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2011年11月

2011年11月30日 (水)

アンコール旅行記(その4:アンコール・トムⅢ(バイヨンⅡ))

バイヨン第一回廊の見学を終え、いよいよその中心部へ足を進める。

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奥の階段を上っていくようだ。

その前に・・・

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いいレリーフしてますなあ。。。

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いよいよ・・・

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ふと傍らを見ると、瓦礫の山だった。この辺りも、そのうち復元されていくのでしょうか?

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ガイドさんに連れられて、奥へ。

お!警備員がいるな?

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第二回廊をすっ飛ばし、上部テラスへ。。。

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祠を出ると、

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いきなり顔面だった。

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祠堂の中から上を見上げると、こんな感じだ。

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上部テラスには、こんな感じで祠堂がいくつもある。

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お!

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これやん!

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これらの顔面は、一般に観世音菩薩のお顔とされる。クメールの微笑みなんて、通り名もあるらしい。写真では見たことがあるが、実際に間近で見て、とにかく感動した。素晴らしい。何ともいえない、迫力がある。

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こういう何でもないとこにも、デヴァターがいる。

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JINが祠に入る。

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えらい狭いところで停まった。何があるん?

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こんな陰にもさりげなくデヴァターが・・・

それにしても見事な彫刻だ。しかし、P氏曰く、アンコール・ワットの彫刻のほうがもっと凄いとのこと。これは午後から期待大だ。

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これはリンガ台だ。本来この中央の窪みにリンガが入っている。リンガはシヴァ神の男性器だ。リンガ台はヨーニというらしく、これは女性器だ。つまり、チョメチョメしておるわけですな。リンガに水をかけると、ヨーニに彫られた溝を伝って、手前の注ぎ口に流れる仕組みになっているのだ。肝心のリンガは消失しているようだ。今回の旅ではリンガのない、寂しげなヨーニを数多く見ることになった。ちなみ、リンガは「インディ・ジョーンズ魔宮の伝説」で、最重要アイテムになっているさ!

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お顔にズームイン!

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そろばんみたいやな!それかマニ車。

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簡単に上部テラスを見て廻ったところで、ガイドのP氏がゆっくり見ておいでと、自由時間にしてくれた。気が利いてるなあ。。。さっそくJINと探検開始だ。

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弩アップ!

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なんやこれ?

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要するに、これに座るなと言いたいのだろう!

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この下は第二回廊かな?

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足元にもさり気なく、彫刻が彫られていた。

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JINが祠にIN!

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おお!こりゃ、テンション上がるばい!

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バッテリーはもちろんパナ!

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こっちにゃ、別の仏様がいた。

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いやっほ~ヽ(´▽`)/

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屋根の上に何か並んでおるよ。。。

P氏と合流した。さて、降りますかね。。。

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階段手すりにナーガがおった。

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ええがな!

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うぉぉお~、細かい!

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こっちは第二回廊かな?でも素通りですわ。

・・・北からバイヨンをでた。

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こちらの建物は、日本が復元したそうだ。改修事業を主に行っているのは、日本とフランスだそうだが、フランスは足りない部分はモルタルで埋めてしまうそうだが、日本は自然のできるだけ似た石なんかで補うので、見た目はあまりきれいじゃないそうだ。この辺は、日本人の感覚なんでしょうかね?モルタルなんか使ったら台無しやと思うんですけどねぇ。。。

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さらば!バイヨン!

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バイヨンの前には、これから回収作業で組み立てられる瓦礫が仮置きされていた。石には番号が振られ、パズルのように組み立てられていくのだ。

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さて、まだまだアンコール・トムの散策は続く。

2011年11月26日 (土)

アンコール旅行記(その3:アンコール・トムⅡ(バイヨンⅠ))

南大門を北に進むと、アンコール・トムの中心部に位置するバイヨンがある。

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ジャヤヴァルマン7世によって、12世紀末に建立された仏教寺院である。3層構造になっており、2層と3層に49塔もの祠堂を備えている。その祠堂に、有名な巨大な顔面が張り付いているのだ。顔面については後ほど紹介しよう。

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バイヨンの前の看板には、カンボジアの国旗と日本の国旗が書かれていた。我が国は、アンコール遺跡の修復に貢献しているそうだ。なんか嬉しくなるなあ。。。

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バイヨンの周りは、林である。かつては、密林だっただろう。

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早速、中を見学しよう。入り口で係りのオヤジにフリーパスを見せると、OKがでた。いざ!

