沖縄で感じたこと(その5:ひめゆりの塔)
目的地はひめゆりの塔。ナビの通りに走ったら、何故かサトウキビ畑に連れて行かれた。
どうやら図のように、ひめゆりの塔は用水路と林の向こうのようだ。うんこナビに憤りを覚えつつもどうにか大通りに戻ると、すんなり目的地に着いた。何をやっているのやら(;´Д`A ```
ひめゆりの塔に向かう道中、小屋があり、献花用の花が売っていたので、買っていった。
ひめゆりの塔とは、学徒動員された沖縄県立第一高等女学校と沖縄師範学校女子部の生徒たちの慰霊碑である。それぞれの学校誌が「乙姫」と「白百合」であったことから、ひめゆり学徒隊と呼ばれるようになったそうである。
ひめゆり学徒隊は看護要員として従軍していたが、戦局が最悪になった状態で解散が命じられた。しかし、既に米軍が制圧しており、多くの生徒たちが犠牲となってしまったのだ。
最も被害の大きかった第三外科壕の上に立てられた慰霊碑がひめゆりの塔である。
早速、献花し、冥福を祈る。
あれ?この小さい碑が、ひめゆりの塔?
意外に小さかったので、びっくりした。
この穴が第三外科壕である。
この後は、ひめゆり平和祈念資料館を見学する。壕内の惨状などが紹介する展示物やビデオ上映がされている。第4展示室には、第三外科壕内から出口を見上げた様子が原寸大のジオラマで再現されており、迫力がある。また、第4展示室には、学徒隊犠牲者一人一人の遺影とプロフィールが紹介されている。まだ若くして亡くなった方々を思うと、あまりの悲惨さに目頭が熱くなる。かなりへこむが、現在の平和を実感し、今後の恒久的な平和を実現するためには必要なことだと思った。
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