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  • 第五位:第一次九州遠征(2号線の旅)
    1999年3月に国道2号線を使って、神戸から北九州まで旅をした伝説。帰りはフェリーで松山に上陸し、四国を横断して帰ってきた。
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    2005年12月。ホノルルマラソンに出走。人生を変えた旅。
  • 第三位:英国旅行
    飯は不味いが、とにかくお洒落な街と大英博物館、ストーンヘンジ、カンタベリー最高!
  • 第二位:中欧旅行
    ベルリン、プラハ、ブタペスト、ウィーン、ヴェネチア、アムステルダムと6カ国の都市を主に列車で巡った。飯が美味かった。
  • 第一位:北部インドの旅
    2007年2月。とにかくカルチャーショックの連続だった。

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2012年9月

2012年9月30日 (日)

熊襲の穴

平成24年8月5日。妙見温泉で温泉修行中、かの有名な温泉宿、石原荘の向かいに変な看板を見つけた。

「史跡熊襲の穴」とある。どんな穴なのか、私、気になります!

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ということで、行ってみることにした。駐車場という名の原っぱに車を停めて、階段を上る。

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途中、妙なオブジェがある。

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鳥居があった。聖地ということだろう。。。

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むむ?結構きついなあ。。。

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ちょっと休憩もできるが、ここは一気に上ってしまおう!

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うげ!これはきつい!

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息も絶え絶え上がっていると、何か見えてきた。

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この先が熊襲の穴のようだ。

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洞窟があった。

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この洞窟に、古事記や日本書紀ででてくる、熊襲が暮らしていたという伝説がある。

中に入れるようなので、入ってみよう。

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何も見えない。フラッシュ焚いてみるか・・・

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ん?何か写ったぞい!?

何か妙なペインティングが施されているようだが、さっぱり分からないので、いったん洞窟から出た。

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シダの洞窟みたいやね。

さて、意味わからんけど、帰るか・・・

・・・・・?

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あれ?これ何?ひょっとして押したら、洞窟内の照明がつくのかしら?

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正解である。妙なペインティングの正体はこれか・・・

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何でも現代の芸術家が施したそうだ。んん?

史跡だけど、いいのかな?

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ここまで上がってくるのに、汗にまみれた私だが、この中は非常に涼しい。というか、寒いくらいだ。こんなところで本当に生活してたのかなあ・・・?

2012年9月28日 (金)

九州温泉修行ⅩⅣ-②(日当山温泉、妙見温泉、大黒温泉)

平成24年8月5日。2日目の朝は、日当山温泉の岩戸温泉(No.54)からスタートである。

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猫など寝ていた。

風呂は岩風呂である。炭酸水素系のつるつるした温泉だ。お湯加減も温めでちょうどいい塩梅だ。ゆっくりつかることができる。

立ち寄り湯としては、なかなかのものだ。

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続いて、妙見温泉の妙見荘田島本館(No.55)にやってきた。

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この奥が浴場である。

浴場は小さいが、私一人だったので、優雅に入ることができた。

傷湯と胃腸湯がある。他にも神経痛に効く温泉もあるが、今回は前者のみだ。

胃腸が弱いので、しっかり入らないと・・・

鉄っぽい温泉で、少々熱めだ。ずっと入っているとのぼせそうなので、外にでて涼んでは入るのを繰り返した。

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温泉から見える景色は川だ。涼しげである。

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妙見温泉からもう一つ、妙見温泉味の宿どさんこ(No.56)である。

ここの温泉も鉄っぽい。私一人なので、非常に有意義だった。すっかりほっこりして出てくると、旅館の人と少ししゃべった。

何でもここは北海道から蟹を取り寄せている料理旅館だそうで、今度泊まりにくるよう誘われた。そして、この88湯巡り達成者には九州の人が意外に少ないそうで、激励されてしまった。なかなか面白かった。

