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2012年4月

2012年4月30日 (月)

九州温泉修行Ⅶ(雲仙温泉、雲仙小地獄温泉、小浜温泉)

平成24年4月28日。島原半島までやってきた。今回の温泉修行は長崎県の温泉だ。

まずは雲仙温泉のいわき旅館にやってきた。

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早速入ろう・・・

えっ!?今日は緊急の工事で入れない?

・・・_| ̄|○

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仕切りなおしの一発目、同じく雲仙温泉の有明ホテル(No.20)にやってきた。

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このホテルの読み方は「ゆうめいホテル」だそうだ。「ありあけ」かと思っていた。

早速、入る。

お!一番乗り?

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誰も居ない風呂はいいですなあ・・・

ほんのり硫黄の臭いが立ち込める。

P1090180

とりあえず、露天からや!

ほぉおぉぉ・・・、ええ湯じゃ~

しばらくすると、お湯加減を気にして、ホテルの人がきた。

ええ湯ですよ!

なかなか感じがいい。

今思えば、ここが一番落ち着いて入れた気がする。やはり最後まで他に客が来ず、大浴場を独占できたのが大きい。何せ、気兼ねなく、放屁も、し放題なのだから・・・

雲仙温泉から少し離れたところにある、雲仙小地獄温泉館(No.21)にやってきた。

P1090181

周りは小さな旅館が数軒と国民宿舎がある。この温泉館は1919年に作られた共同浴場を1993年に国民宿舎青雲荘の外湯としてリニューアルしたものだ。

では早速中に入る。

お湯は白く濁っており、硫黄の臭いが充満していた。これはなかなか・・・

足を入れる。

・・・あちっ!?

湯船が二つあるのだが、一つは広く、もう一つは狭い。狭い方にばかり人がいるので、妙だと思ったのだが、要するに熱すぎたのだ。

ぬるい方に入る。

ぬるいといっても、そこそこ熱い。おまけにおっちゃんたちとの距離が近すぎて、芋洗い場の芋みたいだ。落ち着かないなあ。。。

そこそこ体が温まってきたので、熱いほうに挑戦する。

・・・おっ?意外と入れるねえ・・・

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

数分後、ゆでだこがそこにはいた。

死にそうや!

風呂場の注意書きを見ると、初めは3分くらいにしてくださいと書いてあった。

ぬるいほうとトータルで15分ほど入ったところでギブアップした。

休憩所で牛乳を飲んでると、尋常じゃない汗が額から流れた。私はあまり汗をかかない。サウナに入っても、こんな汗をかいたことはない。夏場に5キロくらい走ったときみたいだ。これにはかなりびっくらこいた。

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雲仙温泉を後にして、小浜温泉にやってきた。

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まずは、小浜荘という旅館が経営している、脇浜共同浴場(No.22)にやってきた。

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中に入ると、昭和初期がそこにはあった。

番台では、老夫人が爆睡中であった。睡眠中申し訳ないが、スタンプを押したいので、起こしてみた。耳が遠いのか、寝ぼけているのか、話がうまく通じない。スタンプを指差し、これ!と指差すとやっと理解してくれた。スタンプは自分で押して、料金150円を払い。いざ入る。

・・・熱ぅう~

尋常じゃない熱さだ。これは昔入った竹瓦温泉を彷彿とさせる。

数十秒でゆでだこになってしまった。しかも、タオルを車に忘れてきてるやん!

まあ、風呂上りに風で乾燥させるか・・・、等と考え、何気なく湯の湧き出し口に近付いて、手を触れようかとしたら、おっちゃんに危ないと注意された。確かにとてつもない高温であった。なんと、源泉の温度105℃で世界一の熱さらしい。

そこから、このおっちゃんと会話が始まった。

おっちゃんは地元の人で、30年ここに通っており、その間、風邪知らずらしい。

湯の湧き出し口からでるお湯を飲むために、プラスチックのカップが置いてある。おっちゃんに、飲んでみと薦められた。

・・・塩味やな。

この小浜温泉はナトリウム塩化物泉で、塩っぽいのが特徴だ。

しばらくすると、おっちゃんが出て行った。私もすっかりゆでだこなのでそろそろ出ることにした。脱衣場にて、おっちゃんが外から腰にタオル姿で入ってきた。何事かと思っていると、新品のタオルを貸してくれた。どうやら自分の車からタオルを持ってきてくれたらしい。まさか貸してくれるとは思っていなかったので、感動である。

おっちゃんはそのまま、再び浴場に入っていた。

男だぜ!おっちゃん・・・

すっかり火照った体を冷やすため、裸で脱衣場をうろうろしていると、妙な看板が目に入った。

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客の心得が書いてあるのだが、その歴史を感じさせるフォルムと内容が面白かった。

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こっちは効能がある病気一覧か・・・

なかなか面白い風呂であった。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

脇浜共同浴場から歩いていける距離に雲仙荘(No.23)はある。

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名前から小さな旅館を想像していたのが、ご覧の有様である。

遠くから見て、なんか凄い建物があるなあと思っていたが、まさかこれとは・・・

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こりゃ、何だ?

