北インド旅行記(その21:アンベール城)
ジャイプルの北東11kmのところにアンベール城がある。ここは、かつてのアンベール王国の首都である。16世紀末のラージャー・マン・スィンの築城以来、150年間改築が続けられたそうだ。
小高い丘の上にあるのが、アンベール城である。
麓から徒歩でもいけるが、ここは象さんに乗ることにした。ちなみに象待ちではしつこい物売りに辟易したのは、言うまでもない。
象さんは振り落とされそうで、乗り心地はあまりよくなかった。おまけにちょいと臭う。象さんの営業は一日4往復と決まっているそうだ。昔は1日中働かせていたらしいが、ある日、ぶち切れて客を踏んづけたそうな。。。
いよいよ象さんを降りて、入場である。なお、入場料はインド人が10ルピーのところ、外国人は75ルピーである(2007年当時)。
一般謁見の間(ディーワーネ・アーム)である。
こちらがガネーシャ門である。とにかく美しい。
細かいなあ。。。
なかなか垢抜けた中庭だ。
アンベール城からさらに高台には、ジャイガール要塞がある。今回は行かなかった。
何と言うか、繊細な装飾だ。
おお!これは凄い!勝利の間である。
これがかの有名な鏡の間か・・・
こっちは鏡の間とは違うが、なかなか美しい。
あちらはジャイガール要塞。
こうして、アンベール城の見学を終えた。鏡の間のようなぎらぎらしたきれいさと、淡い花柄のような可憐な美しさの同居する、不思議な城であった。
帰りは徒歩で坂道を降りた。
象さん。
野良豚。
麓にも何か遺跡があった。
こうして、ジャイプルを後にし、車でいよいよ出発点にデリーに帰ることになった。
途中のドライブインで昼食をとる。地元民御用達の店だそうで、結構美味かった。
畑には辛子の花が咲いていた。
こっちは山羊やね。
デリーのホテルは初日のやたら壁の薄いホテルだった。う~ん、最悪。
テレビをつけたら、インド版パワーレンジャーをやっていた。
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