい!

中に入りたかったが、閉鎖されていた。もう少し早く着ていれば、中に入ることができたのだろう。。。残念だ。

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おお!こんなところに仏教界のスーパースター、弘法大師様が・・・

あれ?ここって行基縁の地蔵様では?

行基がこの地を訪れた、とある晩に地蔵尊を念じていたときに、銀杏の木の上で光る玉を見つけるという奇跡が起こった。このことから、行基自ら地蔵を彫って、地蔵を拝めと村人に説いたのが高塚地蔵の始まりだそうだ。玉のうちは一つは乳の形をしていたことから、発見した銀杏は乳銀杏と呼ばれたとな。そして、乳銀杏は、子宝や乳にご利益があるとして、崇拝の対象となったそうだ。

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ご神木の乳銀杏である。でかすぎて、全ぼうがよく分からなかった。

もうすぐ日が暮れる。さて、帰るか・・・

高塚地蔵を後にした。

2013年4月11日 (木)

九州温泉修行ⅩⅩ(鉄輪温泉、明礬温泉、別府温泉)並びに別府湯巡りⅠ(鉄輪温泉、柴石温泉)

平成24年11月24日。時は来た!いよいよ九州八十八湯めぐりも今回、フィナーレを迎える。また、前回の茶房たかさき以来、別府八湯温泉道にも参加することにしたので、その分も併せて報告する。

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まずは地獄巡りで御馴染みの鉄輪温泉から、渋の湯(No.83)を紹介する。別府温泉道ではNo.2である。

中に入ると、ロッカー代が入浴料になっていた。つまりロッカーを使わないと、無料ということになる。浴室から脱衣場が丸見えなので、ロッカーを使う必要もないが、ここは礼儀として払うことにした。

いかにも地元の人に愛されているような共同浴場で、小さな浴槽があるだけだ。湯は、少し金気のある、塩系の温泉だ。早朝にやってきたので、体が冷えていたが、かなりぽかぽかになった。結構お薦めの温泉である。ただし、人が少なければだが・・・

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鉄輪の温泉街を歩いていると、一遍上人がおられた。ここ鉄輪は、何と一遍上人が開いたとされる温泉なのである。やるなあ~

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続いて、鉄輪むし湯(No.84、別府No.3)にやってきた。ここは文字通り、蒸し風呂がメインである。まず初めに、内湯で体を洗うと、湯気がもんもんの石室の中に入る。中には、石菖とかいう薬草が敷き詰められており、草臭い。

やれやれと中で体を横にすると、隣でおっさん二人が声をかけてきた。かなりご機嫌であるが、石室なので、声が響く。めんどくさいなあ・・・

おっさんが顔をぬぐうと、たぶん汗であろがぴちゃぴちゃと音がした。あまりいい気分がしなかった。私は基本的にサウナの類は苦手なので、あまりいいとは思わなかったが、スチームサウナが好きな方にはお薦めであろう。むし湯から出ると、内湯に浸かることも可能である。

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店の前にはプチ蒸し湯として足蒸しが無料で提供されていた。

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同じく鉄輪温泉のひょうたん温泉(No.85、別府No.4)にやってきた。この温泉は、かつて四人組(私、ぎーさん、JIN、くっぺちゃん)で九州をうろついていた時に訪れたことがある思い出の場所である。

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この湯雨竹は、竹に湯をあてることよって温度を冷ますものである。時々、他の温泉地で見かけるがここが発祥だ。

脱衣場に入ると、何とも古くなっていた。15年以上前はもうちょっと新しかったような。。。脱衣場から階段を降りると、浴場だ。こんな階段のことはすっかり忘れていた。浴場も見覚えがない。すっかり記憶から抜けている。ただ一箇所、この温泉の名物、うたせ湯を見ると、記憶が甦った。うたせ湯の下にたまっているお湯の中を、ぎーさんが器用にカエル泳ぎをしていた記憶が鮮明に甦ったのだ。懐かしい!