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最後は、大黒温泉(No.57)である。

ここは地元民憩いの銭湯のような温泉である。やや鉄っぽい感じで、熱めである。非常に汗が出た。お湯は無色透明であるが、この発汗は只者ではない感を感じさせた。

これにて、鹿児島編終了である。次回は鹿児島修行中に立ち寄った観光の話でも・・・

2012年9月26日 (水)

九州温泉修行ⅩⅣ-①(霧島温泉、栗野岳温泉、吉松温泉、日の出温泉、隼人温泉、船津温泉)

平成24年8月4日。今回の修行は鹿児島である。二日にわたって敢行したので、全2話で紹介する。

ではでは。。。

霧島温泉にやってきた。記念すべき一発目は、霧島湯之谷山荘(No.47)である。

とってもヤバゾーな山道を延々と走らされ、着いた。

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はっきり言って、かなりいい。白っぽいお湯で、ぬるぬる感がいい。硫黄臭も温泉に入ったという感じがする。お湯の温度も熱めから温めまである。温めのお湯に浸かっていると、いい塩梅でいつまでも入りたい気持ちになるが、先は長い。諦めた。

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続いてやってきたのは、同じく霧島温泉の霧島新燃荘(No.48)である。

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実は、この温泉、新燃岳の火山活動で1年半前に営業休止に追い込まれ、つい先日、再開したばかりだ。

やや熱めだが、柔らかい感じがする、よいお湯だ。ここも硫黄臭がいい感じだ。皮膚病によいそうだ。上がってきて、受付の人と再開に当たっての苦労話などを聞いた。今回、再開すぐに来れたことは、非常にラッキーだったと思う。

続いて、栗野岳温泉は南洲館(No.49)にやってきた。

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早速、日本秘湯を守る会の提灯が見えた。ここから分かるとおり、なかなかの秘湯だ。

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こちらが入浴受付である。風呂は、明礬の湯と硫黄の湯がある。どちらかを選ぶべし。

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こちらが明礬の竹の湯である。

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こちらが硫黄の桜湯である。どちらか悩んだが、桜湯に入った。

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少しぬるぬるしており、非常によい感じだ。人も他におらず、大変ゆっくりさせていただいた。当然、それだけ料金を払えば、二つのお湯に入ることができる。竹の湯も入ればよかった。

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他にも蒸し湯があるが、ここはよっぽど常連以外は行かなくともいいだろう。。。

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続いて、吉松温泉の鶴丸温泉(No.50)にやってきた。

ここはほぼ演歌ががんがん流れ、地元民しかいない、銭湯のような温泉であるが、非常に個性的である。

それはお湯が黒湯だからである。黒湯といえば、東京蒲田が有名だが、鹿児島にもあったのだ。黒湯独特の木のような香りが漂う。色はかなり黒い。しかも、少しぬるぬるする。かなりよい泉質とみた。ちなみに飲むこともできる。味は薄いお茶みたいな味がした。温泉にしては美味である。

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日の出温泉、きのこの里(No.51)にやってきた。

どうみてもドライブインのような施設にある温泉である。

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全く、期待していなかったが、これがなかなか・・・

鉄っぽい温泉だ。

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温泉の前は川が流れており、涼しげだ。

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続いてやってきたのは、隼人温泉の浜之市ふれあいセンター富の湯(No.52)である。

浜之市はこの辺の地区の名前である。こんな地元民憩いの場である温泉だが、これがなかなかである。塩系の温泉で、かなり濃い。

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最後は、船津温泉(No.53)である。スーパー銭湯的な温泉だ。柔らかい感じがした。折角の温泉に泡風呂がついていたのは、少し残念な気がした。これで、1日目終了である。7つも入ってしまった。さすがにしんどいなあ。。。

2012年9月24日 (月)

九州温泉修行ⅩⅢ(日田温泉、日田三隈川温泉、夜明温泉)

平成24年7月29日。羅漢寺を参拝した後、日田に戻り、周辺の温泉に入った。

まずは、日田温泉の小京都の湯みくまホテル(No.44)である。

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ここはホテルの最上階に大浴場がある。とにかく眺めがよい。