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こうやって、竹にお湯をかけることによって、適度に冷ますそうだ。

では中に入ろう・・・

浴場は2階らしい。

なんとも、妙な施設だ。

それにこの臭いは・・・

まるで大型研修施設だ。

風呂の中まで研修施設臭がしていた。

ここも塩化物泉であるが、何とも落ち着かない。そこそこ入ると、すぐに出てしまった。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

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最後は、春陽館(No.24)という旅館である。

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風呂には誰もいなかった。

・・・さて、上がるか・・・

何も言うまい

こうして、今回の修行を終えた。

2012年4月28日 (土)

九州温泉修行Ⅵ(人吉温泉)

平成24年4月22日。今回の修行地は熊本は人吉である。

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まずは人吉旅館(No.17)である。

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旅館のロビーで料金払い、スタンプを押してもらうと、早速浴場へ赴く。

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なかなかレトロで雰囲気のある旅館だ。

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ここが浴場か・・・

さてさて、風呂はどんな感じかな・・・

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小さいがレトロな雰囲気がGood!である。

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風呂場のすみにはあがり湯用にお湯があった。

さてさて、入るか・・・

少し熱めだがなかなか・・・

おりょ?風呂の中にベンチが置いてある?

腰をかけてみると、なかなかいい塩梅にリラックスできる。こりゃ、いいわい!

しばらくすると、他のお客さんがきた。

このお客さん、地元の人でいろいろ会話した。

この浴室には湯船が二つある。何でも、昔は向こう側が女風呂だったらしい。女風呂は今は新しくなって、そのさらに隣に存在する。女風呂がどんなん知らんが、こっちのほうがレトロでいいんじゃないかな?

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続いてやってきたのは、新温泉(No.18)である。人吉旅館から歩いて数分のところにある。

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中に入ると、番台があった。おばちゃんに料金を払うと、早速入ろうと、脱衣場へ・・・

?棚がない?

まさかの床に脱衣籠を置いて着替えである。

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やたらレトロだ。

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こちらが浴場だ。

左の風呂にぬるめの湯が入っていた。右は左から湯を送っている。水みたいな温度になっていた。

風呂に浸かり、すっかりくつろいでいると。

お客さんが入ってきた。

なんと私と同じ湯巡り中であった。宮崎の都城からやってこられたそうだ。情報交換を行い、お互いの健闘を祈った。

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車でしばし移動して、華まき温泉(No.19)にやってきた。

浴場の左手の建物で料金を払い、スタンプを押してもらうと早速、入る。

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これはいい!ちょうど目の前に桜が咲いていた。これはさっきの新温泉であったおじさんに聞いていた。

風呂はぬるめで長く入るには、ちょうどいい。若干体に泡がつく。炭酸ガスが少し発生しているようだ。肌にやさしそうなお湯にすっかりほっこりしてしまった。

悦に浸って表情で風呂から上がり、今回の修行を終えた。

今回行った3っつの温泉はそれぞれ特色があり、面白かった。

2012年4月26日 (木)

九州温泉修行Ⅴ(花立山温泉、甘木温泉)

平成24年4月21日。今回の温泉修行は福岡だ。

筑前町にある、花立山温泉(No.15)にやってきた。丘の上にどでかい施設が見えた。どうやら、それがそうらしい。。。

丘を少し上がったところにある駐車場に車を停めたが、温泉はもう少し上だ。

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やや?

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スロープカーで上まで上がれるらしい。

しかし、私はスロープカーを無視し、そのまま徒歩で上がった。

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どでかい施設だ。

中に入り、受付で料金を払おうとすると後払いとのことだった。しかも、800円という。想定外の料金体系にびっくりしたが、スタンプ帳を見せると、割引で600円になると言われた。

スタンプを押してもらうと、バーコード及び鍵付きのリストバンドを渡された。ロッカー番号が記されていた。つまり、その番号のロッカーを使えということだ。

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こちらが大浴場への入り口だ。この彫像は一体?

