関東文化的探求の旅Ⅲ(その6:東京国立博物館Ⅱ)
2階に上がってきた。まずは、古代のコーナーだ。
縄文時代の火焔土器だ。実に力強い。
埴輪のセットだ。鳥だかアルパカだか知らないが、謎の動物がいい味を出している。
平安から室町の仏教コーナーにやってきた。
重要文化財の仏涅槃図だ。鎌倉時代の作品だそうだ。様々な動物たちが集まり、お釈迦さんの入滅を悲しんでいるのだが、どうにも楽しそうに見えてしまう。。。実に興味深い。
宮廷文化のコーナーにやってきた。
お!国宝。。。
延喜式である。
延喜式は律令の細則である、格式の一つで、平安時代に編纂された。これはその最古の写本で、平安時代のものだそうだ。延喜式といえば、神名帳が有名だ。これに載っている神社は式内社と呼ばれ、ちょっとしたステータスなのだ。
ちなみにこれは、他の用途で使われた紙の裏である。いわゆる紙背文書というやつだ。昔は紙が貴重品だったので、こういうことがよくあったそうだ。裏紙でも国宝でっせ!
おお!青磁や!やっぱ青磁はきれいなあ。。。中国の龍泉窯のものだ。
茶の湯の美術コーナーにて、仁阿弥道八の茶碗を発見した。渋いな。
続いて、武士のコーナーだ。
徳川四天王の一人、榊原康政の具足だ。重要文化財である。甲冑の美しさよりも、着ていた人を知り、興奮した。
国宝の鎌倉時代の太刀。
国宝の拵え。実はさっきの太刀は、加藤清正が徳川家康に献じたものだそうで、家康は太刀に合わせて、この拵えを作らせたそうだ。どっちも国宝とは、さすが権現さまだ。
このコーナーにはやたら外国の人がいた。やはり興味あるんでしょうな。。。
屏風や襖のコーナーにやってきた。このでかいのは、与謝蕪村の「山野行楽図屏風」、重要文化財である。
何やら楽しげな絵だ。
狩野探幽の掛け軸があった。左から「漢武帝」、「西王母」、「林和靖」だ。漢の皇帝と仙人と北宋の詩人だ。
尾形光琳の「竹梅図屏風」、重要文化財だ。一見派手だが、古さもあってか、なかなかいい味を出している。
池大雅の「酔李白図」だ。まあ、酔っ払いのおっさんの図ですわ。
伊藤若冲の「松樹・梅花・孤鶴図」だ。この人はいつ見ても、妙な鶴を描く。
円山応挙の「郭子儀携小童図」だ。この人の絵は、いつみてもクソ真面目な印象を受ける。
渡辺崋山の「牧牛図」だ。小童の表情が面白い。
何だか、ミミズが這ったような、何ともいいようがない、書が屏風になっていた。
良寛さんである。これって、上手いのかしら?書の世界は奥が深い。
浮世絵コーナーにやってきた。
有名どころが数点展示されていたが、北斎好きなので、とりあえず北斎の2点を押さえた。
根付!
こりゃ、印籠か!
こんな感じの展示があるが、これがこの博物館の全貌ではない。かなり端折って、紹介した。一応これにて、本館の見学は終わりである。
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