全裸で三隈川を眺めるのは、なかなか爽快だった。

続いて、日田三隈川温泉、かんぽの宿日田(No.45)である。

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ほんのり硫黄臭がある、塩系の温泉だ。まあ、レジャー温泉の一種ではあるが、お湯はなかなかのものであった。

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玄関前には、こんなものもある。

最後は、少し移動し、夜明温泉の夜明薬湯温泉(No.46)にやってきた。

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ここは、なんというか、凄い。

もろ地元のご老人しかいないような雰囲気である。中に入ると、よく分からない、演歌がガンガン流れていた。炭酸水素塩泉のお湯だが、傍らに小さな湯船があり、これが漢方的なものが入っており、薬湯になっている。なんか体にいい気がする湯であった。

2012年9月20日 (木)

羅漢寺!!

平成24年7月14日に北部九州は歴史的な豪雨により大きな被害を被った。我が家の回りも軽く水没した。今回は、まだ豪雨の傷跡が残る、大分は耶馬溪に行ってきた。平成24年7月29日のことである。目指すのは、羅漢寺である。ここを訪れるのは2回目である。前回は、まだ神戸在住だった頃、前職の職場での慰安旅行で訪れた。

大分道を日田ICで降りると、あとは幹線道路をひたすら走る。耶馬溪に入ってくると、風景が一変した。橋が流されていたり、建物が大変なことになっていたり、道路が寸断されており、大きく迂回しなければならなかったり、、、

何とか、羅漢寺に着いた。

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駐車場からはいかにも耶馬溪らしい荒々しい山が見えた。

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ここから山道を登る。

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途中で禅海堂というお堂がある。

この近くに「青の洞門」という隧道がある。この隧道は禅海という坊さんがなんとノミで彫って造った手作り隧道なのである。ここは禅海にちなんだお堂なのである。中はちょっとした資料館のテーストもある。

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さて、もう一度階段を登ろう。実は、禅海堂の近くからリフトがあり、楽に上に上がることができるのだが、ここは折角だから自分の足で登ろう。。。

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仁王門が見えてきた。

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なかなか味のある仁王様だ。

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この仁王門、室町時代のものだそうだが、この扁額は、何と足利義満から送られたものだそうだ。

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再び山道が続く。

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ようやく、ゴールが見えてきた。ここまで来るのに、汗びっちょり、、、バテタ。。。

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こちらは山門。

山門と反対側には、

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千体地蔵がある。

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中には地蔵様だけでなく、十王も祀られている。なお、いっぱいかけられているしゃもじはあまり見ないほうがよい。気がめいる。

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さて、山門をくぐる。

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本堂の手前に大きな洞穴がある。ここは無漏窟(むろくつ)という。

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中には五百羅漢が祀られている。

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圧巻の光景がそこにはある。どう見ても、500体以上ありそうだ。

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なになに?甘露水、不老長寿の霊水とな?

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では飲んでみよう。。。ここに来るまでにすっかり水分を失っていたので、非常に美味かった。これで私も不老長寿か・・・

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さて、もう少し登って、本堂に行こう。

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上に上がると、涼しげな池と、その向こうに不思議な建物がある。

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崖にへばりついたような感じだ。本堂である。

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ふと何気なく看板を見ると、さっきの池は何と滝壺の跡と書いてあった。

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ええ!?ここから水が落ちてたん?

なお、本堂の裏手を廻って、本堂の2階に上がることができる。受付で料金を払うと、こんな被害の後で参拝する人がよっぽど珍しいのか、ようこそとやたら歓迎されてしまった。聞けば、青の洞門は流木などが流れ込んで、復旧にはもう少しかかりそうとのことであった。つらい話だ。

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さて、入ろう。

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ちなみに入り口の横には、またまた甘露水である。当然、いただいた。

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いきなり奪衣婆がおった。

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薄暗い通路を行く。

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やがて階段になる。

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中2階のような空間に地獄箱が設置されている。

悩みを捨てる地獄箱・・・。意味がよく分からない。

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再び薄暗い通路になる。

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階段を上がると、

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絶景が広がっていた。

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2階には、釈迦如来が祀られている。

さて、羅漢寺であるが、山号を耆闍崛山(ぎしゃくつせん)といい、曹洞宗のお寺である。1943年に本堂を焼失したため、現在の本堂は1969年の再建である。

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下を見ると、さっきいた滝壺が見えた。

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ほな降りまひょ!

