北インド旅行記(その14:アーグラ城塞)
アーグラ城塞は、アーグラにある世界遺産の双璧だ。しかし、どうしても、その知名度でタージマハルに軍配が挙がる。しかし、大変素晴らしい遺跡であるのは、間違いない。
ご覧のように、赤い砂岩で建てられているので、とても赤い。タージマハルとあわせて見るならば、タージマハルチケットがお得だ。
アーグラ城塞は、デリーからアーグラへの遷都により、ムガル帝国の三代目アクバルによって、1565年着工され、1573年に完成した。
第5代皇帝シャー・ジャハーンまで、皇帝の居城として使われた。このシャー・ジャハーン、タージマハルを建てた人物である。自分の愛妻のために豪華な墓を作ったが、息子のアウラングゼーブに王位を簒奪され、幽閉された。余生は、タージ・マハルを眺めながら、アーグラ場内の幽閉先の塔で過ごしたという。。。寂しすぎるな・・・。
まず、見えてきたのは、ジャハーンギール宮殿である。ジャハーンギールは4代目であるが、これを建てたのは、3代目のアクバルだそうだ。跡継ぎの名前をあえてつけたようだ。
見事な幾何学模様だ。美しい。
シャハンギール宮殿の中だ。なかなか面白い造りだ。
何か、装飾が剥がされてますな。。。
アングリー庭園とやらを通過。
寝殿だ。
なかなか見事な内部装飾だ。
おやおやこちらは、何をみておられるのか?
美しいやんか!?
それもそのはず、これがムサンマン・ブルジュ(囚われの塔)である。そう!シャー・ジャハーンが幽閉されたところだ。
お!微かに見えるのは、タージ・マハル!
次はいよいよ憧れのタージ・マハルか・・・
密かにインド女性と一緒?に写真に写りこむ私。。。
こちらは、一般謁見の間(ディーワーネ・アーム)だ。
見事なり!ここで皇帝と謁見するわけだ。
なかなか面白かったぞい!
あ!猿や!
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