アンコール旅行記(その12:アンコール・ワットⅣ)
第一回廊のレリーフをもう少し堪能する。
第一回廊東南のレリーフは、天国と地獄だ。
レリーフは三層に分かれている。
下層は地獄を表している。なんだかよく分からんが物々しい。中央の獄卒らしき巨人が乱暴に片手で人の足を掴みあげている。
中層は、死後、天国へ行くか地獄行くかという閻魔大王の裁判に向かうシーンである。
そして、上層は天国となっている。リア充が・・・(-ε-)
天国は正直面白くないので、どうしても地獄を見てしまう。人の不幸は蜜の味っと・・・
中層も見るか・・・
輿に乗って、法廷行きとは大した身分だ。
その頃、地獄では人々がぶった切られておった!
再び中層へ。。。
閻魔様登場!めっさ腕生えてるし!
中層の行進は続く。
あれれ?様子がおかしいぞ!下層の地獄は相変わらずだが、中層も物々しい。
あっ、落ちた!
どうやら地獄行きが決定したようだ。
下では、左の長距離砲がバットを構えて待っている。このままではライトスタンド一直線であろう。。。
もちろん、天国行きが決定した人らもいるが、どうでもいいので、やっぱり地獄を見てしまうのであった。
舌抜かれておるぞ!舌長っ!!(゚ロ゚屮)屮
天井の模様が面白い。。。
これ、どうなってるの?この姿勢でお互いの腹をぶつけあったら地獄のコンビネーションの完成やのになあ。。。
こ、これは!?
地獄のキャンバスを打ち破ったマッスルローリングでは?
そんなことをすれば、それぞれの頭が大変なことになるのだ!
そうそう、串を口から尻にぶっ刺して、遠火でじっくり炙るのだ。
釘打ちですか・・・?もはや釘バット状態なのである。
今度は釘打ちの跡にタワーブリッジ状態ですか?
宴は続くのであった。。。
ガイドのP氏は、とっても怖いと脅していたが、あまりの地獄絵図にすっかり興奮してしまった。
角を曲がった東面には、かの有名な乳海攪拌が彫られている。
阿修羅たちと、
神々が両方向から蛇を引っ張ることで、乳の海を混ぜ混ぜすると、不老不死の妙薬アムリタが得られるのだ。ねるねるねるねもびっくりだ。
真ん中ではヴィシュヌ神が采配している。
実はこの乳海攪拌、ついこの間まで、修復工事で見学ができなったのだ。運よく、工事が終了し、見ることができた。乳海攪拌を見て外に出たとき、看板でその事実を知った私たちは小躍りした。今年来てよかったと・・・
こうして、アンコール・ワットの見学を終えた。あまりの光景の連続に興奮状態が続いたため、今は放心状態にある。
猿やー
再び興奮の絶頂になってしまった。。。
車を待たしている、別の出口へ歩いていく途中にもさり気なく遺跡が存在する。すごい所だ。
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