さて、いざお風呂に入る。

浴室に入って、びっくりした。かなり広い。ほんの少し硫黄臭がしたが、やがて消えた。

浴室には先ほど暖簾の前にあったローマ風彫像が立ち並んでいる。どうやらローマ風呂を再現したいらしいが、テルマエ・ロマエで怒られそうだ。

泉質は柔らかい印象がある。そして、ほんのりカ○キ臭。レジオネラは怖いからねぇ。。。

露天もあるが、これまたへんてこな造りであった。

この日は強風で、露天風呂には葉っぱがたくさん落ちていた。先に入っていたおっさんが丹念に葉っぱをとっていた。神経質なオヤジである。

あんまり温泉に入ったという気がしなかった。健康ランドの親方みたい。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

続いてやってきたのは、朝倉市甘木にある、卑弥呼ロマンの湯(No.16)である。

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この温泉、朝倉市総合市民センターの中にある。

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他にも演劇や音楽会用のホール、生涯学習センター、図書館なんかがある。

さて、温泉に入ろう。

おっかなびっくり入ると、自販機が見えた。チケットを買おうとすると、故障中の張り紙があった。仕方ないの受付に行くと、自販機に買えという。。。

すぐに受付のおばちゃんが張り紙に気付いた。どうやら直ったが、張り紙を取り忘れたらしい。平謝りであった。料金は400円で同じだが、統計のために市外のほうを買う。

さて、浴室に行こう。

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温泉に行くには、右手に宴会場を見なければならない。宴会場は、風呂上りの人々の休憩所と化していた。

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トレーニング室の手前に浴室がある。

中に入ると、薄暗い照明で、なかなか雰囲気がある。

お湯は、少しぬるぬるする。泉質は結構良さそうだ。町中の日帰り入浴施設としては、結構いい感じなのではあるまいか?

こうして、ゆっくり浸かってほっこりしたところで、今回の修行を終えた。

2012年4月25日 (水)

九州温泉修行Ⅳ(七里田温泉、長湯温泉)

平成24年4月14日。温泉シリーズ第4弾は、大分竹田である。

まず向かった先は、日本有数の炭酸泉、七里田温泉(No.11)である。

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七里田温泉館で、受付をする。木の葉の湯と下湯があるが、もちろん、炭酸泉の下湯を選ぶ。下湯の脱衣場にはロッカーがないので、貴重品はこの温泉館のロッカーに入れるとよい。料金を払うと、鍵を渡された。なんじゃこりゃ?と思っていると、温泉に入るのに鍵を開ける必要があると説明された。

下湯はいったん温泉館から出て、しばらく歩く必要がある。

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このラムネの湯と書いてあるのが、下湯のことだ。下湯の名のとおり、下に下る。

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この小屋がそうらしい。

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ノブを回すと、鍵がかかっていた。ここでさっきの鍵が要るのか?

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鍵を開けて、中に入った。

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ほな入りまひょ!

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おりょ?先客がおった。

早速に入る。温度はかなりぬるめで長く入るにはちょうどいい。

しばらく入っていると、体中が泡で包まれた。ちょっとでも動くと、体から大量の泡が放出されて、水面で泡がはじけ飛ぶ。こんな凄い炭酸泉は初めてである。かなり興奮した。

この温泉、あまりにも炭酸濃度が濃く、危険だということで、窓開けっぱの送風機で換気を常時行っている。

それにしても気持ちいいなあ。。。そうそう、いびきがね・・・

おりょ?先客の爺さん、めっさ寝とるやん!

気持ちは分かるよ。

こちらもうとうとしながら、しっかり1時間ほど入った。

かなり満足できる温泉であった。もっとも温度がぬるいので、寒い時期には少々きついかもしれない。温泉館で鍵を返すと、竹田観光に向かった。この話は別に報告する。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

竹田観光を終えて、向かった先は、同じく竹田にある、こちらも炭酸泉で有名な、長湯温泉である。

まずは郷の湯旅館にやってきた。

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なかなか楽しそうな雰囲気がある。さっそくお風呂に入らせてもらおう。

500円ね。。。あ、万札しかないや!

え?お釣りがない?

どこかで両替してくださいとのことだ。近くに店屋はない。仕方なく、車で探しに走った。

...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。

結局、店がよく分からない。

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ということで、先にラムネ温泉館(No.12)に入ることにした。

お洒落っぽい建物にちょいとびっくりして、中に入ると、やたら近代的でより一層たまげた。

料金は同じ500円だが、こちらは万札でもおつりが出た。

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ガーデンの向こうに見える建物が浴場だ。手前にあるロッカーで貴重品を預ける。

脱衣場から浴場へはやたら低い位置にある引き戸を開けて、入らなければならない。内湯は一風変わった湯船だ。まるで、鍾乳洞のリムストーンプールのような湯船に濁り湯が入っている。入ると、少ししみた。塩的なものか?

露天には、炭酸泉がある。入っていると、やがて、ぷちぷり泡が体に張り付いてきた。確かに凄いが、先にもっと凄い七里田温泉に入ってしまったので、全く感動しなかった。おまけに狭い湯船におっさんが芋鍋状態で入っており、おこちゃまがきゃっきゃ騒ぐので、全くくつろげなかった。

15分ほどで嫌になって出てきた。出てきた後は、売店でラムネを買って飲んだ。

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郷の湯旅館(No.13)に帰ってきた。

旅館の主人に料金を払う。愛想のよい主人だ。

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こちらのお風呂に入ってくれとのことだ。

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脱衣場に入ると、一人入っているようだった。

いよいよ浴場に入る。

・・・何じゃ、こりゃ~!?

