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2013年2月20日 (水)

マチュピチュへの誘い(その35:タンボマチャイ)

タンボマチャイにやってきた。

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ゲートをくぐると、アルパカと戯れるお婆さんが見えた。ちなみに手前の標識は、標高3,765mと示している。富士山より10mほど低いだけである。誰や!?こんなところに遺跡造ったんわ!

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しばらくはなだらかな坂道を登っていく。

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こんな過酷なところでも木が生えている。ここらの森林限界って、どのへん?

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あれらは鶏のようだ。

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そろそろ遺跡っぽい石組みが見えてきた。

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傾斜がややきつくなってきた。空気が薄いせいか、息が弾む。絶体絶命のJIN氏は青い顔をしながら、ゆっくり歩いていた。こうなると、根性ものである。

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水が湧き出ているところが出現した。

近付いてみた。

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あれれ?

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凍ってますやんかー!?

今朝はかなり冷え込んだそうだ。氷点下だったのだろう。

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いよいよ、最奥部の遺跡のメインにやってきた。

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タンボマチャイとは「休憩するところ」という意味だそうだ。やんごとなき方が行幸の際、立ち寄る宿泊所とされている。宗教的儀式に答えられるよう、4段の沐浴場が設置されている。下の2段は、なんとプレ・インカ時代の遺構だそうだ。

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この流れる水の源については、実はよく分かっていないそうだ。一説では、サイフォンの原理を利用して、水を何処かから引いてきているとのことだ。

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見事な遺跡である。クスコ近郊の遺跡は、植民地時代にスペイン時代に壊されたものが多いが、ここは変なところにあるせいか、壊されず、非常に状態がよい遺跡となっている。

それにしても空気が薄い。立ちくらみがする。何と、ここまでくれば、富士山より高いのだ。富士山より上に建物があったのだ。恐るべし、ペルー。

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沐浴上の反対側の斜面にも、遺跡がある。こちらは見張り台とされている。

さて、そろそろ戻ろう!

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なんか広げてはる。マーケットのようだ。

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道中の木。

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こんな葉っぱなのだ。

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入り口付近の案内図。

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