九州温泉修行Ⅷ(武雄温泉、嬉野温泉)
平成24年4月30日。今回の修行場は、佐賀を代表する温泉、武雄温泉と嬉野温泉だ。
まずは武雄温泉である。
こちらの楼門と
こちらの新館は辰野金吾の設計で国の重要文化財に指定されている。
ちなみに新館の中は
武雄温泉の歴史を解説する展示コーナーと
かつて使われていた浴場が残されている。
さて、それは置いておいて、いくつか共同浴場があるうちの元湯(No.25)に入る。
ここに入るのは3回目だ。ブログでも紹介している。こちら
そして、ここは我らがぎーさんも入浴したことがある、思い出の温泉だ。
確か前は300円だったはずだが、400円に値上がりしていた。きっと原油高なんだろう。
浴場に入ってみると、違和感がある。
ひょっとして改装した?
いい意味で古めかしさがでていて、雰囲気があったのに、新しくなってテンションが下がった。お湯は相変わらず、熱めとぬるめがある。熱めはそれ相応の覚悟がないと入れない。今回は、この後も温泉に入るので、熱めにははいらず、ずっとぬるめでくつろいだ。
お湯は凄く柔らかい、大人しい感じだ。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
伊万里で磁器を堪能した後、嬉野温泉にやってきた。
まずは、シーボルトの湯(No.26)である。
ところで、嬉野温泉は駐車場が分かりづらい。このシーボルトの湯の前に市営駐車場があるが、分かりづらくて、車で右往左往してしまった。
シーボルトの湯の前身は、古湯温泉という共同浴場である。江戸時代から歴史があるが、1922年の火事で焼失した。その後、西洋風の建物で復活し、1996年まで親しまれてきたそうだ。最近、再建され、シーボルトの湯として復活を果たした。
浴場に入る。
・・・何か臭いなあ。。。
温泉成分の臭いなのかしら?最後までよく分からなかった。
嬉野温泉は重曹が含まれ、ちょっと塩っ気がある、温泉である。あまり癖はないので、入っていて、異様に疲れるということはない。
ただ、何となく人が多くて落ち着かなかった。
最後は、同じく嬉野温泉の嬉泉館(No.27)という旅館である。
ロビーは2階で、風呂は1階である。ロビーの奥へ廊下を進むと、旅館の人の自宅につながる。自宅には当然入らず、手前の階段を下りると浴場に進むのだ。
浴場は岩で趣向を凝らしている。そして、何故か狸の置物が・・・
泉質はかなり良い。若干ぬるぬる感があり、お肌がべっぴんになった気がする。お湯もぬるめで長く入るには非常に具合が良い。
こうして、今回の修行を終えた。
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