湯船が、湯船が・・・

湯船一杯に謎のベージュ色の固形物が蔓延っていた。これは温泉抽出物なのか?

触ると、ざらざらしていた。

おそるおそる入る。湯は少し熱めだが、まろやかな感じがする。これはいい!

ほへぇ~としていると、先客が出た。

これはチャンス!

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ということで、誰もいなくなったので、浴室を撮ってみた。どや!凄いやろ?

湯船の底には、そこここに剥落した温泉抽出物の塊が落ちている。尿管結石みたい!

結局、このあと、誰も入ってこず、40分くらいゆっくり浸かることができた。

ほっこりして出てくると、主人が声をかけてきた。

主人:面白い温泉やろ?

私:ベージュ色の塊って、あれ全部温泉の成分ですよね?

主人:そうそう。昔はあれ、全部削岩機でとってたんやけど、温泉通のお客さんがとらないほうがいいっていうんで、それからとらんようにしたんよ。そしたら、評判になって・・・

確かにあの塊はインパクトがあり、マニア心をくすぐる。このあと、自分の温泉を自慢げに語る主人としばし歓談したが、私が先に行った七里田温泉は主人もお薦めとのことだった。やはり、温泉通を唸らせる温泉であったか・・・

ここは一人旅大歓迎だそうで、今度は泊まりに来いといわれた。今後は宿泊したいと思ったが、どうせなら誰かと来たいと思った。誰かいないか?

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続いては、長湯温泉でも有名なガニ湯にやってきた。ガニ湯とは川原にある無料の共同浴場である。入り口が分からず、迷ってしまった。ここは、八十八湯めぐりの対象ではないが、折角なので入ってみた。

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え?橋の下にある、あの板の上に服を置けと?とりあえず先客に習って、脱いでマッパなまま外に飛び出した。

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目が二つあって、蟹だね?

先客はすぐに出たので、一人だけの温泉タイムが始まった。

お湯はぬるい。浸かっていると、道上からやたら声をかけられる。とても落ち着いて入ってられるかぁ~!どこから入るのかとかぬるいのかとか聞いてくるくせに誰も私と同じ土俵に上がらない。結局、少し浸かって、早々に退散した。

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水神之森(No.14)にやってきた。こちらも長湯温泉だが、なんか変だなあ。。。

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だって、入り口にこんなあるから、思い切り行き過ぎそうになったやんかあ!

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ペンションってやつですかねぇ?意表をつかれ、びっくらこいた。

中に入ると、お上がいたので、お風呂はここでいいですか?と聞いてしまった。

早速、スタンプを押してもらうと、お上が、「郷の湯旅館さん、いってらっしゃいますね?」

と聞いてきた。

何でもこちらは郷の湯旅館とは違い、こびりつく温泉抽出物を丹念にとっているそうだ。理由は糖尿病の人だと、傷ついてそこから壊死したらまずいからだそうだ。これも一つの選択肢である。

他にも湯船に蓋をしているかもしれないから、閉まっていたらあげてくれと言われた。何でもどこぞやの温泉通の手作りだそうで、炭酸が逃げないようにだとのことだ。

ま、最後だし、ゆっくり浸かろうと風呂に向かった。

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真ん中に置いてあるのが、噂の蓋か・・・

木とかで作りゃ、雰囲気出るのに・・・

とりあえず入るか・・・

お!風呂の泉質はよさそう!炭酸はそんなに出てないみたいで、泡つきはあまりない。なんか独特の臭いがするなあ。。。どこかで嗅いだことあるような・・・

後で風呂からでて温泉通の書いた記事を見て、分かったが、これはモール泉の臭いだった。そう大川温泉で臭ったことがあるのだ。上がってからみた記事によると、実に様々な成分が入っているそうだ。

他に客もなく、すっかりご満悦でゆっくり浸かった。1時間ほど浸かってでてきた。

風呂上りにロビーに行くと、お上にゆっくりしていけといわれた。

ほなアイスコーヒーでも飲んで・・・

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なかなかよか眺めばい!

しみじみと日没を眺めながら、一句捻りたくなったとき、ふと珈琲についてきた砂糖を見た。UCCだった。神戸市多門通・・・。めっさ懐かしいやん!

