京都迷宮入りⅨ(その2:広隆寺)
まことに恥ずかしいことに、美術好きを自称する私だが、国宝の中で最も有名といってもいいのではないかと思うが、広隆寺の弥勒菩薩を見たことがない。
ということで、、、
やってきました!広隆寺!
仁王門には立派な仁王様が・・・
おやおや?あまり人がいないなあ・・・
こんな糞暑い中、参拝する人も珍しいのかな?
まずは講堂。
太秦殿。
そして、本堂である。
さて、広隆寺であるが、真言宗系の単立寺院である。山号は蜂岡山という。大変歴史のある寺で、平安遷都以前からあったそうで、京都最古の寺ということだ。なお、渡来人秦氏の氏寺でもある。
そして、かの有名な弥勒菩薩半跏像を保有する寺なのである。
弥勒菩薩はこの先にある。左手に見える受付で拝観料を支払うと、いざ行かん!
弥勒菩薩が展示されている霊宝殿は右に曲がるらしい。
霊宝殿である。
では入ってみよう。。。例のごとく、写真撮影は禁止である。
・・・すごい。。。
としか、言いようがない。
弥勒菩薩であるが、引き込まれるような独特の魅力がある。素晴らしい。さすが国宝である。
弥勒菩薩像は7世紀に製作されたそうだ。韓国にもよく似た像があるらしく、この弥勒菩薩も朝鮮半島で作られたという説がある。日本で製作されたという説もあり、未だ議論中の問題である。う~ん、ロマンがありますなあ。。。
霊宝殿には、もちろん弥勒菩薩以外の仏像も展示されている。いずれも素晴らしい仏像であり、見学中、私の鼻息は荒かった。なんで、今までこれを見なかったのだろう?人生損してたな
霊宝殿からでてくると、美しい花が咲いていた。
美しいね!
すっかり美に毒気を抜かれた私は、嵐電に乗り、家路につくのであった。決して、このあと、日本橋などには行っていない?
これにて、岡山から始まった夏の帰省シリーズは終わりである。次回からは、大作?が始まるよ。。。
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