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橋を架けるのはいいが、天井低いぞ!

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何か石仏が陳列されておるな。。。

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極楽のなで犬だそうだ。私には犬の亡者にしか見えないが・・・

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続いて、裏の庭園に向かう。

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庭園に向かっているのか?

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本当に庭園に向かっているのか?

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謎の石垣発見!

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ここに指月庵とかいう庵があったげな!

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うん!基礎しか残っていない。

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ここは東屋らしきものがあった。

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結局、私には奥が深すぎて山にしか見えない庭園であった。

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ここを行けば、本堂のほうへ出れるらしい。

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本堂の表側に戻ってきた。

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おや、この洞穴は?

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不動明王様かな?

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細部まで飽きさせないように、石仏が陳列されている。

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あれ?こんな所にも、、、

さて、戻ろうか・・・

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帰りは折角だからリフトに乗ろう!

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縁結地蔵尊とな!?

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念入りに拝んどかな!

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リフト乗り場が見えてきた。

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キタキタ!

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いやっほーーーーい!!!

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実に爽快であった。

2012年9月18日 (火)

九州温泉修行ⅩⅡ(由布院温泉、塚原温泉、湯平温泉)

平成24年7月21日。今回の温泉修行は大分へ。ビッグネーム由布院を含む。6軒を訪れた。

まずは、由布院温泉の庄屋の館(No.38)である。由布院駅からアフリカンサファリ方面に山を上がっていく道中にある。

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おろ?

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兵馬俑?

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兵馬俑を無視し、進むと、飲泉がある。

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県内唯一の龍の屋根瓦?

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あれか・・・?

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こちらが浴場だ。

早速入る。

これは凄い!コバルトブルーの温泉である。私の前には一人しかおらず、すぐに出たので、でかい浴場を独り占めできた。満足である。

少し坂を上がると、見晴らしのよい高台にも浴場がある。満喫である。

泉質は塩化物泉なので、しょっぱい。

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同じく由布院のゆふいん泰葉(No.39)にやってきた。

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ものの見事にどしゃぶりだ。

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旅館の前には足湯でくつろげるスペースがある。

浴場は階段を下りて、坂の下だ。

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お!凄いね。ここから温泉が湧いてるのかな?

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こちらが浴場である。

風呂は小さいが、泉質は非常によい。青湯と呼ばれるように、ほんのり青い。そして、つるつる感がある。これは2連発で興味深い温泉に出会った。やるな!?由布院・・・

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またまた由布院である。山のホテル夢想園(No.40)というところにやってきた。

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こちらでチケットを買う。敷地はレジャー施設のように広い。

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こちらが浴場である。

景色はよいが・・・

人は多いが、子供は泳ぐわ・・・、全くくつろげなかった。

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由布院を別府方面に山の方へ上がっていくと、塚原温泉という温泉に行く。

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何だか、えらい所にやってきた。

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火口乃泉(No.41)という浴場である。

ここはとにかく凄い。浴場は小さく、あまりきれいではないが、凄い温泉だ。言っておくが、くつろぎとか安らぎなどを求めてはいけない。ちょいとひりひりするほどの酸性泉だ。是非飲んでもらいたい。めっさ酸っぱいので・・・

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最後に湯平温泉にやってきた。ものすごく雨が降っている。おかげで下半身が大変なことになってしまった。気持ち悪い。。。

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志美津旅館(No.42)にやってきた。

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ここの売りは、洞窟風呂である。

薄暗い中、どきどきしながら入ることができる。あまり熱くはなく、洞窟内で蒸気が充満しているので、普通の温泉とスチームサウナの両方に入っているような、お得な感覚が味わえる。

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続いて、今にも濁流に飲まれそうなところに建っている、砂湯温泉(No.43)である。

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ここは無人である。この料金箱に料金を入れる。スタンプも置いてあるので、勝手に押す。

中には、小さな湯船が一つあるのみだ。

入る。

・・・・・

・・・・・・・・・・・・!?

