マチュピチュへの誘い(その17:マチュピチュⅢ)
いよいよ神聖なエリアに入っていく。
こうやって、切り立った崖を見ると、よくぞこんな所に街を作ったものだと感心する。
そういや、マチュピチュの説明を全く書いてなかった。興奮しすぎである。
マチュピチュは、1911年にハイラム・ビンガムによって発見されたインカの遺跡である。15世紀のもので、パチャクティによってつくられたと言われている。とにかく変な山のてっぺんに街がある。インカは、高地の民である。ここマチュピチュから先は、熱帯雨林に入る。高地の人間が熱帯雨林地方を征服したという、モニュメント的な意味もあったのかもしれない。
インカの中ではちょっと特別な街だったことは確からしい。。。
まあ、要するに謎ということだ。
野の草花を愛でる。
まずは神官の館である。
特に何もない。神官の館を出て、先へ進む。
主神殿が見えてきた。
ちょっと崩れそうな、危なっかしい感じだ。
世界を創造したという、ビラコチャ神を祀っていたと言われる建物跡である。
主神殿の横を通り、
奥に行くと、小部屋がある。
エコーの間といわれる部屋である。
壁の穴に頭を突っ込んでしゃべると、反響するのだ。そのくらい、石と石の間に隙間がないということだ。
とくと見よ!このパズルっぽい石組みを!
階段を上ると、エコーの間の全景が見える。
こういう自然の石も遺跡の一部になっているのだ。
変な草だ。
上に上がってきた。
おお!見晴らしいいねえ!
四方八方を見渡せて、なかなか爽快だ。
この手前の石、何かに似ていないだろうか?
そう!ワイナピチュの形に似ているのである。教会カメラマンの触っているところが、てっぺんということになる。意図的なものなのか、偶然の産物なのか・・・
神聖なエリアの中心には、妙な石がある。インティワタナという。
日時計のことである。暦を読むのに必要である。インカは太陽神を主神としていたので、宗教的にも非常に重要な施設なのだ。
この位置から太陽の光が通るらしい。
このインティワタナがあるところは、マチュピチュで最も高いところである。とても見晴らしがよいのである。
おお!怖い階段やね!
さっきの階段を少し下り、下からインティワタナをあおってみた。
さて、そろそろ行くか・・・
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