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    2005年12月。ホノルルマラソンに出走。人生を変えた旅。
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    飯は不味いが、とにかくお洒落な街と大英博物館、ストーンヘンジ、カンタベリー最高!
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    ベルリン、プラハ、ブタペスト、ウィーン、ヴェネチア、アムステルダムと6カ国の都市を主に列車で巡った。飯が美味かった。
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    2007年2月。とにかくカルチャーショックの連続だった。

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2013年2月

2013年2月27日 (水)

マチュピチュへの誘い(その39:クスコ~リマ~NY)

ホテルのロビーで待っていると、やがて迎えがやってきた。車でクスコの空港まで行く。クスコの道は、でこぼこなので、車酔いしそうだ。JIN氏は高山病で死にそうだ。

クスコ空港に着いた。JIN氏はやはり元気なく、少しお土産を見ると、後はベンチに腰掛けていた。私は、お土産を見たり、本を物色したりした。

そろそろ登場口に行こうか・・・

手荷物検査を受ける。

・・・?

何か引っかかった!?

検査員がカバンの中を開ける。

そして、、、

小城羊羹だった。。。

まさか、オギが引っかかるとは!!!

これは何だ?と不思議がる検査員

私は、Foodと言う。

そこへ、JIN氏が男前に駆けつけて、Japanese foods, Youkan.という。

食おうか?と構えていると、行っていいと許可が出た。

アルミに包まれた謎の物体が、爆弾にでも見えたのかな?

オギを海外に連れて行くときは、注意しましょう!アメリカでもひっからなかったのになあ。。。(-ε-)

やがて、時間になったので、飛行機に乗り込む。

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あれ?JIN氏と別々の席?

リマまで1時間ほどのフライトである。

まあ、適当に過ごすと、あっという間にリマに着いた。

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曇天である。

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バスでターミナルまで。

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私のほうが早く着いたので、JIN氏の到着を待つ。

やがて、第二陣のバスが到着した。JINは?

いた!

あれ?血色が良くなってる?

JIN氏と再会を果たすと、すっきりした顔をしていた。

JIN氏曰く、飛行機が上昇し、気圧が調整されると、あっという間に回復したようだ。

高山病の特効薬。それは低地に行くことなのである。

リマからは国際線でアメリカに行くわけだが、今回、ボーナスステージで、ロスではなく、ニューヨークに立ち寄ることになっているのだ。

現在、夕方であるが、NY便は明日0時過ぎ発なので、だいぶ時間がある。リマの市街まで行こうかとも思ったが、リマは初日に結構堪能したし、疲れていたので、空港で過ごすことにした。

といっても、特に面白いものがあるわけではない。福岡空港の国際線ほどしょぼくはないが、あまり大きな空港ともいえないので、閑を潰すところが少ないのだ。

JIN氏とだらだら歩いていると、マッサージコーナーを見つけた。暇つぶしにはもってこいだし、体の疲労をとるには丁度いい。。。

・・・・・・・・・・あー、気持ちよかった!

肩と腰をマッサージしてもらったが、値段が日本よりだいぶ安いので、いい感じだ。そういや、私は日本でマッサージしたことないな。。。

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夕飯でも食おうかと、フードコートにやってきた。

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チキンのヌードルと、

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ロモサルタードを頼み、JINと二人でワケワケして食べた。

(・_・)エッ....?

ヌードル美味い?

何と、ペルーに来て色々食べたが、最も美味かったのは、このヌードルで決定だ!!!

今まで何をしていたのやら・・・┐(´д`)┌ヤレヤレ

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そろそろ時間やで!

深夜、中国の某旅行会社から、はよ来い!と連呼された挙句、置いてけぼりを食らった、日本人女性の見物をしたり、呼び出しのスペイン語が「パサヒロ、パサパサ・・・」に聞こえ、笑ったりしながら待っていると、搭乗時間になった。

飛行機に乗り込むと、やはりJIN氏と席が離れた。

隣はペルー人の子供が二人だった。おおい!ごそごそするなや!

8時間ほどのフライトだが、なかなか眠れなかった。

いよいよニューヨークに着いた。

8月31日のことである。

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LAN航空さん、ありがとう!

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ニューヨークでの入国審査はとてつもなく長かった。

というか、審査員一人やし!