そういや先々週はふじゅんの会のしゃっちょーさんこと、じゅんちゃんの結婚式で神戸に帰ったか。ほな、ふじゅんの会のメンバーにメール打っとこ。

私:長湯なう

お!返信が・・・

まき:歯医者なう

JIN:晩御飯支度なう

じゅんちゃん:橿原まで仕事の移動中なう

やはりノリがいいなあ。。。

最後にまたお上と話した。ここの温泉は奇跡の温泉と言われているそうで、病気が治りましたとか、そういう話がしょっちゅーあるんだそうだ。常連もたくさんいて、家族みたいな感じだそうだ。良かったら、今度は泊まりに来てねと言われたが、人見知りの激しい私には、そんなアットホームな空間は耐えられないのだ。しかし、また来たいと思える、いい温泉ではあった。

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こうして、今回の温泉修行を終えた。しかし竹田は遠い。家に帰るとすっかり夜だった。

2012年4月17日 (火)

九州温泉修行Ⅲ(宝田温泉、辰頭温泉、亀の甲温泉、不二の湯)

平成24年4月8日。温泉修行の第三弾をお送りする。

今回は熊本は泗水町付近の4つの温泉である。

一つ目は宝田温泉宝の湯(No.7)である。ナビどおりにいっていたら、住宅地に迷い込んだ。なんとか抜け出すと、川沿いに現れた。

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早速入る。

まずは薄茶色黄色い内風呂に入る。へぇえ・・・と浸かっていると、露天があることに気付いた。露天でもしばらく入ったが、何か落ち着かなかった。やはり地元民に囲まれているというのが、アウェーな感じなのか?泉質は炭酸水素塩泉で、ぬるぬる感がある。

宝田温泉を出ると、辰頭温泉(No.8)に行く。川沿いの道をまっすぐ行けば、すぐに着くのだ。

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中に入ると、受付でスタンプを押してもらうのだが、どこから来たか聞かれた。まあ、福岡なんですけどね。

早速、浴室にGo!

こちらも先ほどと同じく、炭酸水素塩泉で、若干ぬるぬる感がある。露天もある。浸かっていると、おっさんが落ちて、大水しぶきが上がったのが印象的だ。こちらも地元民憩いの場といった感じで、何とも居心地が悪かった。

結局、そそくさと出てきた。慌てて脱衣場を出たせいか、タオルを忘れ、一回出たのに、また受付のおばちゃんに断って、脱衣場に行く羽目になった。

なお、このとき既に湯疲れを起こしていた。

3箇所目は亀の甲温泉(No.9)である。

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中に入ると、おばちゃんにめっさ話しかけられた。

おばちゃん:今日、何箇所目?

私:3箇所目です。

おばちゃん:大変ねぇ。前来た人は、5箇所入ってきたよ。

そんな会話を交わしながら浴室に入る。

内湯は、、、小さい。露天風もあるがビニルハウスみたいになっている。しかも、やたら小さい風呂がそこにはあった。

よく見れば、亀っぽい。だから亀の甲温泉なのか?

こちらも炭酸水素塩泉で、ぬるぬる感あり。

泉質は今までいずれも良いのが分かるが、どれも地元民が憩いの場とする銭湯のような雰囲気があり、よそ者にとっては場違いな感じがする。

すっかり湯疲れした私は15分ほど浸かって、死にそうになりながら出てきた。

おばちゃん:あら?もういいの?

私:・・・疲れました。

おばちゃん:3箇所も入ればねぇ。。。このすぐ近くに富士の湯があるよ。入っていきなさい。

私:どうしようかなあ?

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不二の湯(No.10)は亀の甲温泉の向かいのようなところにある。

そもそも不二の湯は、九州不二コンクリート工業(株)という会社の敷地内に湧く、温泉である。

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かつてはまさにコンクリート工場の敷地内にある、衝撃的な温泉だったそうだが、今は少し外れたところにある。

元々は社員のために社長が掘った温泉だそうだ。

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中に入ると、自動改札がある。100円入れると、バーが動くようになり、中に入れるのだ。完全無人の温泉なのだ。スタンプはバーを抜けてすぐの台の上に置いてある。勝手に押せということだろう。。。すごいな。

あまりの衝撃的な光景にすっかりテンションが上がってしまった。

風呂は薄暗く、露天はない。最後ということでゆっくり浸かることができた。泉質はこれまでと同様、炭酸水素塩泉でぬるぬるする。

こうして、今回の修行報告を終える。

2012年4月16日 (月)

沖縄で感じたこと(その9:波上宮)

那覇まで戻ってきた。レンタカーを返すと、国際通りに行こうかと思ったが、一つ思いついた。折角だから、波上宮に行ってみよう。。。

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波上宮は、全国一宮会という団体が認定してい琉球国新一宮である。

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伊弉冉命、速玉男命、事解男命が主祭神で、熊野系である。

てっきり明治政府になってから、反強制的に作ったのかと思いきや、もっと古くからあったそうだ。少なくとも江戸時代には存在していたようだ。

例のごとく、戦火により鳥居以外は消失した。

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昭和27年から再建の道を辿り、昭和28年には本殿が、昭和36年には拝殿が再建された。