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ここから九州八十八湯から離れる。ここは海地獄の中にある足湯(別府No.5)だ。別府のほうは、こういう足湯も登録されている。これで稼ぐとしよう。。。

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こちらは鬼石坊主地獄内の足湯(別府No.6)である。少し硫黄臭い。

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血の池地獄内の足湯(別府No.7)である。これまでの地獄は鉄輪温泉所属であるが、この血の池地獄は柴石温泉になるらしい。地獄を見物した後に入る足湯はなかなかである。

地獄内の足湯はこれにて終了し、本題に戻る。

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明礬温泉の照湯温泉(No.86、別府No.8)にやってきた。以前にこの辺りを通ったときにぎーさんが宮○照温泉とか言っていたのを思い出すが、当然、全然関係ない。

小さな浴場であるが、絶品の泉質と言っておこう。というか、やはり温泉大国別府である。しょぼいところなど、ほとんどない。

続いて、別府駅の近くに向かう。別府温泉のエリアである。

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別府の駅前にある、この温泉、その名も「駅前高等温泉」(No.87、別府No.9)である。べたなネーミングであるが、なかなかの名湯である。中に入ると、ぬる湯とあつ湯がある。私はぬるい湯のほうが好きだが、あつ湯に誰も入っていないといわれたので、あつ湯に入った。さうがに熱いが、実に爽快である。ここを除けば、あと一つという余裕から、ゆっくり浸かることができた。

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そして、いよいよ最後である。このいかにも歴史ありそうな建物は、竹瓦温泉(No.88、別府No.10)である。この場所にたどり着くには、ちょっとピンクな店を通る必要があるので、難関だ。

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中も何ともレトロである。ここの名物は砂湯である。15年以上前に四人組で来たことがある。今回も砂湯に入ろうかと思ったが、入るのにかなりの長時間を待つ必要があるとのことだ。まあ、砂湯嫌いやし、ええか・・・と内湯のみに入ることにした。この内湯は、前回来たときめっさ熱かった思い出がある。入れるか心配だ。

・・・?

あれっ?確かに熱いけど、普通に入れるぞ!?

私が高温耐性を獲得したのか、温泉のほうが温度を下げたのか?

不思議であったが、おかげでゆっくり浸かった。

温泉を出ると、最後の大仕事、申請に向かう。申請は御湯印帳なるスタンプ帳を持って、竹瓦温泉の近くにある「べっぷ野上本館」という旅館で行う。受付で達成しましたと御湯印帳を渡すと、「おめでとうございます」と言ってくれた。嬉しいものだ。

こうして、九州八十八湯めぐりを達成し、「泉人」に認定されたのであった。

後日、認定証などが郵送されてきたが、中に新たな御湯印帳が入っていたことを記しておく。さすがに二順目はしたくないねぇ┐(´-`)┌

2013年4月 8日 (月)

九州温泉修行ⅩⅨ(明礬温泉、亀川温泉、浜脇温泉)

平成24年11月18日。いよいよゴールが見えてきた九州温泉修行である。残す11箇所は別府で消化する。今回は別府の第一弾である。

まずは明礬温泉である。実は以前、明礬湯の里を訪問しているが、今回はその他に登録されている2軒を廻る。

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まずは豊前屋旅館(No.78)である。

旅館の中に入ると、ちょうど昼に宴会があるらしく、忙しそうにしていたが、親切に対応してくれた。

風呂は内湯のみで、小さいが、とにかく泉質がいい。程よい硫黄臭が温泉に入ったという充実感を誘う。他に客もおらずゆっくりできた。ただ、少し熱かった。

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続いて、さわやかハートピア明礬(No.79)である。

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浴場には、この遊歩道を歩かなければならない。

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奥に進むと、浴場の棟がある。中は一見、内湯のみに見えるが、小さな入り口があり、外の露天にでることができる。

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今度は少し移動して、海岸にやってきた。亀川温泉から別府海浜砂湯(No.80)にやってきた。ある意味、別府の名物になっている、海岸にある砂湯である。

受付に行くと、ちょうどもうすぐの番で入ることが出来た。順番になり、浴衣をもらうと更衣室で裸になり、浴衣を羽織る。

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外に出ると、砂をかけてくれるご婦人方が待っていた。砂場に寝そべると、上から砂をかけてくれる。砂は温泉を含んでいるので、とっても温かいが、重い。

顔は涼しいので、いい塩梅である。眠くなってきたら、あっという間に終わった。砂が取り払われると、汗なのか体がびしょ濡れである。それが潮風に吹かれると、確実に体温を奪う。凍えながら、内湯に入り、温まった。

続いて、同じく亀川温泉から四の湯温泉(No.81)であるが、どこやねん!