仕方ないので、アメリカ歓迎PRビデオが流れているのを眺めていた。

最後のほうで、ぎーさん似の男がWelcome!といったので、JIN氏と爆笑した。

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ふい~、やっと入国できた。

ここからマンハッタンのホテルまで移動だ。

移動にはスーパーシャトルという乗り合いタクシーのようなものを利用した。

この選択が間違っていたのだ。

乗り合いのため、やたら渋滞する道をじゅんぐりに廻っていくので、場所によると、異常に時間がかかるのだ。我々は、ヒルトンだったのだが、到着するのに、実に3時間もの時間を要したのだ。このため、色々廻ろうと考えていた予定が大いに狂った。がっかりである。ホテルの部屋に着くと、疲れ果てしまった。

こういうときはオギるに限る。

オギを食べると、何か元気が出てきた。オギは偉大なり!

2013年2月25日 (月)

マチュピチュへの誘い(その38:クスコ市街)

車はクスコ市街まで戻ってきた。

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とある建物前で車が停まった。

サント・ドミンゴ教会という。

最も重要なのは、上の教会ではない。

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肝心なのは、教会の基礎に残る石積みだ。これはインカ時代のコリカンチャ(太陽の神殿)の跡である。かつては黄金で飾られた、それはそれは豪華な神殿だったそうだ。スペイン人はクスコを占領した、神殿の黄金を運び出した後、神殿を破壊した。そして、後に教会を建てたのだ。

通常は近くで見学できるのだが、今日は祝日で入れないそうだ。残念である。

ここでガイドさんとは、お別れである。後は、ホテルに帰って休むなり、街をうろつくなり自由にせろとのことだ。時間になったら、迎えに来てくれるらしい。

とりあえず、アルマス広場に向けて歩き出した。

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アルマス広場にやってきた。

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広場でやたら目立つ、この建物はカテドラルである。

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こちらはラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会だ。

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誰かの墓ですかな?

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今日はやたら人が多いなあと思ったら、警官だらけであった。それもそのはず、今日は警察のお祭りだそうだ。こんなけ警官だらけということは、この広場、とてつもなく治安がいいのでは?

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そういえば、この広場、夕べ、ホテルに向かうときに通った。そのときは、街灯に照らされ、大層美しかったが、高山病で見に来る余裕がなかったのだ。

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広場の中央には噴水がある。

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上に乗っているのは、インカ皇帝?

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カテドラルの横。

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何とも楽しげな彫刻が施されている。

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カテドラルなどの教会のほかは、低い建物が多い。

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ホテルに戻るのに、JIN好みの路地を歩いてみた。

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高山病のあの人がふらふら歩く。

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これぞ、インカという感じだ。

しばらく歩いて、ホテルに戻ってきた。

というのも、昼食用にお弁当を渡されたので、食べるためだ。ホテルのロビーで食べた。

おそらく、日本人が経営していると思われる店の弁当であったので、安心して食べられた。JIN氏はやはりほとんど食べられなかった。そして、JIN氏の体力ケージがほぼゼロになった。モータルコンバットであったら、フェイタリティをかまされるところである。

物足りない私は、JIN氏をロビーに放置し、再び街に繰り出した。

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おお?へんな人形かついでるよ?これも祭りの一環なのであろうか?

しばらく、うろついた後、ロビーに戻ってきた。JIN氏も生ける屍状態で起きると、ロビーにあったPCでESTAの内容を変更した。私も慌てて、変更する。ESTAとはアメリカに入国するのに必要な手続きだ。行きはトランジットでリマに行くという内容だったが、帰りは、リマから入りますよという内容になるのだ。いよいよ帰るのが、近付いてきたのだ。そう考えると、名残惜しいものだ。JIN氏は、とりあえずクスコを出たがった。

2013年2月22日 (金)

マチュピチュへの誘い(その37:サクサイワマン)

ケンコーからそのまま徒歩でサクサイワマンへ向かう。

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おお!橋やで!

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城壁らしきものが見えてきた。

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サクサイワマンまでやってきた。

サクサイワマンとは、満腹の隼を意味する遺跡である。城塞、宗教的施設等の諸説があるが、何の施設だったかは、よく分かっていない。インカ帝国第9代皇帝パチャクティの命で建設が始まり、第11代ワイナカパックの時代に完成したといわれている。

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緻密に組み上げられた石積みが続く。

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これは自然石を利用しているのかな?