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今更ながら、沖縄総鎮守に旅の安全を祈願する。

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こうして、波上宮の散策を終えた。

これにて、今回の旅は終了である。旅の間中、戦争を意識することが多かった。私にとって、非常に意義深い旅であった。

2012年4月13日 (金)

沖縄で感じたこと(その8:座喜味城跡)

読谷村にある世界遺産、座喜味城跡にやってきた。

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駐車場に車を停めると、歩く。修学旅行生か他県かららしい高校生と思しき集団がいた。ちょうど帰るところらしいので、あまり騒がしくなくてすみそうだ。

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世界遺産の碑があった。

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城跡までは林を歩く。

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林が開けると、いよいよ城跡だ。

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アーチになった門をくぐる。

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15世紀に沖縄のスーパースター?護佐丸が築城したとされている。

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建物の基礎跡があった。どんな建物が建っていたのでしょうな。。。

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階段があった。城壁の上に上れるらしい。

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なかなかいい眺めじゃないですか。。。

のんびりと見学してから、帰路につく。

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最後のアーチのアップを載せておく。中央の楔石は、沖縄の他のグスクには見られないものだそうだ。

2012年4月12日 (木)

沖縄で感じたこと(その7:勝連城跡)

続いての目的地、勝連城跡へ行く前に、玉城で昼飯を食った。

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もずくそばの店くんなとぅの定食だ。もずくそばにもずくご飯、もずくの天ぷら、もずく酢ともずく尽くしだ。なかなか美味く、ボリュームがあった。

腹も膨れたところで、うるま市の勝連城跡にやってきた。

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駐車場に車を停めると、小高い丘を登っていく。

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世界遺産、勝連城跡である。

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見事な石垣だ。

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早速、上ろう。

13~14世紀に築城されたそうだが、その最後の城主は阿麻和利という。クーデターを起こし、この地の按司となり、その後、琉球統一を企んだが、王府によって制圧された。

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世界遺産に登録されたグスクの中では最も古いものだそうだ。

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これは、御嶽のようだ。

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むむ!?

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穴が開いとるげ!

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勝連城の守護神が居ます場所のようだ。

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二の曲輪跡である。基礎が並んでいる。グスクの中心的な建物が建っていたそうだ。

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まだまだ上に上がりまっせ!

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石畳の坂道はごつごつして上りにくい。

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一の曲輪である。

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真ん中に御嶽がある。

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下を見下ろすと、他にも遺跡があるようだ。

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およ?こんな所に三角点が・・・

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いい景色ですなあ。。。

観光客もご夫人2人組みだけやったし、静かに見学できた。

2012年4月11日 (水)

沖縄で感じたこと(その6:沖縄平和祈念公園)

沖縄戦の終盤、首里の日本軍司令部は崩壊し、島の南端部まで追いやられた。この南端部は沖縄戦最大の激戦地にして、終焉の地である。糸満市から八重瀬町にかけての81.3k㎡(陸・海)は沖縄戦跡国定公園として、戦跡唯一の国定公園に指定されている。その一部、摩文仁の丘と呼ばれる場所は、平和祈念公園として整備されている。

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かつて激戦があったとは思えないほど、穏やかな雰囲気であった。

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この巨大なオブジェは平和の丘である。

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平和の丘から見渡せば、向こうに平和祈念堂が見えた。

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公園内を散策する。

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この先には、平和の礎がある。

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平和の礎とは国籍、軍人、民間人問わず、沖縄戦で亡くなった全ての人々の氏名を刻んだ碑である。県別に氏名が列記されており、そのあまりの多さに絶句した。

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平和の礎の先には、オブジェがあった。

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東アジアやね。

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公園からは海が見渡せた。

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続いて、沖縄県平和祈念資料館へ向かう。

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観覧料を払い、見学する。

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館内は沖縄戦へ至る歴史から、沖縄戦の悲惨さなどを伝える資料が展示してあった。戦中に避難場所及び日本軍の潜伏先になった洞窟(ガマ)内を再現した原寸大ジオラマなどは、何とも迫力があった。当時の資料映像も流れており、ベンチに腰掛けて、じっくり見たが、見終わった後は何とも暗い気持ちになった。

ショック状態が冷めやらぬうちに、平和祈念堂に行った。

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お堂の隣には平和の鐘があるが、鳴らさずにお堂に入った。

内部には、平和祈念堂の理念に賛同する画家のギャラリーがあり、その先にホールがある。

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平和記念像である。

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でかい。高さは12mもあるそうだ。

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上を見ろとな?

