アンコール旅行記(その23:アンコール国立博物館)
平成23年9月3日。四日目、最終日である。今日は出国まで時間があるので、最後の悪あがきをする。
ホテルで朝飯を食ったら、最初の目的地であるアンコール国立博物館だ。ここはツアーに含まれていないが、ガイドのP氏が個人的に連れて行ってくれるという話になった。ホテルからP氏が送ってくれた。
アンコール国立博物館である。新しそうで、かなりきれいだ。それもそのはず、2007年にオープンしたばかりなのである。
中にはいる。早速、チケットを購入する。おっ!?クレジットカードが使えるのか・・・
使ってみた。カンボジアではあまり使わないほうがいいかと思ったが、国家の施設で不正もないやろう踏んで、使用した。平成24年1月現在で被害にはあっていない。
ここで、P氏と空港への送りまで、お別れである。何でもガイドさんは客をここに連れてくると特典があるらしい。
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受付のお姉さんに促され、階段を上る。2階から見学するのがコースのようだ。生憎、撮影禁止のため、画像はない。
2階へ上がると、まずはシアタールームに通される。ここで博物館とクメール文明について紹介映像が流れる。ちょうど私たち二人だけだったので、日本語を流してくれた。
映像を見終わると、早速見学である。
まずは千の仏のギャラリーに入る。ここは見渡す限り、仏様である。眺めていると、かなり古いものから比較的新しいものまで様々である。しかも、一体一体表情があり、日本の仏様とは印象が違うので、いくら見ていても飽きない。きっとお気に入りの仏様が貴方にも見つかるでしょう。。。
あまり見ていても、この後の時間が惜しいので、後ろ髪を引かれつつ、涙を呑んで、ギャラリーを出た。
この他、2階には、古代クメール文明を学ぶコーナーや宗教的な観点から考えるコーナー、偉大なクメール王に関するコーナーがある。
1階に下りる。
1階は、アンコール・ワットに関するコーナー、アンコール・トムに関するコーナー、石碑などのコーナー、古代の衣装に関するコーナーがある。
基本的に仏像、ヒンドゥーの神像などの石像、石碑と石ばかりである。ずっと見ていると、飽きてきそうだが、さすが博物館に展示されているものは、状態がよいので、全く飽きない。正直、もっとゆっくり見ていたかった。配置も見苦しさはない。ただ、どこを見ても石なので、どこを見て、どこを見ていないか分からなくなることがあるのが、難点だ。
とにかく非常にきれいな博物館である。ところどころ、展示物について説明する動画が見れるようになっており、じっくり見学すればかなり面白いと思う。動画は日本語もあるので、安心だ。
こうして、すっかり勉強して、いい気分になって見学を終えた。
この後、いったんホテルに帰った。
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