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2013年2月14日 (木)

マチュピチュへの誘い(その33:アグアスカリエンテス~クスコ)

アグアスカリエンテス駅に着いた。

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二日間過ごしたこの地とも、いよいよお別れである。

ここからペルーレールのビスタドームという列車に乗り、クスコに近いポロイまで行く。ポロイからは車でクスコまで行く予定だ。

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売店で飲み物等を買うと、列車に乗る。

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この列車のようだ。

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車内はこんな感じである。

行きと違い、向かい合わせの席であった。どんな人が来るのかと思えば、どうも日本人男性のようであった。この人は、アウトドアな服装をしているにも関わらず、何故か足元が革のドレスシューズという特徴的なファッションをしていた。しかも、全然しゃべらない、不思議な御仁であった。ちなみに通路を挟んで隣にも日本人男性(大阪の人)がいたが、この人とは、ワイナピチュの頂上で会ったこともあり、しゃべった。

やがて、列車が動き出した。

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さて、売店で買ったお菓子でも食べるかね。。。

お菓子を食べて、しばらくすると、

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JIN氏が飲むというので、おつかれちゃ~んのビアで乾杯をした。

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ほろ酔いになったところで、車内サービスの軽食がきた。飲み物は、やっぱコカ茶でしょう!

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おお、凄い景色やね!雪が残っておるよ。

出発してから、いくらか時間が立ち、そろそろ飽きてきた頃、

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変な仮面をつけたおっさんがいかにもペルーな音楽にのせて踊りだした。何でもこの地方に伝統的な舞踏だそうだ。車内サービスの一環である。

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そして、お次は客室乗務員によるアルパカ製品のファッションショーである。

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乗務員のお兄やんがドヤ顔でかっ歩する。

まあ、要するによかったら買ってねということだ。

初めは面白かったが、途中から飽きてしまった。

やがて、日もすっかり暮れ、まもなくポロイに着いた。

ん?なんか頭が痛いような気がする。JIN氏も?

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外に出た。

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ほんのり肌寒かった。

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駅から出ると、迎えの車が来ていた。

早速、クスコに向けて車が走り出す。

んん?やっぱり頭が痛い。

そうこうしていると、クスコの街の灯りが見えてきた。

はっきり言って、かなり美しい夜景である。このあと、街歩きしたら感動モノやろうと思っていたら、思いっきり酔った。

クスコの街は排気ガスのせいか空気が悪かった。それにも関わらず運転手が窓全快、なおかつクスコの街特有の道路の段差にすっかりしてやられた。

かなり気持ち悪くなった。JIN氏もだんまりを決め込んでいる。

死にそうになりながらホテルに着いた。

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部屋に入ると、ベッドに倒れこむ二人。

車を降りたのに、何故か気分が悪い。頭がガンガンする。JIN氏も同様の症状である。

これはひょっとして高山病ではあるまいか?

しばらく倒れていたが、何か食べなければと二人で相談する。

といっても街に繰り出す元気はない。ホテルのレストランでスープを飲むのがせい一杯であった。夕食を終えると、シャワーを浴びる元気もなく、そのままベッドに倒れた。このまま睡眠をとることにしたが、長い長い苦痛の夜を過ごす羽目になったのであった。

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