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クリスタルガラスが星のように瞬いているらしいが、よく分からなかった。

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記念像の下に潜れるようだ。霊石室なるものがあるらしい。

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文字通り、石が並んでいた。日本全国はもとより海外からも集めた石を陳列していたが、理由は私にはよく分からなかった。

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外にでて、裏手に廻るとビニルハウスがあった。蝶を飼っているらしい。

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蒸し暑いなあ。。。

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国内最大の蝶、オオゴマダラである。

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かなりでかいので、こっちに向かって飛ばれたときは、思わず気持ち悪くて、エビのように飛んで逃げた。

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蝶と平和祈念施設がどうにも結びつかない。どうにも疑問が解決せず、気分がもやもやする。そのせいで、良いのか悪いのか、戦争を勉強した後のショック状態から解放された。

2012年4月10日 (火)

沖縄で感じたこと(その5:ひめゆりの塔)

目的地はひめゆりの塔。ナビの通りに走ったら、何故かサトウキビ畑に連れて行かれた。

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どうやら図のように、ひめゆりの塔は用水路と林の向こうのようだ。うんこナビに憤りを覚えつつもどうにか大通りに戻ると、すんなり目的地に着いた。何をやっているのやら(;´Д`A ```

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ひめゆりの塔に向かう道中、小屋があり、献花用の花が売っていたので、買っていった。

ひめゆりの塔とは、学徒動員された沖縄県立第一高等女学校と沖縄師範学校女子部の生徒たちの慰霊碑である。それぞれの学校誌が「乙姫」と「白百合」であったことから、ひめゆり学徒隊と呼ばれるようになったそうである。

ひめゆり学徒隊は看護要員として従軍していたが、戦局が最悪になった状態で解散が命じられた。しかし、既に米軍が制圧しており、多くの生徒たちが犠牲となってしまったのだ。

最も被害の大きかった第三外科壕の上に立てられた慰霊碑がひめゆりの塔である。

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早速、献花し、冥福を祈る。

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あれ?この小さい碑が、ひめゆりの塔?

意外に小さかったので、びっくりした。

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この穴が第三外科壕である。

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この後は、ひめゆり平和祈念資料館を見学する。壕内の惨状などが紹介する展示物やビデオ上映がされている。第4展示室には、第三外科壕内から出口を見上げた様子が原寸大のジオラマで再現されており、迫力がある。また、第4展示室には、学徒隊犠牲者一人一人の遺影とプロフィールが紹介されている。まだ若くして亡くなった方々を思うと、あまりの悲惨さに目頭が熱くなる。かなりへこむが、現在の平和を実感し、今後の恒久的な平和を実現するためには必要なことだと思った。

2012年4月 9日 (月)

沖縄で感じたこと(その4:旧海軍司令部壕)

2月16日。二日目である。ホテルの近くでレンタカーを借りた。

最初に訪れたのは、旧海軍司令部壕である。これは、太平洋戦争において、最前線が南西諸島まで押し上げられたことにより、重要な拠点である小禄飛行場を死守するため掘られた壕である。

海軍の司令部として使われたが、米軍の上陸により集中砲火を浴びた。弾薬もほとんどあらず、歩兵による突撃を繰り返し、玉砕した。悲惨である。

現在、壕内が一般公開され、周囲も含めて海軍壕公園として整備されている。

ほそ~い、道を走っていくと、視界が開けた。海軍壕公園だ。

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まず視界に慰霊塔が見えた。

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見学にはまずビジターセンターに行く必要がある。

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センター内の資料館を見学する。

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壕内で発見された武器、遺品などが展示されている。

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資料館で沖縄戦の壮絶さ、悲惨さを勉強した後は、壕内の見学になる。

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この先から壕になる。異様な雰囲気が漂っている。

階段を降りていく。雨水が壁や床がびちゃびちゃだ。やがて、階段が終わり、トンネルが続いていた。

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こちらに行くと、信号室とやらがあるらしい。

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ここに通信機があったのであろう。大田司令官が自決前に残した、沖縄県民の献身的な奮闘を讃えた「沖縄県民斯ク戦ヘリ」の電報が有名だ。

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作戦室である。重要な部屋だったせいか、白漆喰で固められている。

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それにしても妙な湿気があり、気持ち悪い。

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幕僚室である。

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この穴ぼこは幕僚が手榴弾で自決した跡だそうだ。思わず、絶句する。

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こんな狭い通路を多くの兵士が行き交っていたのかなあと考えると、不思議な感じがする。

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暗号室は何か秘密めいていた。

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医療室である。多くの負傷兵が収容されていたそうだが、どうみても何人も寝れそうなスペースはない。どうやって、寝かされていたのか?

