リマの空港に着く。入国カードの英語版がなかなか手に入らず、四苦八苦・・・。そんなこんなで出てくるのに時間がかかちまったい。
荷物を取って、空港ロビーにでると、日本人のガイドが待っていた。
「ずいぶん、遅かったね?」
と言われた。まあ、そういうこともあるさ。。。
それにしても関西弁やで、この人・・・
空港から車でリマの旧市街へ行く。ここから私とJINとガイドの3人で市内観光である。
車での移動中、虎視眈々と街を見つめるJINがそこにはいた。
リマ観光の中心地、アルマス広場の少し手前で車を降りる。この辺はビジネス街とのことだ。
これらの2階にあるバルコニーは、植民地時代の名残で、木はほかの植民地から運んできたものだそうだ。
この先がアルマス広場である。
広場にでた。
今日はジョギングの大会があるようで、妙な雰囲気であった。
全体的に黄色い。
広場の中心には噴水がある。
上に何かおるね・・・、天使?
あちらに見えるのは、大統領官邸である。
ここリマはスペインの植民地政策の中心地である。それまで、この辺りの中心地は、インカ帝国の首都クスコであった。しかし、クスコは内陸の高地にあり、船を使う公益には何かと不便である。 そこで、このリマに目がつけられたのである。ただし、スペインが開発して初めて街になったというわけではない。そこかしこから遺跡が出ているからだ。
スペインの街づくりは、まず中心となる広場をつくり、その周りに、宗教的中心であるカテドラルと政治的中心、この場合は大統領官邸をつくるそうだ。まだ行けていないクスコでも、そんな感じらしい。
ほんでもって、これがカテドラルだ。
路地を少し抜けると、リマの発祥を示す石碑とやらがあった。
こちらはサント・ドミンゴ教会である。ガイドのおっさんが、中は見ないという残酷なことを言う。教会めぐりがある意味趣味の私、JINはがっかりだった。
この先に郵便局があるそうだ。
街角のショーケースにJINが興味を示す。ガイドはもくもくといってしまうので、ちょいと食べることもできやしない。
大統領官邸の前にやってきた。衛兵がしっかりと守っている。この辺に来ると、カラシニコフを担いだ警官がやたらいた。物騒なもの、ぶら下げているなあ。。。
大統領官邸の東側にある道を北へ進むと、駅がある。
妙なおっさんがあごに手を当てて、思索に耽っているポスターが架かっている。この人は、ペルーで有名な哲学者だそうだ。この駅で企画展を催しているとのことだ。
この駅、普段は貨物専用とのことで、期間限定で人が乗る列車がくる。そのときの受付はこのブースで行うらしい。
駅のエントランスである。ここから階段を下に降りる。
降りると、ちょっとした図書館になっている。ちなみに左手の部屋でさっきのおっさんの企画展をやっていた。
天井はこんな感じ。
駅のホームはこんな感じだ。自由に入れる。
駅をでて、北に向かって歩く。
公園に征服者ピサロの騎馬像が立っていた。ちなみに、この甲冑姿、時代がおかしいそうだ。もっと古い時代のものだとか。日本で言えば、江戸時代に鎌倉時代の鎧を着ているようなものか・・・?
公園には、遺跡もある。かつて街を囲っていた城壁の一部だとか・・・
遺跡の上にはレストランとかがある。
あっ!路線バスや!
このバス、かなり乗るのが難しいそうで、超地元民しか分からないそうだ。とにかくどこに行くか、素人にまったく分からないとのこと。
再びアルマス広場の近くに戻ってきた。
サン・フランシスコ教会だ。中を見学するとのことで、嬉々として歩む、私とJIN...
ちょっとしか見れんかった。。。。゜゜(´□`。)°゜。
消化不良であった。
写真も撮るなとガイドに言われた。唯一中庭の写真のみ撮った。
ちょいと見る限り、なかなかの教会っぽかった。地下にカタコンベがあるそうだが、今回は見れなかった。
地上に出ると、オンボロの車が・・・
こうして、市内観光は終了らしい。消化不良な・・・
車で今晩泊まるホテルまで行く。途中、JINがガイドがホテルから旧市街まで行くにはどうしたらいいか、ガイドに聞いていた。
ガイド曰く、
路線バスは訳が分からない。タクシーしかないとのことだ。
JINは虎視眈々と街を睨んでいた。何か企んでいるらしい。
ホテルに着くと、ガイドと別れた。明日の早朝、ホテルに迎えが来て、飛行機でクスコに行く予定だ。それまで、昼から目一杯フリーなのである。ともかく、お昼時なので、飯を食いに行くことにした。
ここからは次回で・・・