ぎゃー熱いーーーーーー!!!!!

これは熱すぎる。おかげで全く温泉を味わう余裕はなかった。ただ頑張って入っていただけである。せっかく一人だったのに・・・

最後に着替えているときに、おばはんが間違って入ってきた。最悪であった。

こうして、今回の修行はおしまいである。

2012年9月13日 (木)

北インド旅行記(その23:プラーナ・キラー)

ラール・キラーを後にした私は、ジャマー・マスジットというモスクに行こうとした。

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お!香辛料売ってるね。。。

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こっちはお野菜ね。

とぼとぼ歩いていると、3歳くらいの幼女が、私の前に座り込んで、用を足した。

・・・・( ゚д゚)ポカーン

これがインドか・・・

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ジャマー・マスジットにやってきた。ここはインド最大のモスクである。さて、入ろうとすると、入場料を払えという。確か、無料のはずでは?

料金はカメラ撮影の場合のみでしょ?と訴えても、拉致があかない。見れば、私の前に来た白人男性も同じことでもめていた。急激にやる気がうせた私は見学をやめた。

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縁がなかったのである。

そのまま、デリーの中心街?コンノート・プレイスにやってきた。昼食は折角だから、マクドでインド限定のマハラジャ・マックを食べた。マサラ味だった。

この後、パリカ・バザールという地下街をのぞいた。喧騒という言葉がふさわしい。一つのカートリッジにいくつもゲームソフトが入った、怪しげなファミコンソフトが売ってあったり、凄かった。熱烈な客引きに会い、いささかドン引きである。

そして、プラーナ・キラーまでやってきた。

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プラーナ・キラーとは古い城という意味である。レッド・フォートよりも古い城で、フマユーン帝を破ったスール朝のシェール・シャーが建てたそうだ。

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今まで凄いのを見てきた私には、少し物足りない。凄いのを見る前に見学することをお薦めする。

こうして、お土産を買ったり、物乞いに服を引っ張られたり、動物園の前でコーラを飲んだり、リキシャーの客引きにあったり、ぐだぐだと最終日が過ぎていった。

ちなみにメトロに乗るときのセキュリティチェックでお土産に買ったガネーシャ像が引っかかり、荷物をさらけ出す羽目になった。違法なものではないので、当然、お咎めはなかった。

翌日の早朝、いよいよデリーの空港から帰った。

今回の旅、本当に疲れ果てて、二度と来るかと帰国当時は思ったものだが、時間がたてば、無性に行きたくなる。まるでインド中毒だ。またいずれ、訪れたい国である。

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デリーの空港にて・・・

おしまい。

2012年9月10日 (月)

北インド旅行記(その22:ラール・キラー)

平成19年2月6日。いよいよインドを満喫するのも今日が最後である。本日は、ガイドなしでデリーをうろつくことになった。

ホテルの最寄駅カロルバーグからメトロに乗って、チャンドニーチョークに行く。地下鉄に乗るのに、何故か、セキュリティチェックがある。そして、地下鉄といいながら、地上駅だった。

チャンドニーチョークにつくと、ラール・キラーに行った。

ラール・キラー、別名レッド・フォート(赤い城)は、アーグラからデリーに遷都したシャー・ジャハーンが築いた居城である。

少し、開門前に着てしまったので、しばし待つ。

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開門と同時に、門をくぐる。何と、ここでもセキュリティチェックを受けた。どんなけ、警戒しとるねん!

