いったん、ホテルに帰ってきた。ここでツアーは終了である。ここで、ガイドのP氏が仕事は置いておいて、折角だから地元の料理を食べに行こうと誘ってくれた。いったん、会社に帰るとのことで、しばらくホテル待機となった。
ちょいと休んで、待ち合わせ時間になった。ロビーで待っていると、P氏がきた。早速、夜の街へ繰り出す。ホテル前からトゥクトゥクに乗り込む。地元民のP氏と一緒なのでぼったくられる心配もない。
やがて、ナイト・マーケットの周辺にやってきた。
食べ物屋さんが立ち並び、かなり賑やかだ。
ほほぉ、ここで食材を調達して、バーベキューするのか・・・
この水槽は何かというと、昔、日本でも話題になったドクター・フィッシュだ。流行っているのか、やたら店があった。西アジア原産の魚らしいが、これは本物かなあ・・・?
夕食を食べる店は大繁盛であった。空くまでしばし、散策することになった。
ちなみにこの店は、トゥーム・レイダーの撮影のとき、アンジェリーナ氏が通っていた店だそうだ。アンジェリーナ氏のファンであるJINは鼻息を荒くした。
ナイト・マーケットだ。ナイト・マーケットは2007年3月にオープンしたマーケットである。夕方から深夜まで開いている。マーケットとは言うものの、もろ観光客向けのお土産屋街といったところである。
マーケットの入り口前には謎の象の像があった。ここで、P氏としばし別れ、お土産を物色することになった。
そうそう、、、やっぱり蠍酒は要りますよねぇ・・・?
とか言いながら、買う気もなく、スルーする我々であった。
胡散臭いものがやたら売ってあったが、結局、カンボジア・ティータイムという会社のノム・トム・ムーンというお菓子を買った。日本の会社なのであるが、カンボジアのために地元の人を雇用して、カンボジア伝統のお菓子を製作販売しているそうだ。販売人が日本人の女性であったので、色々聞いた。決して、この会社の回し者ではない。試食でまあまあ美味かったので、職場の土産にちょうどいいなと思い買ったのだ。カンボジアには似たような店があったが、あちらははっきり言って不味かった。店の名前はあえて言うまい。
この販売員の女性、犬を飼っていたが、太郎という恥ずかしい名前であった。日本に帰ったら改名しようかな?とか言っていた。その他、クメール語版のドラえもんにちょいと惹かれたが、購入は控えた。
屋台の食べ物が気になった。パン・ケーキだそうだ。
で、食ってみた。私が食ったのが卵で、JINがバナナである。途中で交換したが、卵のほうが意外性があって、美味かった気がする。JIN氏はどうだったろう?
いよいよ夕食の時間である。左上のピンクい魚が気になったので、P氏に注文してもらった。とっても糞不味そうな色をしているが、どんな料理になるのやら・・・?
こんな料理になった。
いい仕事してますね~、美味しいですか?
どうぞ。この美味さは食べんと分からん、分からん。
・・・ま、とりあえず、びびりながら食ってみる。
う~ん、味がピシャッとついと~(◎´∀`)ノ
美味いやんか~いヽ(´▽`)/
甘酸っぱいスープが絶妙である。ちょっと間違ったら糞不味いこと請け合いなのだが、なんとも絶妙なバランスである。こんな味、初めて食べた。いったい何を使っているのだろう?料理好きのJIN氏も首を傾げていた。
何か鍋が用意されたぞい!?
ほほお!?鉄板焼きと鍋が同時に楽しめるのか?これは面白い。
味も美味かった。あまりの美味さにバクバク食った。主に野菜を・・・。
私とJINがあまりにも野菜の食うので、P氏が笑った。でも、この野菜、美味いよ?
鍋にはこの謎の漬けダレを漬ける。酸味が利いて美味いもんは美味い!
腹いっぱいになった。P氏の分は当然、おごりだ。プライベートで付き合ってくれたんやからね。本当に美味かった。JINは実はまた体調が優れず、当初はあんまり食べないからと言っていた。しかし、意外な美味さにより結構食べることができた。そのおかげか明らかに顔色が良くなった。
帰りはトゥクトゥクに乗っていたら、マッサージ屋に行こうという話しになり、急遽足ツボをすることになった。 気持ちいいのやら、痛いのやら、、、
ま、足が楽になったような気がする。
こうして、ホテルに帰った。
ホテルの廊下にやたらでかいカタツムリが落ちていた。