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どう見ても、堅固な城塞だ。実際にスペイン占領後のマンコ・インカ・ユパンキによる反乱の際には、インカ軍の本拠地になったそうだ。

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ここの遺跡は、3段の階段状の石積みが組んである。これは、天上、地上、地下を意識して造られているそうだ。

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この角の石はべらぼうにでかい!

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こんな石、どうやって持ってきたんだろう。。。

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こちらは11角の石だ。こうなるとパズルである。

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遺跡にいた小鳥を追っ駆ける私。相当、変な日本人である。ガイドさんにも笑われた。

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石積みの反対側も何かの遺跡のようだ。

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天気はいいし、素晴らしい文化財を見て、清清しい気分になる。空気が薄いので、息は弾むが・・・

こんな晴れ晴れした私に対し、吐き気と必死に格闘する侠(おとこ)がそこにはいた!

有事のときに備えたポリ袋(私が脱いだ衣服入れに持参していたレジ袋)を片手に、ふらふらと歩くその姿は、どこか哀愁を帯びていて、見る人の心を打った。

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出口の付近にあった上空からの写真である。こんな風になっていたのか・・・

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この看板には、歴代のインカ皇帝の名が記されていた。

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出口、というより別方向の入り口が出た。

ここから車に乗って、クスコの市街へ戻る。

2013年2月21日 (木)

マチュピチュへの誘い(その36:ケンコー)

タンボマチャイのすぐ前には、要塞跡と考えられている遺跡、プカプカラがある。

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今回は車窓のみである。

車で少し走り、ケンコーという遺跡にやってきた。

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手前でチケットを見せる。

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この石舞台古墳のようなものがケンコーである。

何だか呪術めいた印象を受けるが、その通り、宗教的儀式を行ったところと推定されている。

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石舞台古墳の手前に聳える巨石はピューマの形をしているとのことだが、そうは見えない。

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謎の凹みが周囲を囲む。ミイラでも置いたのかしら?

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ケンコーとは迷路という意味だそうだ。ここから迷路じみた道を行くことになる。

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おいおいえらいところを入っていきよるな。

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ん?巨石の下になんかあるね。

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JIN氏もとぼとぼとついてくる。顔は土気色、よれよれと歩くその姿は、まるでリビングデッドだ。

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こっから石の下に潜りまっせ!

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おお!ちょっとした不思議空間だ。

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奥にある石のベッドのような構造物は、ミイラを作るための台だそうだ。

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あれ?この台、一枚岩を削って作っているみたいだ。凄いとしかいいようがない。

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ベッドの左側には謎の階段がある。

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こちらも意味深な台だ。

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全景はこんな感じだ。何とも不思議な遺跡である。

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外に出た。

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この辺はまだ未発掘の遺跡があるとのことだ。今後が楽しみである。

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それにしても空が近いなあ。。。雲ひとつない。真っ青だ。

2013年2月20日 (水)

マチュピチュへの誘い(その35:タンボマチャイ)

タンボマチャイにやってきた。

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ゲートをくぐると、アルパカと戯れるお婆さんが見えた。ちなみに手前の標識は、標高3,765mと示している。富士山より10mほど低いだけである。誰や!?こんなところに遺跡造ったんわ!

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しばらくはなだらかな坂道を登っていく。

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こんな過酷なところでも木が生えている。ここらの森林限界って、どのへん?

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あれらは鶏のようだ。

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そろそろ遺跡っぽい石組みが見えてきた。

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傾斜がややきつくなってきた。空気が薄いせいか、息が弾む。絶体絶命のJIN氏は青い顔をしながら、ゆっくり歩いていた。こうなると、根性ものである。

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水が湧き出ているところが出現した。

近付いてみた。

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あれれ?

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凍ってますやんかー!?