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3層構造の1層目は回廊になっている。第1回廊という。

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寺院の入り口には狛犬のようにシンハ(獅子)が座っている。

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JIN氏はキャメラに夢中だ。教会カメラマンは今日は遺跡キャメラマンになるようだ。

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柱には、しっかりとデヴァターが彫られている。心憎い演出だ。

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めっさ踊ってるやん!

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周りの彫刻も見事だ。

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第一回廊の壁には、こんな感じでずっと彫刻が彫られているのだ。

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魚が泳いでいる。近くのトンレサップ湖の様子のようだ。

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ここから先は物々しい様子だ。

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見事な彫刻があった。

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船で戦っている。これはチャンパとの戦争の様子だそうだ。この耳の長い人たちがクメール人である。

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この頭は別に生首が並んでいるわけではない。船の漕ぎ手である。体は船で隠れているという設定だ。

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あっ!ワニに咬まれてる!

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この角度だと、しっかり彫られているのがよく分かる。

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こっちがチャンパだ。チャンパはベトナムにあった王国である。アンコールはチャンパに占領されていたが、ジャヤヴァルマン7世が開放した。彼は祖国を解放しただけでなく、他国まで領土を広げたそうだ。

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レリーフの前には警官が立っており、壁に触れようとすると怒られる。現に某国ご一行様は怒られた。

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牛や!

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ワニ、凶暴やな。。。

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こっちは農作業かな?こんな感じで戦だけでなく、クメール人の日常の様子も彫られており、大変貴重な資料となっている。

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生き物もいっぱい彫られている。

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ほんま生首みたいやな。

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一面の壁だけでこんなに見所が満載である。恐るべし!バイヨン!

しかし、ガイドのP氏は実に丁寧に説明してくれる。見学時間は他の客に比べて時間がかかるが、その分、しっかり見れた。予備知識がなくとも、理解でき、大変勉強になった。これは当たりのガイドさんだったかな?

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先に進むが、ずっとレリーフが続いている。

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また、チャンパと戦ってるなあ。。。

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豚の丸焼き?

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どうやら宴会のようですな。

こうして、第一回廊だけで、テンションは張り裂けそうだが、まだ続くのであった。

2011年11月23日 (水)

アンコール旅行記(その2:アンコール・トムⅠ(南大門))

平成23年9月1日。二日目開幕である。今日は、ガイドさんに連れられて、主要な遺跡を巡る予定だ。さて、JINの体調やいかに?

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窓を開ける。前に赤い矢印に示した仏像のレプリカが茂みの中から生えていた。今後、毎朝、この人を見ることになる。

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さて、朝食である。バイキングと思って、少々とりすぎたか?貧乏性がでてしまった。

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南国といったら、当然果物でしょう!マンゴーは大好物やもんね

ん?マンゴー、味が薄い?

ロビーに出ると、JINはトイレに行った。まだ体調悪いんかな?

しばらくすると、ガイドのP氏が来た。やがて、JINも個室から出てきたので、出発だ。玄関前には運転手のC氏がカムリでスタンバイしていた。この人、ほんま笑顔がいいなあ。。。

車は北へ向かう。

しばし走ると、料金所が現れた。ここでは遺跡の共通券が買える。

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われわれは、P氏の薦めもあって、3日間のフリーパスを買った。フリーパスは写真つきなので、受付で写真を撮られる。受付前に備えられているカメラに向かって、ハイポーズ!

料金所から北上すると、ネタバレ的にアンコール・ワットがあるが、ここの見学は午後からのほうがベストだそうで、とりあえずスルーして、その北にあるアンコール・トムに向かう。

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アンコール・トムへの入り口の一つ、南大門にやってきた。

アンコール・トムの建造は、12世紀末から13世紀初頭にかけて行われた。アンコール朝史上最も栄えた時代の統治者、ジャヤヴァルマン7世の治世である。アンコール・トムは、当時の都城であり、周囲を城壁で囲まれていたのだ。入り口は、この南大門の他に、西門、北門、それに東に勝利の門と死の門がある。

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城壁の周囲はお堀になっており、南大門までは橋が架かっている。その欄干はナーガである。

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この人たちは神々でナーガの胴体を引っ張っている。

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破損が激しいのだろう。なんか大事な部分がない像が多い。腹から頭が生えてるみたいだ。ナーガもぶつ切り状態だ。

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右側の人たちは人相が悪い。

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この人たちは阿修羅である。

つまり、神々と阿修羅たちが蛇を引っ張り合いっこしているのである。これぞ、乳海攪拌である!

