九州温泉修行Ⅲ(宝田温泉、辰頭温泉、亀の甲温泉、不二の湯)
平成24年4月8日。温泉修行の第三弾をお送りする。
今回は熊本は泗水町付近の4つの温泉である。
一つ目は宝田温泉宝の湯(No.7)である。ナビどおりにいっていたら、住宅地に迷い込んだ。なんとか抜け出すと、川沿いに現れた。
早速入る。
まずは薄茶色黄色い内風呂に入る。へぇえ・・・と浸かっていると、露天があることに気付いた。露天でもしばらく入ったが、何か落ち着かなかった。やはり地元民に囲まれているというのが、アウェーな感じなのか?泉質は炭酸水素塩泉で、ぬるぬる感がある。
宝田温泉を出ると、辰頭温泉(No.8)に行く。川沿いの道をまっすぐ行けば、すぐに着くのだ。
中に入ると、受付でスタンプを押してもらうのだが、どこから来たか聞かれた。まあ、福岡なんですけどね。
早速、浴室にGo!
こちらも先ほどと同じく、炭酸水素塩泉で、若干ぬるぬる感がある。露天もある。浸かっていると、おっさんが落ちて、大水しぶきが上がったのが印象的だ。こちらも地元民憩いの場といった感じで、何とも居心地が悪かった。
結局、そそくさと出てきた。慌てて脱衣場を出たせいか、タオルを忘れ、一回出たのに、また受付のおばちゃんに断って、脱衣場に行く羽目になった。
なお、このとき既に湯疲れを起こしていた。
3箇所目は亀の甲温泉(No.9)である。
中に入ると、おばちゃんにめっさ話しかけられた。
おばちゃん:今日、何箇所目?
私:3箇所目です。
おばちゃん:大変ねぇ。前来た人は、5箇所入ってきたよ。
そんな会話を交わしながら浴室に入る。
内湯は、、、小さい。露天風もあるがビニルハウスみたいになっている。しかも、やたら小さい風呂がそこにはあった。
よく見れば、亀っぽい。だから亀の甲温泉なのか?
こちらも炭酸水素塩泉で、ぬるぬる感あり。
泉質は今までいずれも良いのが分かるが、どれも地元民が憩いの場とする銭湯のような雰囲気があり、よそ者にとっては場違いな感じがする。
すっかり湯疲れした私は15分ほど浸かって、死にそうになりながら出てきた。
おばちゃん:あら?もういいの?
私:・・・疲れました。
おばちゃん:3箇所も入ればねぇ。。。このすぐ近くに富士の湯があるよ。入っていきなさい。
私:どうしようかなあ?
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
不二の湯(No.10)は亀の甲温泉の向かいのようなところにある。
そもそも不二の湯は、九州不二コンクリート工業(株)という会社の敷地内に湧く、温泉である。
かつてはまさにコンクリート工場の敷地内にある、衝撃的な温泉だったそうだが、今は少し外れたところにある。
元々は社員のために社長が掘った温泉だそうだ。
中に入ると、自動改札がある。100円入れると、バーが動くようになり、中に入れるのだ。完全無人の温泉なのだ。スタンプはバーを抜けてすぐの台の上に置いてある。勝手に押せということだろう。。。すごいな。
あまりの衝撃的な光景にすっかりテンションが上がってしまった。
風呂は薄暗く、露天はない。最後ということでゆっくり浸かることができた。泉質はこれまでと同様、炭酸水素塩泉でぬるぬるする。
こうして、今回の修行報告を終える。
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