今朝はかなり冷え込んだそうだ。氷点下だったのだろう。

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いよいよ、最奥部の遺跡のメインにやってきた。

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タンボマチャイとは「休憩するところ」という意味だそうだ。やんごとなき方が行幸の際、立ち寄る宿泊所とされている。宗教的儀式に答えられるよう、4段の沐浴場が設置されている。下の2段は、なんとプレ・インカ時代の遺構だそうだ。

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この流れる水の源については、実はよく分かっていないそうだ。一説では、サイフォンの原理を利用して、水を何処かから引いてきているとのことだ。

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見事な遺跡である。クスコ近郊の遺跡は、植民地時代にスペイン時代に壊されたものが多いが、ここは変なところにあるせいか、壊されず、非常に状態がよい遺跡となっている。

それにしても空気が薄い。立ちくらみがする。何と、ここまでくれば、富士山より高いのだ。富士山より上に建物があったのだ。恐るべし、ペルー。

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沐浴上の反対側の斜面にも、遺跡がある。こちらは見張り台とされている。

さて、そろそろ戻ろう!

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なんか広げてはる。マーケットのようだ。

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道中の木。

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こんな葉っぱなのだ。

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入り口付近の案内図。

2013年2月18日 (月)

マチュピチュへの誘い(その34:クスコにて高山病に罹患する)

「高山病」とは、、、

低酸素状態に置かれたときに発生する症候群。高山では空気が地上と比べて薄いため、概ね2400m以上の高山に登り酸欠状態に陥った場合に、さまざまな症状が現れる。 主な症状は、頭痛、吐気、眠気(めまい)である。(Wikipediaより抜粋)

マチュピチュではしゃぎすぎたつけを払う羽目になってしまった。

私とJIN、二人ともクスコで高山病を発症した。頭痛と吐き気がすごい。立ち上がる気力もなく、ベッドで項垂れるままであった。そのまま寝てしまったが、途中、あまりの息苦しさに起きた。これはつらい。しかも、掛け布団がやたら重く、これがまた息苦しさを助長しているらしかった。ちなみに、吐き気がやばぞーで、深夜にトイレで吐いてしまった。半分意識が朦朧とする中で、JIN氏も苦しそうにしている気がした。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

そうして、夜が明けた。

平成24年8月30日。

あるときを境にすっと眠りに落ちた私は何故か回復を感じた。これならいける?

微かな希望が湧いてきた。ためしにシャワーを浴びてみよう。今ならいけそうな気がする。

・・・・~ん、すっきり!

すっかり回復したようだ。

これならばJINも・・・

・・・へんじがない。ただのしかばねのようだ・・・

あっ、反応があった!

完全にグロッキー状態であった。

私は何とか回復したが、JINは駄目だったようだ。

朝食を食べる元気がでた私は、朝食をとりにホテルのレストランまで行くことにした。JIN氏にもおそらくムリだろうが、声をかける。JIN氏は食べなければ、体が余計にきついと思ったのか、根性で一緒に来た。

ホテルのブッフェ形式の朝食を食べる。お!この肉団子美味いね!

JIN氏も興味をそそられたのか、食べた。

そして、そのまま悶絶した。

JIN氏はパクチーが嫌いである。そのパクチーが調子の悪い胃袋に収められたのだ。まあ、そりゃきついであろう。。。

結局、JIN氏は少ししか食べられなかった。

本日はクスコ周辺の遺跡巡りとクスコ市街の観光が予定されている。

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ロビーでガイドを待つ。JIN氏は藁をも掴む思いで、コカ茶を飲む。私も飲んでおこう!

やがて、ガイドが来て、車に乗り込む。ここでもJIN氏悶絶もののイベントが待っていた。

さあ、JIN氏絶体絶命!このあとどうなる!?次回から地獄のクスコ観光編なのである。

2013年2月14日 (木)

マチュピチュへの誘い(その33:アグアスカリエンテス~クスコ)

アグアスカリエンテス駅に着いた。

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二日間過ごしたこの地とも、いよいよお別れである。

ここからペルーレールのビスタドームという列車に乗り、クスコに近いポロイまで行く。ポロイからは車でクスコまで行く予定だ。

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売店で飲み物等を買うと、列車に乗る。

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この列車のようだ。

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車内はこんな感じである。

行きと違い、向かい合わせの席であった。どんな人が来るのかと思えば、どうも日本人男性のようであった。この人は、アウトドアな服装をしているにも関わらず、何故か足元が革のドレスシューズという特徴的なファッションをしていた。しかも、全然しゃべらない、不思議な御仁であった。ちなみに通路を挟んで隣にも日本人男性(大阪の人)がいたが、この人とは、ワイナピチュの頂上で会ったこともあり、しゃべった。

やがて、列車が動き出した。

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さて、売店で買ったお菓子でも食べるかね。。。

お菓子を食べて、しばらくすると、

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JIN氏が飲むというので、おつかれちゃ~んのビアで乾杯をした。

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ほろ酔いになったところで、車内サービスの軽食がきた。飲み物は、やっぱコカ茶でしょう!