乳海攪拌とはヒンドゥー神話の一つで、不老不死の薬「アムリタ」を得るため、神々と阿修羅が協力して、巨大亀クールマの上に山を乗せて、その山に絡ませた巨大な蛇を引っ張ることで、海をかき混ぜた。すると、海は乳の海になり、アムリタが出現したというものだ。

う~ん、壮大な物語だ。

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お堀が続いている。

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やっとこさ、南大門の前まで歩いてきた。

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P氏に促されて、門の左手にやってきた。この柱、なんと象さんの鼻である。よく見れば、門から、象の顔が三個突き出ている。この上には、普通に乗れて、象さんの鼻の間から顔を出して記念撮影ができたりする。もっとも、いずれは文化財保護のため、禁止されそうだ。

私とJINは当然、撮影しましたよ。。。

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門の上部には巨大な顔がついている。この顔は全部4つついているのだ。

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よく見れば、小っこい顔も・・・

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いよいよ門をくぐる。

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上の割れ目。

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おお!蝙蝠がぶら下がっておるぞ!

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隙間研究家のJINさん、こんなところにいい隙間ありますよ。

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門を抜けた。

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こっちにもでかい顔があるぞ!

さて、テンションは上がりっぱなしであるが、ここはまだ序の口に過ぎないのだ。次回へ続く。

2011年11月20日 (日)

アンコール旅行記(その1:導入)

平成23年8月31日から9月4日までの間、カンボジアはシュムリアップに行ってきた。JINと行く海外の旅は、例年ならば、2月に行っている。しかし、今年度からJINが異動し、仕事内容が変わったため、2月は超多忙となった。よって、今年度は夏にずらしたのだ。目的地は、かねてより私が行きたかった、アンコール遺跡である。さてさて、どういう旅になるのやら・・・

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

平成23年8月31日早朝。関空行きのバスに乗り込んだ。JINは前の停留所から乗っているはずだが、どこかな?

・・・あ!

見事に生ける屍と化していた。

後で聞くと、やっぱり仕事してて寝てなかったらしい。。。できる漢(おとこ)はつらいねぇ・・・(;;;´Д`)

JINの隣は、座れないから、他の席に座るか・・・

バスが発車した。。。

・・・斜め後ろの老夫妻の声がでかい。

爺:(どうやら原発関係の新聞記事を読みながら)最近の日本語はおかしいよ。何でも横文字使えばいいと思ってるんだよ!だいたいストレステストって何だよ!耐性試験っていえば、いいじゃないか!その点、野球はいいよ!ベースボールを正岡子規が野球(やきゅう)って訳したんだよ!

婆は合いの手を入れながら、ひたすら爺の独演会を聞いていた。

何となく耳につく。寝れんわ!

ストレステストでも耐性試験でも、どうでもいいわ!

だいたい正岡子規が訳したのは、野球と書いて「のぼーる」や!

と、ひたすら突っ込みたくなる私であった。

♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:

さて、恒例の両替であるが、カンボジアの通貨はリエルである。しかし、普通にドルが使われており、有利とのことなので、ドルを両替した。そもそもリエルは日本では手に入らないのだ。

もう一転、カンボジア旅行について、注意事項である。カンボジア入国にはビザが必要だ。しかし、入手方法は簡単である。なんと、インターネットで購入できるのだ。E-VISAで必要事項を入力し、証明写真用のデータを貼り付け、クレジット決済すれば、すぐにメールでくる。これをプリントアウトすれば出来上がりである。入国許可書がこんな簡単でいいのか?インドのときは大阪の領事館まで行ったけどなあ。。。

ともかく、出発である。

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今回の旅は、ベトナム航空である。

さてさて、席はどこかな?

あっ!ここやここ!

・・・狭っ!

何、この狭さは!?

前の席とやたら距離が近いのである。JIN曰く、某航空会社の中古やろうとのこと。

しかも離陸して、事件は起こった!

前の席がガコっ!ガコっと倒れてきた。背もたれ壊れとるやないか!座っていた女性が申し訳なさそうにしていたが、あんたのせいじゃないよ!

あっ!トイレのドアが勝手に開いた!

何なんだ?このオンボロ飛行機は?

やがて、安定飛行に入った。

大学生と思われるグループが騒ぎ出した。

やがて、席を勝手に代わるなどやりたい放題である。正直、むかついたが、客室乗務員は全く注意しない。

?何で?

