マチュピチュへの誘いNY特別編(その7:自由の女神(遠景)、そして帰国)
マンハッタン島の南端までやってきた。ここの港からリバティ島行きのフェリーが出ている。リバティ島と言えば、自由の女神が立っている島である。
なかなか混雑している。別にこれからリバティ島に行こうというわけではない。今回は、残念ながら、そんな時間はないのだ。
ここから、自由の女神見えないかなあと思って来た次第である。
見えた!
本当に微かに見える程度だ。この無念は、いつか晴らそう・・・
さて、そろそろ帰るか。。。
地下鉄に乗って、ホテルに戻った。
ホテルで荷物を受け取ると、ホテルからタクシーを呼んでもらった。この辺りは、行きで大失敗した経験が活きた。
イエローキャブに乗り込むと、一路空港へ。
行きとはうって変わって、大幅な時間短縮となった。途中、JIN氏が自分の感覚と違う道だとか言うので、本当に空港に向かっているのか不安になったが、まったく大丈夫だった。タクシーの運転手はにこりとも笑わないので、不安になるのだ。
空港に着くと、料金とチップを渡す。ここでやっと表情が和らいだ。
ジョン・F・ケネディ国際空港である。
いよいよ、ニューヨークもお別れかあ~
運よく、ちょっと広めの席に座ることができた。ラッキーである。
ロスに着いた。ロスで晩飯をとることにしたが、店があまりない。
仕方ないので、メキシコ料理のファーストフードを食べた。あまり美味しくないなあ・・・
特に何もすることがない。羽田行きの便は深夜1時過ぎに出発する予定である。
もうすぐ帰りに乗るANAの受付が始まろうというのに、前の中国の某航空会社がなかなか受付を終了しない。なんか混乱してるみたいと思ったら、まだ来ていない乗客がいるらしい。航空会社も諦めて受付を終了したときに、やっと客がやってきた。うげっ!日本人やん!恥ずかしいなあ。。。この客、結局飛行機に乗り込めなかったのだが、荷物は先に旅立たれた状態である。大層ご立腹で、抗議していたが、当然認められる訳がない。見ていて、とっても恥ずかしかった。
やっとANAの番だ。
飛行機に乗ると、何故か席のランクが上がっていた。ラッキーである。おかげ快適な空の旅を続けることができた。快適すぎて、ほとんど寝ずに映画を見まくってしまった。
寝不足で羽田に着いた。9月3日早朝5:00である。
荷物受け取りでベルトコンベアー前に立っていると、前に見覚えがある後姿が・・・
まさか!?
と思い、よくよく見てみると、
マチュピチュからの帰りの列車で同席した革靴さんであった。びっくりである。まさかここで再開するとは・・・。不思議なこともあるものよ。
早すぎて、店も開いていない。仕方ないので、早速国内線乗り場に向かった。ちょっとした土産屋さんしか開いていなかった。JINは神戸空港行き、私は佐賀空港行きに乗る。JINのほうが早い出発である。JINが帰った後、一人取り残された私は、とてつもない孤独に苛まされた。ラウンジでジュースとパンを食べても、どこか上の空であった。ああ、とうとう旅が終わってしまったのだなあと現実に打ちのめされた瞬間であった。
やがて、飛行機に乗り込んだ。
こうして、ペルー旅行(おまけでニューヨークも)が終わった。昼飯を家の近くの回転寿司へ食べに行った。とにかく和食が食べたかったのだ。普段は全く美味しく感じないのだが、このときはとにかく美味しく感じた。いかに今まで残念なご飯しか食べていなかったのか、思い知らされた。
おしまい。