さっぱり分からず、うろうろしていると、

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公園の向こうにあるのが怪しい!

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やはりここだった。少し分かりにくいのだ。

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何ともレトロな雰囲気のある浴場である。

中に入ると、一層レトロである。脱衣場と浴室が一体のスタイルで、注意書きとか見ていると面白い。湯は単純泉の柔らかいお湯である。照明も少なそうで、夜はどんな雰囲気なのか、興味をそそられた。

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最後に浜脇温泉の茶房たかさきの湯(No.82)である。

ここはその名のとおり喫茶店である。したがって、喫茶をする必要がある。そのおまけで風呂に入らせていただくのだ。ちょうど一服したかったので、ちょうどいい。お店のオーナーはかなりの温泉マニアで色々話をしてくれた。ここで、盛んに別府八湯温泉道を薦められた。別府八湯温泉道は、九州温泉道の元祖ともいえる企画である。別府市の観光協会が主催のスタンプラリーで、88箇所の温泉施設に入浴するものである。

オーナーの熱心な勧誘により、こちらもスタートする羽目になった。別府八湯温泉道の記念すべきNo.1はここ茶房たかさきとなった。

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お茶で休憩した後は、風呂である。

まさしく、お宅のお風呂借りますよノリである。お湯は単純泉で柔らかかった。当然貸切状態であるので、ゆっくり入ることが出来た。非常に面白い体験であった。

今回の修行はここまでである。次回はいよいよグランドフィナーレである。

2013年4月 7日 (日)

九州温泉修行ⅩⅧ(筌の口温泉、筋湯温泉、赤川温泉、天ヶ瀬温泉)

平成24年10月27日。今回の温泉修行は大分県を巡る。

まずは、川端康成がこよなく愛した温泉、筌の口温泉の旅館新清館(No.73)である。

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なかなか素敵な外観をしている。

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中に入ると、素敵な囲炉裏があった。

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露天には、ここから徒歩で向かう。

木々の間を歩いていると、やがて露天風呂が見えてきた。

お湯は、神秘的な緑を帯びたような黄土色をしている。炭酸水素塩泉のお湯で、何ともいい泉質だ。とにかく森の中にひっそりとある雰囲気は何とも素晴らしい。おまけに人がおらず、大浴場を独占できたのが幸せであった。

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続いて、同じく筌の口温泉から、炭酸温泉山里の湯(No.74)にやってきた。

受付で料金を払うと、別棟に向かう。

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ここのお湯は炭酸泉である。なかなかいい温泉であるが、めちゃくちゃ泡つきが良いとまではいえない。

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続いて、筋湯温泉からうたせ大浴場(No.75)である。

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この販売機でメダルを購入し、

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ここにメダルを投入し、ゲートをくぐる。

中に入ると、早速うたせ湯の轟音が響く。

温泉自体は無色透明の単純泉、柔らかなお湯である。とにかく、うたせ湯が面白かった。

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そして、赤川温泉の赤川荘(No.76)にやってきた。ここには昨年、うっちょ、球児、ツッチーとともに宿泊した。思い出の旅館である。

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我々がワサオと勝手に呼んでいた看板犬も健在である。

温泉はあいかわずの硫黄臭であった。さすがにこの季節になると、低温の露天にはいけなかった。一瞬入ったがたまらず内湯に戻ってくると、他のお客さんに声をかけられた。皆さん、一度チャレンジして諦めたらしい。夏はいいのだろうけどねぇ。。。

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最後は、天ヶ瀬温泉の天ヶ瀬温泉館シャレー水光園(No.77)である。

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川原にある露天に向かう。

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開放的でなかなか良い。川から臭ってくるのか、少し川臭い気がする。それも風情であろう。

こうして、今回の温泉修行を終える。

2013年4月 5日 (金)