飛行機に事故があったときに、席を(特に前後に)勝手に代わると、身元が分からなくなるから、絶対駄目って、聞いたことあるけどなあ・・・?

もうめちゃくちゃである。

すっかり不快になってしまった。

おまけに長時間狭いスペースに置かれたせいか、経由地のホーチミンに着いた頃には、すっかり膝が固まってしまった。

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ホーチミンで少し休憩する。

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JINは寝不足に、狭い飛行機ですっかり体調を壊してしまった。

やがて、出発のときがきた。

また、ベトナム航空に乗るのか・・・(;´д`)トホホ…

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おいおい!嘘やろ?

まさかの国際線でプロペラ?

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バスに乗って飛行機に移動する時点で小型機は予想していたが、まさかのプロペラとは・・・。

飛行機に乗ると、すぐに出発の時間となった。JINは気分が悪くなり、トイレへ直行した。いいのか?普通、離陸時は止めへん?

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このハエはガラスとガラスの間にいるけど、どこから入った?

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席はペラのすぐ近く。やがて、ペラが回りだした。うげ!すごい音だ。

ペラが外れて、どっか飛んでいくのではないかという恐怖に苛まれ続けた。

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シュムリアップ空港に着いた。まさかの滑走路を徒歩による移動だ。係りの人についてぞろぞろと歩く乗客一行。。。

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乗ってきたプロペラ機を見送る。帰りもこれかなあ?( ̄Д ̄;;

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滑走路を歩き回るなんて、初めてである。貴重な経験であった。JINは青白い顔をしていた。今回は何かが違うなあ。。。

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さ、入国だ。

緊張するなあ。。。

・・・あっさり終わった。

ビザとかろくに見やしねぇ・・・

JINのビザは、なんと発給側のミスで姓が二度繰り返されるというトンでもないミスプリであったが、それでも何も言われなかったようだ

今回の旅は、珍しくツアーである。

ガイドさんがいるはずやけど、、、

いた!

ガイドのPさんはカンボジアの方だが、なかなか日本語が上手い。これで日本に行ったことがないと言うのだから、すごいもんだ。

あれ?我々だけ?

P氏に連れられ、駐車場に行くと、運転手さんが昔懐かしのトヨタのカムリで待っていた。人のよさそげな人だ。

車は一路、ホテルへ行く。

途中から、いかにもという風景になったが、傍らでJINは死んでいた。

ホテルはソフィテル・アンコール・ポキットラー・ゴルフ&スパ・リゾートという5つ星のホテルである。なかなかゴージャスだ。チェックインの手続きをしている間、ドリンクがきた。

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刺さっているストローはレモングラスである。なかなか美味かった。明日は、ガイドさんに連れられて遺跡を散策することになる。一通り、説明を聞いたが、JINは相変わらず死んでいた。

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なかなかいい部屋じゃないですか!

JINは体力の回復を図るため、ベッドへ。。。

私は部屋をチェックする。

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シャワールームはガラス張りだった。

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さて、JINが起きるまで、本でも読んでこうか・・・

しばらくして、ノックをする音が。。。

びびりながらドアを開けると、従業員が立っていた。ベッドメイクをしようか?と聞いてくる。さすがに、要らないから、No, thank you.と答えた。そしたら、なんかくれた。私がびびってると、無料だからと言う。ほなもらっときまひょ。物はシナモンだった。ほんのりいい香りがする。特にチップを要求するわけでもなく、笑顔で去っていった。

かなりしてから、JINがついに起きた。

すっかり夜も更けて、飯を食いにいくにも遅い時間になった。

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さっきから気になっていた、枕もとの謎のお菓子を食べることにした。

JINがまず食べる。

JIN:マカロンの上のところやん。

食べてみると、確かにそうであった。美味い。

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その他、ウェルカムデザートが置いてあったので、食べてみた。これも美味かった。さすが、5つ星である。

部屋をでてみた。

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ロビーまできた。

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お!王族の方々の肖像写真が飾ってあった。ここカンボジアでは、王族は大変尊敬されているのだ。中央はシハヌーク前国王かな?私の青春期にカンボジアの内戦が終わったこともあり、シハヌーク前国王はよくテレビのニュースで見たものだ。なんかテンションあがるなあ。。。

飯屋を探そうと外に出てみたが、辺りはひっそりとしており、よく分からなかった。トゥクトゥクの運ちゃんがやたら声をかけてくるので、落ち着いて歩きもできない。まあ、単にひつこいだけで、特に悪質ではないので、いいんやけどね。。。

