九州温泉修行Ⅱ(二日市温泉、大川温泉、久留米温泉)
九州八十八湯めぐりを3月から開始したが、今回は第2報である。今回も重箱の角をつつくように近場を攻めてみた。前回はこちら。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
平成24年3月11日。うっちょと二日市温泉の博多湯(No.4)に行ってきた。
二日市温泉といえば、奈良時代から開かれた歴史ある温泉で、万葉集にもでてくるそうな。。。
博多湯は共同浴場になるが、何と幕末からあるそうだ。すげっ!
まだ、かなり寒いので、ゆっくり温まるとしよう。。。
玄関を入ると、いきなり受付のおばさまに、「今すぐは満員なので入れません!」と言われた。
うげっ!?と思っていると、順番になるまで2階の休憩室で休んでくださいとのことであった。番号札を受け取ると、2階へ上がる。
なかなかいいじゃないですか!
うっちょとだべっていると、番号が呼ばれた。
下に降りて、いよいよ浴場に入る。脱衣場から結構人がいた。
浴室に入ると、地階に下るような趣になっている。露天はない。早速、湯船に浸かる。う~ん、極楽じゃ。
ここは源泉掛け流しで、加水加温もしていないらしい。泉質は単純泉だが、ほんのり硫黄臭がし、温泉に来たという感じになる。ほんのりラドンも含んでいるそうだ。
湯船にゆっくり浸かった後、体を洗う。うっちょより早く洗ったので、再び湯に浸かる。かなりに温まり、若干湯疲れした。うっちょ、おせぇ~なあ・・・と思って、よくよく洗い場を見ると、うっちょと思っていた人影は見知らぬ、おっさんであった。慌てて、出ると、うっちょはすでに上がって、2階の休憩室にいた。
こうして、温泉を堪能したわけだが、この風呂はなかなかお薦めである。福岡に近いという面でもいい感じだ。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
平成24年3月17日。大川温泉貴肌美人緑の湯(No.5)にやってきた。ここは、家から比較的近いので、たまに来るのだが、今回も無性に行きたくなったので、スタンプゲットの機会でもあったので、やってきたのだ。
大川と言っても、ほとんど大木町かという所にある。ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉というややこしい泉質であるが、特徴はその緑色である。何でもフルボ酸なるものが含まれるらしい。これは太古の植物などが分解される中で生成されるものらしく、大川温泉はいわゆるモール泉というやつになるのかな?
湯は少し、ぬるぬるしている。仕事帰りにちょいと行くには、いい温泉だ。露天もあり、ゆっくりできる。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
平成24年3月23日。久留米のあおき温泉(No.6)というところにやってきた。
久留米とはいうものの、実は先ほど紹介した大川温泉から結構近い。車で数分だ。
早速中に入ると、いかにも地域のじじばばの寄り合い所のような雰囲気があった。奥にはカラオケ完備の宴会場もあった。
早速、風呂に入る。温泉というより銭湯の雰囲気がある。浴室に入ったとたん、ほんのり硫黄臭がしたが、すぐに鼻が麻痺したのか、分からなくなった。さっきの硫黄はどこに?と不思議な気分になった。湯は、かなりのぬるぬるである。露天もあるが、屋根があり、露天モドキといった感じだ。湯にゆっくり浸かっていた私だが、途中で入ってきたおっさんが、あまりに気持ちよかったのか、「ん~、んふ~、ふう~、あぁ~」と喘ぐので気持ち悪くなってでてしまった。なお、サウナもあり、温泉のスチームサウナかと思い覗いてみたら、普通のサウナでおっさんがすし詰め状態で陳列されていた。
泉質はかなり良いと見た。
これにて、今回の報告を終える。
« 京都迷宮入りⅩ(その6:寂光院) | トップページ | 沖縄で感じたこと(その1:識名園) »
「福岡県」カテゴリの記事
- 九州温泉修行ⅩⅥ(博多温泉、観海寺温泉、明礬温泉、弓ヶ浜温泉)(2012.10.11)
- 香山昇龍大観音(2012.07.04)
- 九州温泉修行Ⅹ(菊鹿温泉、原鶴温泉、筑後川温泉)(2012.07.02)
- 九州温泉修行Ⅴ(花立山温泉、甘木温泉)(2012.04.26)
- 九州温泉修行Ⅱ(二日市温泉、大川温泉、久留米温泉)(2012.03.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント