北インド旅行記(その7:バーラト・マータ寺院)
ホテルで小休止した後、車でヴァラナシの街を観光することになった。
きれいな寺院が見えてきたが、これはバナーラス・ヒンドゥー大学の構内にある、ヴィシュワナート寺院である。白とピンクの調和が大変美しい。
しかし、この街、本当に人だらけだ。
バイクとチャリと歩行者がごちゃ混ぜになって、道を行く。混沌という言葉がふさわしい。
人だけでなく、野良牛や野良豚の姿もちらほら見た。
あまりにもごちゃごちゃしているせいか、移動中事故を起こした車もあった。そりゃもう、口論の真っ最中でしたとも。。。
後ろに赤く聳えるのは、ドゥルガー寺院である。ここはヒンドゥー教徒しか入れない。そして、この寺の周りには、凶暴なサルが住み着いていることで有名だ。
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何だか、お寺らしくない寺院にやってきた。バーラト・マータ寺院という。
お!野良犬やね。
中に入ると、何だかでこぼこしたものが展示されている。
そうインドの地図である。
これがご神体なのである。
Bharatはインドを、Mataは母を意味する。つまり、母なるインドという意味の寺院なのである。この寺院、写真撮影するのに10ルピーかかり、靴を預けるのに5ルピーかかる。日本円にすると、べらぼうに安いが、インドに来るとケチになるのか、何故か、10円、20円に一喜一憂するようになった。
この寺院はインド独立の気運を高めるために建てられた寺院で、中にはガンジーやチャンドラ・ボースの肖像が飾られていた。ここで、ガンジーではなく、チャンドラ・ボースについて、クマールと熱く語り合った。というか、あまり日本人は知らないが、私の食いつきがやたらよかったので、クマールはびっくりしていた。
こうして、寺院の見学を終えた。
この後、昼食を食べた。ラッシーを飲んだが、まあまあの味だった。
余談:昨日、ヴァラナシでテロがあったらしい。。。怖いなあ。。。
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