マチュピチュへの誘い(その37:サクサイワマン)
ケンコーからそのまま徒歩でサクサイワマンへ向かう。
おお!橋やで!
城壁らしきものが見えてきた。
サクサイワマンまでやってきた。
サクサイワマンとは、満腹の隼を意味する遺跡である。城塞、宗教的施設等の諸説があるが、何の施設だったかは、よく分かっていない。インカ帝国第9代皇帝パチャクティの命で建設が始まり、第11代ワイナカパックの時代に完成したといわれている。
緻密に組み上げられた石積みが続く。
これは自然石を利用しているのかな?
どう見ても、堅固な城塞だ。実際にスペイン占領後のマンコ・インカ・ユパンキによる反乱の際には、インカ軍の本拠地になったそうだ。
ここの遺跡は、3段の階段状の石積みが組んである。これは、天上、地上、地下を意識して造られているそうだ。
この角の石はべらぼうにでかい!
こんな石、どうやって持ってきたんだろう。。。
こちらは11角の石だ。こうなるとパズルである。
遺跡にいた小鳥を追っ駆ける私。相当、変な日本人である。ガイドさんにも笑われた。
石積みの反対側も何かの遺跡のようだ。
天気はいいし、素晴らしい文化財を見て、清清しい気分になる。空気が薄いので、息は弾むが・・・
こんな晴れ晴れした私に対し、吐き気と必死に格闘する侠(おとこ)がそこにはいた!
有事のときに備えたポリ袋(私が脱いだ衣服入れに持参していたレジ袋)を片手に、ふらふらと歩くその姿は、どこか哀愁を帯びていて、見る人の心を打った。
出口の付近にあった上空からの写真である。こんな風になっていたのか・・・
この看板には、歴代のインカ皇帝の名が記されていた。
出口、というより別方向の入り口が出た。
ここから車に乗って、クスコの市街へ戻る。
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