九州温泉修行ⅩⅦ(地獄温泉、垂玉温泉、阿蘇坊中温泉、満願寺温泉、黒川温泉)

ペルー旅行記を書き終えて、久々に九州温泉修行を記す。

平成24年10月21日。今回の温泉修行は、熊本である。

まずは、地獄温泉の清風荘(No.68)である。

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何とも恐ろしげな名前の温泉であるが、ここ清風荘ともう一軒しか温泉宿がない。

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日本秘湯を守る会の提灯があった。

この温泉、実は10年以上前に、ぎーさん、JIN、くっぺちゃんと一緒に訪れている。すずめの湯という混浴露天風呂が有名である。底には、軽く泥がたまっており、何とも硫黄くさかったのを覚えている。この温泉に入った後は、1週間は体が硫黄臭を発していた。実家の浴室の脱衣場で下着を脱いで置いていると、おとんが臭っ!と騒ぐほどの威力だった。

久しぶりにあの臭さを味わえる。楽しみだ。

すずめの湯の更衣室(男女別)で着替え、全裸で外に飛び出した。

そして、おばちゃんやおっさんの群れる露天風呂に駆け込んだ。お湯はぬるめで、長く入られる。しかし、入った途端、妙な違和感を感じた。

あれ?

風呂の中にすのこが敷いてある?昔、こんなんあったっけ?しかも、硫黄臭さが些か薄いような・・・?今まで数々の硫黄系温泉に入ってきたため、臭いに慣れてしまったのだろうか?不思議だった。

シャワーもないところは相変わらずだった。

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

続いて、垂玉温泉の山口旅館(No.69)にやってきた。

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この旅館、何とうっちょが昔バイトをしていたそうだ。何でも、トンでもなく熱い風呂があるらしい。こいつは楽しみだ。

早速、入った。少し金気のあるお湯であるが、特に熱くはない。内湯と露天と入ってみたが、普通にくつろげる温度であった。人もあまりおらず、ゆっくりくつろげた。

後日、うっちょに熱くなかった旨、報告すると、不思議がっていた。万人受けするように、方針転換したのかな?

まあ、私は熱い風呂は苦手なので、ちょうどよかったのだけれども・・・

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

続いて、阿蘇坊中温泉の夢の湯(No.70)にやってきた。

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軽く褐色の少し鉄っぽい温泉であった。子供がわあーって入ってきて、くつろげなかった。

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

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続いての目的地、満願寺温泉にやってきた。

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風呂に行く前に、満願寺に寄ってみよう。なかなか立派な山門だ。

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文永の役の際、時の鎮西奉行、北条時定が建立したと伝えられる、大変歴史のある寺だそうだ。

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意味深な石仏が祀られていた。

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庭園もある。

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この宝塔は熊本県の重要文化財だそうだ。

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さて、いよいよ風呂である。

満願寺温泉館(No.71)という、共同浴場である。地元の人らの憩いの場のようだ。ちょうど今は人がいない時間帯だったようで、狭い浴場ながら、独占して入ることができた。お湯は、単純温泉の柔らかなお湯である。人がいなくて、ゆっくり浸かることができた。

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共同浴場の前に、「日本一恥ずかしい露天風呂」と銘打った露天風呂があった。

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川べりにある小さな露天風呂である。

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なるほど、道から丸見えなワケね!

折角だから、料金を払って、入ってみた。

別に私にとっては恥ずかしくもなんともないのだ。

川の水が若干入ってくるのか?何となく川臭かった。

風呂から出て、着替えていると、観光客がやってきて、入ったの?みたいな顔をしていた。

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

最後は、黒川温泉の山河(No.72)である。

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以前、一回訪れているのだが、そのときは生憎の工事で閉鎖中という悔しい思いをした。

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日本秘湯を守る会があった。これは期待できる?

ロビーで入浴料を払う。今日は露天風呂でTV撮影が行われているらしい。内湯しか入れないが、仕方ない。

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良かった!の一言に尽きるお湯であった。硫黄泉であるが、とにかくいい温泉に入ったという気持ちになった。さすが、秘湯を守る会である。

ここにはいつか、宿泊したいものだ。

こうして、今回の修行を終えた。いよいよゴールが見えてきた。

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