北インド旅行記(その12:ヴァラナシで遊ぼう!)
サールナートから再びヴァラナシへ帰ってきた。
羊だか山羊だかの集団がいた。
観光客向けのレストランでいまいちな玉子カレーを食した後、その場のノリで映画を見ることになった。
当時、ごく数日前に封切りになったばかりのGURUという映画を見ることになった。映画館に入ると、座席に座った。私の隣から何席かは空いていた。もうすぐ上映開始というときになり、中学生くらいのインド人のガキが入ってきて、いっぱい空いているのに、何故か私の隣に寄り添うように座ってきた。こやつウホっ!か?生憎、私にはそういう趣味はないのである。ところで、インドでは親しい友人同士ならば、男同士でも手をつないで歩いている光景をよく見かける。別にそういう意味ではないのだそうだが、やはり気持ちのいいものではない。
そんなこんなで絶えず、隣に警戒しながら映画を見る羽目になった。
映画は前編現地語である。字幕もないのでさっぱり分からないが、単純なので、何となく分かった。主人公は貧乏出身で、ビジネスに成功していく、よくあるサクセスストーリーだ。途中、あまりにも利益を追いすぎて、暗黒面に囚われる。それが発覚して失脚するが、最後には再び脚光を浴びるという話だ。ストーリーはともかく、役者が名優のせいか、結構面白かった。
興奮のせいか、隣のインド人も体温が上昇したのか、非常に熱かった。
映画の後は、バーでいっぱいやった。
クマールお薦めのオールドモンクというラム酒の水割りを頼んだ。二人合わせて、110ルピーで、これって、めちゃくちゃ安い?
まだまだ、インド旅行は続くが、ヴァラナシの最後の夜に乾杯!
この後、夜行列車に乗るが、その前にホテルで夕食だ。全然美味しくない、中華料理を食った。焼き飯と焼きそばだが、奇をてらうより、カレーを食わせろ!
いよいよ、ムガールサライという駅へ向かう。ここから、夜行列車に乗るのだ。
野菜など売っている。
ムガールサライに向かう途中、車が地元民が食べるカレー屋によった。クマールと運転手の夕飯だそうだ。ってか、私もこっちのほうが良かったわ!
チャパティなど焼いている。私はナンより、このチャパティのほうが美味いと思うのだが、日本でカレーを食べても、たいていチャパティはない。
ちなみに、ここのカレーを少し食べさしてもらった。かなり辛口だが、、、
びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛ヽ(*≧ε≦*)φ
これぞ!今回の旅、最高のカレーであった。もう一度、食いたいなあ。。。
途中で結婚式の集団に出会った。ド派手なパレードなどしている。
やがて、ムガールサライに着いた。
今回の夜行列車は、3段ベッドの一番上だ。恐ろしいが面白いものである。
列車が次の目的地に向けて、動き出す。疲れたので、さっさと寝てしまおう!
なお、列車の係員が泥酔しており、クマールが怒っていたのを、記しておく。
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