関東文化的探求の旅Ⅲ(その19:国立西洋美術館Ⅱ)
渡り廊下を進み、新館の方に来た。
手前のでかい絵をしげしげと眺めた。
不気味な絵だなあと考えていると、
フュースリーの「グイド・ガヴァルカンティの亡霊に出会うテオドーレ」だった。
要するにお化けの絵である。
ボッカチオの「デカメロン」中の話を、ドライデンという人が翻案した詩「デオドーレとホノーリア」の一場面を描いているそうだ。
やたらインパクトのある絵だなあと思ったが、このフュースリーという画家、私が昔から知っているが、まだお目にかかれていない夢魔の絵の作者だった。他にも実に不思議な絵を描く、私好みの画家だ。
新収蔵作品だそうだ。ドーミエやん!
クールベだ。
クールベ・・・
これもクールベ・・・
またクールベ
ルノワール入りました。
マネですがな。こういうおじさん、普通にいそうだ。
印象派の元祖、モネ。
お!この雪景色、なかなか・・・
私はあまりモネが好きではないが、こういうのは割と好みだ。
こっちはいかにもモネって感じだ。
新館2階の最後は、御馴染みのモネの「睡蓮」だ。
続いて、階段で1階へ降りるが、次回へ続く。
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