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2012年8月23日 (木)

北インド旅行記(その16:ファテープル・シークリー)

平成19年2月4日。アーグラからジャイプールまで車で移動するが、その途中で、ファテープル・シークリーに寄った。

ファテープル・シークリーは、アーグラの南西39㎞に位置する、旧都である。

ムガル帝国3代皇帝アクバルは、この地に住む聖者シェーク・サリーム・チシュティーに跡継ぎの男子が生まれると予言を受けたところ、ジャハンギールが生まれた。これを記念し、建設されたのが、この都である。ちなみに、ファテープル・シークリーとは「勝利の都シークリー」という意味だそうだ。マニアックだが、世界遺産でもある。

都は周囲を城壁が囲み、その中央部にモスクや宮殿が建っている。

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ご覧のように、赤い砂岩が大変美しい。奥の大きな建物が、ディーワーネ・カース(貴賓謁見の間)である。

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ディーワーネ・カースの中に入った。これは凄い装飾だ。

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パンチ・マハル(五層閣)である。展望や遊戯のための施設であったそうだ。何でも、前に広がる、中庭にハーレムの女性を並べて、チェスに見立てて遊んでいたそうな。。。何と、羨ましい悪趣味な・・・

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きれいですな。

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ジョド・バーイー殿である。ジャハンギールの妃の名で呼ばれているが、実際に住んでいたのは、アクバルとその妃だそうだ。

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どこもかしこも美しい彫刻ばかりだ。

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お!池や!

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これは見事な彫刻だ!

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鳥がおるで!

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軒下にも彫刻が有るで!細かすぎるやろ!?

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いよいよ見学も終わりだ。

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まだ午前中だったせいか?人もあまりおらず、大変素晴らしい時間を過ごせた。密かにお薦めである。

こうして、ファテープル・シークリーの見学を終えた。

車に乗り込むと、一路ジャイプールへ・・・

途中のドライブインでラッシーを飲み、トイレに行くと、トイレ男が出現した。空港以来である。今回は、トイレ男の笑顔で「蛇口捻っておきましたぜ」攻撃を無視し、手を洗わずにでてやった。

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