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下士官室である。最後は、ここに大勢の兵士が待機したため、立ったまま眠らなくてはいけなかったそうである。説明書きに当時の様子が描かれた絵があったが、信じられない光景であった。

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この先の出口から、多くの兵士が突撃していったそうだ。

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この先が司令官室である。

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やはり司令官室は他とは違い、少し広く、白漆喰で壁が固められ、しっかりとした造りだ。ここで、大田司令官は自決されたんでしょうなあ。。。

こうして、見学を終え、地上に上がってきた。もし、自分が兵士として、最後の突撃をするとなったら、どういう気持ちで突撃するんだろうなんてことを考えていたら、かなりへこんだ。平和って素晴らしいですね。

2012年4月 8日 (日)

沖縄で感じたこと(その3:首里城)

最後の坂道を上がると、

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世界遺産でもある園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)があった。この御嶽は非常に重要なもので、国王がちょいと出かけるときにお参りしていたそうだ。

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ちょっと守礼門を見てから、いよいよ首里城内へ潜入する。

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歓会門が入り口である。

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首里城を訪れるのは2回目である。詳しい説明は前回を参照してほしい。

また再び来ようと思ったのは、沖縄に来たならば、やはりここには訪れなければならないのではないかと感じたからだ。まー、奈良に行ったら大仏様みたいなノリだ。

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龍樋を見て、

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中山第一を見る。前回をトレースするような見学だ。

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瑞泉門

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漏刻門

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ド派手な広福門が見えた。

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首里森御嶽がありぃ~の、

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奉神門!

この先は、有料だ。

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立派な正殿ですな~

首里城は、14世紀末には創建されていたそうで、古い歴史を持つ。何回も焼失しており、一番最近は沖縄戦で焼失している。現在、18世紀から昭和20年までの姿を復元している。2000年には世界遺産に登録された。

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早速、内部の見学をするのだ!南殿の入り口から、南殿、番所と見学する。

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しばらくして撮影OKエリアにきた。この先は、書院だ。

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この先の王子が控えの間として使った鎖之間である。ここでは有料であるが、琉球菓子とお茶が楽しめる。歩き疲れていたので、しっかり休憩した。

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続いて、書院の見学に移る。

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書院の見学が終わると、正殿になる。

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1階は、下庫里といい、政治や儀式の場である。

奥の階段から国王が降りてきて、この御差床についたそうだ。

2階は、大庫里といい、王妃や女官の空間だそうだ。こちらの御差床も王の玉座として儀式などを行ったそうだ。

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正殿の見学を終えると、

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北殿である。

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この人、前もいたような気がするなあ。。。

北殿は行政の場だ。

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展示スペースになっている。

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往時はさぞかし、壮大であったろう。。。

北殿を出ると、いよいよ帰路である。

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首里城をでた。やはり、何回来ても面白いものだ。

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とぼとぼ歩いていると、弁財天堂があった。

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きもい鳥やなあ。。。

こうして、ホテルに帰り、1日目を終了した。

2012年4月 2日 (月)

沖縄で感じたこと(その2:首里金城町石畳道)

識名園の見学を終えた私、前回も訪れたが、首里城に行こうと考えた。

ソフトクリームを買った売店のオヤジに聞けば、バスはない、タクシーで行けと言う。。。そこで、識名園にあった観光案内図を眺めた。

・・・歩いていくか・・・

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細い道を行けば、すぐであったが、安全をとって大きな道を行ったため、ずいぶんオーバーランしてしまった。

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この首里金城町石畳道を行けば、首里城に出るはずだ。

首里金城町石畳道とは、1522年に建造が始まったとされる真珠道の一部、大変歴史ある石畳の道だ。真珠道の大部分は沖縄戦で破壊されたそうだ。

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石畳、石畳~と歌いながら歩く。なかなか勾配がある。首里城は高台にあるのだ。

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しばらく歩くと、古い町家があった。ここは休憩所として開放されているが、子供がきゃっきゃっと遊んでいたので、休憩などできなかった。

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そのすぐ近くには、金城大樋川という井戸があった。樋川(ふぃじゃー)とは、湧き水をそのまま石で囲った井戸に引き込んだ共同井戸のことだ。かつて、この地区で絶対不可欠なインフラだったのだ。

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かなり歩いてから、横にそれて、少し歩くと、内金城嶽があり、そこにはアカギの古木が6本生えている。

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あれが嶽かな?

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ここは鬼餅(むーちー)の由来となる土地だそうだ。昔々、鬼になった男を退治するため、その妹が釘入り餅を食べさせたそうな。。。餅を食って弱った鬼を海に蹴り落としたことから、健康長寿のため、旧暦の12月8日に餅(釘なし)を食べるようになったとさ。。。

看板には、さりげなく、沖縄戦で3人の戦死者が出たとある。戦争の影が見えて、少なからずショックを受けた。

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このアカギはかなり大きい。下のほうに洞穴が開いている。

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なんかおった!

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再び石畳道に戻り、振り返ってみた。かなり上まで来たものだ。

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やがて、終点に着いた。首里城はもうそこだ!

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