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おお、凄い景色やね!雪が残っておるよ。

出発してから、いくらか時間が立ち、そろそろ飽きてきた頃、

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変な仮面をつけたおっさんがいかにもペルーな音楽にのせて踊りだした。何でもこの地方に伝統的な舞踏だそうだ。車内サービスの一環である。

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そして、お次は客室乗務員によるアルパカ製品のファッションショーである。

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乗務員のお兄やんがドヤ顔でかっ歩する。

まあ、要するによかったら買ってねということだ。

初めは面白かったが、途中から飽きてしまった。

やがて、日もすっかり暮れ、まもなくポロイに着いた。

ん?なんか頭が痛いような気がする。JIN氏も?

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外に出た。

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ほんのり肌寒かった。

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駅から出ると、迎えの車が来ていた。

早速、クスコに向けて車が走り出す。

んん?やっぱり頭が痛い。

そうこうしていると、クスコの街の灯りが見えてきた。

はっきり言って、かなり美しい夜景である。このあと、街歩きしたら感動モノやろうと思っていたら、思いっきり酔った。

クスコの街は排気ガスのせいか空気が悪かった。それにも関わらず運転手が窓全快、なおかつクスコの街特有の道路の段差にすっかりしてやられた。

かなり気持ち悪くなった。JIN氏もだんまりを決め込んでいる。

死にそうになりながらホテルに着いた。

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部屋に入ると、ベッドに倒れこむ二人。

車を降りたのに、何故か気分が悪い。頭がガンガンする。JIN氏も同様の症状である。

これはひょっとして高山病ではあるまいか?

しばらく倒れていたが、何か食べなければと二人で相談する。

といっても街に繰り出す元気はない。ホテルのレストランでスープを飲むのがせい一杯であった。夕食を終えると、シャワーを浴びる元気もなく、そのままベッドに倒れた。このまま睡眠をとることにしたが、長い長い苦痛の夜を過ごす羽目になったのであった。

2013年2月12日 (火)

マチュピチュへの誘い(その32:マチュピチュⅩⅡ)

ワイナピチュから下山した。列車の時間まで少しある。もう一度、マチュピチュを目に焼き付けておこうということになった。

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見張り小屋のある高台まで登るのが、やはり上策であろう。

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マチュピチュ遺跡を歩く。

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途中で何人もの観光客とすれ違う。

まだ君たちはマチュピチュを廻っていないのかい?

私たちはすっかり堪能してしまったよ。

何故か、優越感に浸る。ただの馬鹿である。

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少し高い位置まできたが、まだまだ上を目指そうぜ!

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段々畑がいかす。

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見張り小屋が見えてきた。

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まだまだ上を目指す。

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キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!

これぞ、マチュピチュである。何回言ったか忘れたが、感動モノの絶景である。大事なことだから2回言うくらいでは気がすまないのである。

これは、裸眼でも見ておかなければっ!

眼鏡を外しながらつぶやいた。

しかもJIN氏に聞かれた。

JIN:今動画撮っとーで!

記録されてしまいました?(/ω\)ハズカシーィ

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さてと、、、帰るとするかね? 

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トカゲ発見!

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このトカゲの名前分かる人、情報求む!

