マチュピチュへの誘い(その34:クスコにて高山病に罹患する)
「高山病」とは、、、
低酸素状態に置かれたときに発生する症候群。高山では空気が地上と比べて薄いため、概ね2400m以上の高山に登り酸欠状態に陥った場合に、さまざまな症状が現れる。 主な症状は、頭痛、吐気、眠気(めまい)である。(Wikipediaより抜粋)
マチュピチュではしゃぎすぎたつけを払う羽目になってしまった。
私とJIN、二人ともクスコで高山病を発症した。頭痛と吐き気がすごい。立ち上がる気力もなく、ベッドで項垂れるままであった。そのまま寝てしまったが、途中、あまりの息苦しさに起きた。これはつらい。しかも、掛け布団がやたら重く、これがまた息苦しさを助長しているらしかった。ちなみに、吐き気がやばぞーで、深夜にトイレで吐いてしまった。半分意識が朦朧とする中で、JIN氏も苦しそうにしている気がした。
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
そうして、夜が明けた。
平成24年8月30日。
あるときを境にすっと眠りに落ちた私は何故か回復を感じた。これならいける?
微かな希望が湧いてきた。ためしにシャワーを浴びてみよう。今ならいけそうな気がする。
・・・・~ん、すっきり!
すっかり回復したようだ。
これならばJINも・・・
・・・へんじがない。ただのしかばねのようだ・・・
あっ、反応があった!
完全にグロッキー状態であった。
私は何とか回復したが、JINは駄目だったようだ。
朝食を食べる元気がでた私は、朝食をとりにホテルのレストランまで行くことにした。JIN氏にもおそらくムリだろうが、声をかける。JIN氏は食べなければ、体が余計にきついと思ったのか、根性で一緒に来た。
ホテルのブッフェ形式の朝食を食べる。お!この肉団子美味いね!
JIN氏も興味をそそられたのか、食べた。
そして、そのまま悶絶した。
JIN氏はパクチーが嫌いである。そのパクチーが調子の悪い胃袋に収められたのだ。まあ、そりゃきついであろう。。。
結局、JIN氏は少ししか食べられなかった。
本日はクスコ周辺の遺跡巡りとクスコ市街の観光が予定されている。
ロビーでガイドを待つ。JIN氏は藁をも掴む思いで、コカ茶を飲む。私も飲んでおこう!
やがて、ガイドが来て、車に乗り込む。ここでもJIN氏悶絶もののイベントが待っていた。
さあ、JIN氏絶体絶命!このあとどうなる!?次回から地獄のクスコ観光編なのである。
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