九州温泉修行Ⅶ(雲仙温泉、雲仙小地獄温泉、小浜温泉)
平成24年4月28日。島原半島までやってきた。今回の温泉修行は長崎県の温泉だ。
まずは雲仙温泉のいわき旅館にやってきた。
早速入ろう・・・
えっ!?今日は緊急の工事で入れない?
・・・_| ̄|○
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仕切りなおしの一発目、同じく雲仙温泉の有明ホテル(No.20)にやってきた。
このホテルの読み方は「ゆうめいホテル」だそうだ。「ありあけ」かと思っていた。
早速、入る。
お!一番乗り?
誰も居ない風呂はいいですなあ・・・
ほんのり硫黄の臭いが立ち込める。
とりあえず、露天からや!
ほぉおぉぉ・・・、ええ湯じゃ~
しばらくすると、お湯加減を気にして、ホテルの人がきた。
ええ湯ですよ!
なかなか感じがいい。
今思えば、ここが一番落ち着いて入れた気がする。やはり最後まで他に客が来ず、大浴場を独占できたのが大きい。何せ、気兼ねなく、放屁も、し放題なのだから・・・
雲仙温泉から少し離れたところにある、雲仙小地獄温泉館(No.21)にやってきた。
周りは小さな旅館が数軒と国民宿舎がある。この温泉館は1919年に作られた共同浴場を1993年に国民宿舎青雲荘の外湯としてリニューアルしたものだ。
では早速中に入る。
お湯は白く濁っており、硫黄の臭いが充満していた。これはなかなか・・・
足を入れる。
・・・あちっ!?
湯船が二つあるのだが、一つは広く、もう一つは狭い。狭い方にばかり人がいるので、妙だと思ったのだが、要するに熱すぎたのだ。
ぬるい方に入る。
ぬるいといっても、そこそこ熱い。おまけにおっちゃんたちとの距離が近すぎて、芋洗い場の芋みたいだ。落ち着かないなあ。。。
そこそこ体が温まってきたので、熱いほうに挑戦する。
・・・おっ?意外と入れるねえ・・・
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数分後、ゆでだこがそこにはいた。
死にそうや!
風呂場の注意書きを見ると、初めは3分くらいにしてくださいと書いてあった。
ぬるいほうとトータルで15分ほど入ったところでギブアップした。
休憩所で牛乳を飲んでると、尋常じゃない汗が額から流れた。私はあまり汗をかかない。サウナに入っても、こんな汗をかいたことはない。夏場に5キロくらい走ったときみたいだ。これにはかなりびっくらこいた。
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雲仙温泉を後にして、小浜温泉にやってきた。
まずは、小浜荘という旅館が経営している、脇浜共同浴場(No.22)にやってきた。
中に入ると、昭和初期がそこにはあった。
番台では、老夫人が爆睡中であった。睡眠中申し訳ないが、スタンプを押したいので、起こしてみた。耳が遠いのか、寝ぼけているのか、話がうまく通じない。スタンプを指差し、これ!と指差すとやっと理解してくれた。スタンプは自分で押して、料金150円を払い。いざ入る。
・・・熱ぅう~
尋常じゃない熱さだ。これは昔入った竹瓦温泉を彷彿とさせる。
数十秒でゆでだこになってしまった。しかも、タオルを車に忘れてきてるやん!
まあ、風呂上りに風で乾燥させるか・・・、等と考え、何気なく湯の湧き出し口に近付いて、手を触れようかとしたら、おっちゃんに危ないと注意された。確かにとてつもない高温であった。なんと、源泉の温度105℃で世界一の熱さらしい。
そこから、このおっちゃんと会話が始まった。
おっちゃんは地元の人で、30年ここに通っており、その間、風邪知らずらしい。
湯の湧き出し口からでるお湯を飲むために、プラスチックのカップが置いてある。おっちゃんに、飲んでみと薦められた。
・・・塩味やな。
この小浜温泉はナトリウム塩化物泉で、塩っぽいのが特徴だ。
しばらくすると、おっちゃんが出て行った。私もすっかりゆでだこなのでそろそろ出ることにした。脱衣場にて、おっちゃんが外から腰にタオル姿で入ってきた。何事かと思っていると、新品のタオルを貸してくれた。どうやら自分の車からタオルを持ってきてくれたらしい。まさか貸してくれるとは思っていなかったので、感動である。
おっちゃんはそのまま、再び浴場に入っていた。
男だぜ!おっちゃん・・・
すっかり火照った体を冷やすため、裸で脱衣場をうろうろしていると、妙な看板が目に入った。
客の心得が書いてあるのだが、その歴史を感じさせるフォルムと内容が面白かった。
こっちは効能がある病気一覧か・・・
なかなか面白い風呂であった。
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脇浜共同浴場から歩いていける距離に雲仙荘(No.23)はある。
名前から小さな旅館を想像していたのが、ご覧の有様である。
遠くから見て、なんか凄い建物があるなあと思っていたが、まさかこれとは・・・
こりゃ、何だ?
こうやって、竹にお湯をかけることによって、適度に冷ますそうだ。
では中に入ろう・・・
浴場は2階らしい。
なんとも、妙な施設だ。
それにこの臭いは・・・
まるで大型研修施設だ。
風呂の中まで研修施設臭がしていた。
ここも塩化物泉であるが、何とも落ち着かない。そこそこ入ると、すぐに出てしまった。
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最後は、春陽館(No.24)という旅館である。
風呂には誰もいなかった。
・・・さて、上がるか・・・
何も言うまい
こうして、今回の修行を終えた。
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