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こちらがラホール門という。ここから現在のパキスタンにあるラホールへの道が始まっていたそうだ。

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門の上部。

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この椅子にシャー・ジャハーンが座ったのだろう。。。

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奥に白い建物、ディワーネ・カース(貴賓謁見の間)がある。

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何となく、豪華そうな造りだ。

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こっちは、ディーワーネ・アーム(一般謁見の間)である。若干、地味だ。

今までの古城に比べれば、少し物足りない気がする。

ちなみに2007年に世界遺産入りしている。

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こうして、ラール・キラーの見学を終えた。

2012年9月 9日 (日)

北インド旅行記(その21:アンベール城)

ジャイプルの北東11kmのところにアンベール城がある。ここは、かつてのアンベール王国の首都である。16世紀末のラージャー・マン・スィンの築城以来、150年間改築が続けられたそうだ。

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小高い丘の上にあるのが、アンベール城である。

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麓から徒歩でもいけるが、ここは象さんに乗ることにした。ちなみに象待ちではしつこい物売りに辟易したのは、言うまでもない。

象さんは振り落とされそうで、乗り心地はあまりよくなかった。おまけにちょいと臭う。象さんの営業は一日4往復と決まっているそうだ。昔は1日中働かせていたらしいが、ある日、ぶち切れて客を踏んづけたそうな。。。

いよいよ象さんを降りて、入場である。なお、入場料はインド人が10ルピーのところ、外国人は75ルピーである(2007年当時)。

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一般謁見の間(ディーワーネ・アーム)である。

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こちらがガネーシャ門である。とにかく美しい。

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細かいなあ。。。

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なかなか垢抜けた中庭だ。

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アンベール城からさらに高台には、ジャイガール要塞がある。今回は行かなかった。

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何と言うか、繊細な装飾だ。

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おお!これは凄い!勝利の間である。

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これがかの有名な鏡の間か・・・

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こっちは鏡の間とは違うが、なかなか美しい。

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あちらはジャイガール要塞。

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こうして、アンベール城の見学を終えた。鏡の間のようなぎらぎらしたきれいさと、淡い花柄のような可憐な美しさの同居する、不思議な城であった。

帰りは徒歩で坂道を降りた。

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象さん。

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野良豚。

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麓にも何か遺跡があった。

こうして、ジャイプルを後にし、車でいよいよ出発点にデリーに帰ることになった。

途中のドライブインで昼食をとる。地元民御用達の店だそうで、結構美味かった。

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畑には辛子の花が咲いていた。

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こっちは山羊やね。

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デリーのホテルは初日のやたら壁の薄いホテルだった。う~ん、最悪。

テレビをつけたら、インド版パワーレンジャーをやっていた。

2012年9月 7日 (金)

北インド旅行記(その20:風の宮殿)

平成19年2月5日。ジャイプル2日目である。

ホテルを出ると、風の宮殿に向かった。

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何とも面白い建物である。何と言うか、ぺたんこだ。

シティ・パレスの一部のこの建物は、1799年に建てられた。正式には、ハワー・マハルという。

ピンクの5階建てで、953の小窓がついている。この小窓を風が絶えず通過するので、非常に涼しいそうだ。よって、風の宮殿である。

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風の宮殿の向かいは、こんな感じである。

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お!猿がおる!

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風の宮殿があれば、水の宮殿もある。遠くに微かに見えたので、写真に収めた。

湖の上に建っており、夏の避暑地として活用していたそうだ。

2012年9月 6日 (木)

北インド旅行記(その19:謎のチョキダニ)

ジャンタル・マンタルを見学した後、ホテルについた。

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お!?

きれいなホテルやね。風呂もきれいやし!気に入った。

クマール氏が、

「○○さん、いい所行きませんか?ご飯が美味しくて、踊りが見れますよ!」

と誘ってきた。

インド映画に出てくるような美女がセクシーダンスを披露する妄想が頭をよぎる。

行ってみようか・・・

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何だ、これは!?

壷ダンス?

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こっちはガキ子供が踊っておるよ・・・

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あ!壷や?