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マチュピチュの出入口まで戻ると、シスター数人がちょうど入ってきた。

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全てをやり遂げた男たちはソフトクリームを頬張る。

こうして、とうとうマチュピチュ散策が終わってしまった。

名残惜しい気分になりながらもバスに乗り込み、下山する。

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預けておいた荷物をホテルまで取りに戻ろうと線路沿いを歩く。

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列車が通過するようだ。

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世界の車窓からのテーマソングが脳内で再生される。

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通り過ぎていった。。。

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あっちはアグアスカリエンテスの駅だ。列車が見えた。

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ホテルまで戻ってきた。

荷物を受け取ると、トイレに行ったロビーのソファーに座った。隣は怪しくギターで歌う、謎の男だが、あえて気にしない。

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むしろ私の関心事は、ソファーにとまっていた蛾と、

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蝿であった。

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さて、駅に向かおう。

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駅までやってきた。ここからクスコ・ポロイ駅まで列車に乗って移動するのである。

2013年2月 5日 (火)

マチュピチュへの誘い(その31:ワイナピチュⅣ)

ワイナピチュを下山する。

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なかなかおっかなびっくりだ。

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貯蔵庫が見えてきた。

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上から見た様子。

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こっちが入り口だ。

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入り口の枠がちょうど額のようになり、風景画でも見ているような気がしてくる。

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しかも、その風景は絶景である。

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矢印の方向が帰り道のようだ。

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マチュピチュが遥か下に見えた。

見ろ!人がごみのようだ・・・

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こんなことしてた欧米人がいたので、真似してみた。

地球のみんな、オラにちょっとだけ元気を分けてくれ~~~!!!

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おお!?これ降りるのかしら?

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茶人もおっかなびっくり降りる。ちなみに私はへっぴり腰である。

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おいおい!いいのかい?こんなところ降りちまって・・・

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さすが旅人、ロープの握り方が様になっている。

ふぁいとぉぉぉぉおおぉ!いっぱあっつつつつ!!!

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無事降りれてよかったね。

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なかなか険しい岩肌だ。

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登るのは苦労したワイナピチュだったが、降りるのは一瞬だった。

さっきまで、あの頂に居たのだなあ。。。

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あと、出口に向けてひたすら歩くだけである。

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やれやれしんど・・・

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お!出口やん!

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ここで降りてきた証明にサインする。

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入山時に自分で記入したところにあるサインの欄にサインをして、終了だ。

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おつかれちゃ~ん!これにてワイナピチュは終わりである。

今回は時間の都合でいけなかったが、本当はさらに奥に月の神殿がある。時間のある人は行ってみてはいかがだろうか。

ああ、、、これはひょっとして悔いが残る?

生涯の中で、再びこの地を訪れる日がくるのだろうか?

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さらば!ワイナピチュ!

2013年2月 4日 (月)

マチュピチュへの誘い(その30:ワイナピチュⅢ)

いよいよワイナピチュの頂上に着いた。

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JINさ~ん!着いたぞ~い!!

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あっ!下で景色見てはる。先に行くか・・・

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岩の隙間を行くと、、、

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梯子があった。梯子を登る。

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岩の上は、混みまくりだった。

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おお!凄い景色だ。

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それにしても、人だらけで落ち着ける場所がないなあ。。。

あっ!JIN氏も来た。

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お~い!!!

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帰りはあっちに行くのか・・・

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岩の上は斜面であり、滑りそうな感じだ。おまけに高さもあるので、結構怖い。おっかなびっくりしか移動できない。ひょいひょい飛び回る人もいるが、私にはそんなマネはできないのだ。

ところで、岩の上はへんな虫が飛び回っているので、注意が必要である。私の周りには来なかったので、不思議に思っていたが、後で聞くと、JINがいつの間にか虫除けスプレーを振っておいてくれたようだ。虫除け対策をしなかったのか、虫に巻かれて大変そうな人が多かった。

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そろそろ岩を降りるか・・・

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岩の下に降りてきた。

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絵など描いている人もいた。

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草花も愛でた。

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旅人が仁王立ちで景色を見ていた。そんな所にいると、危ないよ~

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下には貯蔵庫跡が見えた。

さて、そろそろ昼飯にするか・・・

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昼飯は、水を入れておくだけできるインスタントちらし寿司だ。ワイナピチュに登る前に水を入れておいたので、ちょうど出来上がっていた。

あれっ?酢飯美味っ!!!

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食後のおやつはハッピーターン。

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小城羊羹とマチュピチュ

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飯食って眠る人々。

そういや、さっきの岩山の岩の隙間にバナナの皮がたくさん落ちていたが、皆さん、ちゃんとごみは持ち帰りましょう!

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さあ、ゆっくりしたし、そろそろ下山するか・・・

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