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やっぱ頭に乗せるのね?しかも、鉄の竹馬みたいなのに乗ってるし・・・

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終わったみたい。。。

この何だか大きく期待を裏切られた気持ちをどこにぶつけようか・・・

さて、ここはどこかというと、チョキダニとかいう、ジャイプルの郊外にあるアミューズメント村なのだそうだ。一種の遊園地で、園内には、このような踊りやら手品やら、遊具が散在している。

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とりあえず、ラクダに乗ってみよう。。。

おお!なんか面白いで、これ。。。結局、これが一番テンションが上がった瞬間であった。

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こっちは人形劇のようやね。。。

手品のショーでは、舞台に上がらされ、手品のネタにされた。正直勘弁してくれ。。。

少年に踊りに誘われるわ、頼むから、俺にかまうな・・・

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ご飯にレストランに入ったが、みょうちくりんなターバンを乗せられ、憔悴しきった男がそこにはいた。

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飯はそこそこ美味かった。

このくそおもろない遊園地、インド人には大人気で、みなきゃっきゃっ騒いでいた。凡人にはよく分からない。

ああ、ホテルですっかり疲れて眠りこけた。。。

2012年9月 5日 (水)

北インド旅行記(その18:ジャンタル・マンタル)

ジャイプルで最も異色な場所、ジャンタル・マンタルにやってきた。

ジャンタル・マンタルとは、天文台のことである。ジャイプルを築いたジャイ・スィン2世は天文学にも通じていた。彼は、デリーやヴァラナシなど、計5箇所にジャンタル・マンタルを造ったが、この地のものが最も大きい。

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これ?

なんか天文台というより、公園の遊具みたい・・・

どう考えても、滑り台とジャングルジムが群れを成しているとしか思えない。

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この三角定規のようなものは、20秒単位で時間を測れる日時計だそうだ。

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不思議な円筒なども存在する。これらは太陽と惑星の方位などを観測するのに使うそうだ。

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眼鏡みたいなものも観測道具・・・

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これらの小型滑り台群は12個の星座を観測するためのもので、占星術に利用されたとか・・・

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犬が寝とる・・・

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高台に上れば、シティ・パレスが見れた。

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うおぉおぉーーー!捻じれながらの急傾斜!

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巨大な滑り台が見える。これはなんと2秒単位で時間を測れる日時計だそうだ。すごっ!

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これはラクダ。

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巨大な銅鑼?

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なんと長い!一番でかい日時計には階段がついていた。しかし、途中で上れない構造になっていた。

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猿と犬が壮絶な喧嘩をしていた。これが本当の犬猿の仲なのか!?

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こうして、謎の建築物群、ジャンタル・マンタルの見学を終えた。大層優れた天文観測器具も、使い方が分からなければ、ただの滑り台とジャングルジムである。

とっても、不思議な気分になり、大変面白かった。そのほか、面白いものといえば、しつこい物売りにインド人がマジ切れしていたのを目撃したことがあげられる。

なお、このジャンタル・マンタルは2010年に世界遺産入りしている。

2012年9月 4日 (火)

北インド旅行記(その17:シティ・パレス)

街がピンクに彩られた街、ジャイプルにやってきた。

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こいつは、ラクダ・・・

ジャイプルは、1727年にラージプートのサワーイ・ジャイ・スィン2世が、岩山にあったアンベールから遷都し、造営した街である。

まずは、その中心的な建物、シティ・パレスにやってきた。

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シティ・パレスは当然王族の居住する建物であるが、実は今でもマハラジャが住んでいるのだ(2011年に最後のマハラジャ、サワイ・シンが亡くなったが、2007年に当時は健在であった。)。

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おやおや、娘さんたちも見学ですかい?

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全体的に黄色っぽい建物だ。

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中央部に位置する建物は、ディーワーネ・カース(貴賓謁見の間)だ。

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なかなか美しい装飾だ。

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そして、銀の壷だ置いてある。

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こっちは赤っぽい。

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こちらは月の宮殿である。

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ここにマハラジャが住んでいるのだ。出てこんかな?マハラジャ・・・

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さて、出るか・・・

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