結局、レストランが見つからず、部屋に帰ってきた。

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腹が減っているので、ルームサービスで麺を頼み、晩御飯とした。

これにて一日目は、移動だけで終わった。いつもは1日目から全力状態が多いので、かなりゆったりした入り方だ。東南アジアは蒸し暑いので、あんま頑張るとへばると聞く。このくらいゆったりのほうがいいのだろう。あとはJINの回復を期待するのみだ。明日からはいよいよ遺跡探検である。実に楽しみだ。

2011年11月15日 (火)

京都迷宮入りⅨ(その2:広隆寺)

まことに恥ずかしいことに、美術好きを自称する私だが、国宝の中で最も有名といってもいいのではないかと思うが、広隆寺の弥勒菩薩を見たことがない。

ということで、、、

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やってきました!広隆寺!

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仁王門には立派な仁王様が・・・

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おやおや?あまり人がいないなあ・・・

こんな糞暑い中、参拝する人も珍しいのかな?

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まずは講堂。

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太秦殿。

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そして、本堂である。

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さて、広隆寺であるが、真言宗系の単立寺院である。山号は蜂岡山という。大変歴史のある寺で、平安遷都以前からあったそうで、京都最古の寺ということだ。なお、渡来人秦氏の氏寺でもある。

そして、かの有名な弥勒菩薩半跏像を保有する寺なのである。

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弥勒菩薩はこの先にある。左手に見える受付で拝観料を支払うと、いざ行かん!

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弥勒菩薩が展示されている霊宝殿は右に曲がるらしい。

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霊宝殿である。

では入ってみよう。。。例のごとく、写真撮影は禁止である。

・・・すごい。。。

としか、言いようがない。

弥勒菩薩であるが、引き込まれるような独特の魅力がある。素晴らしい。さすが国宝である。

弥勒菩薩像は7世紀に製作されたそうだ。韓国にもよく似た像があるらしく、この弥勒菩薩も朝鮮半島で作られたという説がある。日本で製作されたという説もあり、未だ議論中の問題である。う~ん、ロマンがありますなあ。。。

霊宝殿には、もちろん弥勒菩薩以外の仏像も展示されている。いずれも素晴らしい仏像であり、見学中、私の鼻息は荒かった。なんで、今までこれを見なかったのだろう?人生損してたな

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霊宝殿からでてくると、美しい花が咲いていた。

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美しいね!

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すっかり美に毒気を抜かれた私は、嵐電に乗り、家路につくのであった。決して、このあと、日本橋などには行っていない?

これにて、岡山から始まった夏の帰省シリーズは終わりである。次回からは、大作?が始まるよ。。。

2011年11月14日 (月)

京都迷宮入りⅨ(その1:京都国立博物館)

平成23年8月19日。

この間、ぎーさんが、京博の特別展がなかなかよかったと言っていた。

ということで、、、

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京都国立博物館にやってきた。

ぎーさんお薦めの特別展は、7月16日~8月28日の間、京都市動物園とタイアップして開催された、

「百獣の楽園ー美術にすむ動物たち」である。

美術・工芸品の中には、動物や植物をモチーフにしているものが多い。そんな動物を扱った日本の美術品の中から代表的なものを選んで展示するのが趣旨だ。鳥や馬やらテーマごとに展示スペースが分かれており、おまけにその動物に関する説明は京都市動物園が監修しているのだ。

早速、見学してみよう。。。

お!

チケットがクレジットカードで買えるようになっとお!

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京都国立博物館の設立は、明治22年に東京にもともとあった博物館が帝国博物館と改称された際、京都と奈良にも帝国博物館をつくることになったことに端を発する。明治30年に帝国京都博物館としてできた。

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正門や本館などの建物は、国の重要文化財に指定されている。お!百獣の楽園はこの本館でやってるみたいだ。なお、現在、平常展示館は立て直されるそうで、現在解体中である。あっ!平常展示館は1966年と新しい建物なので、文化財には指定されていないのだ。

中に入ってみた。写真撮影は禁止なので、画像はなしである。

いつぶりかねぇ~?特別展となると、蕭白展くらいかな?

展示内容はなかなか味のある趣向を凝らしていた。個人的には尾形光琳の虎と河鍋暁斎の化け猫が良かった。

すっかりいい気分になったので、図録もしっかりゲットした。

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こうして、京都国立博物館を後にしたが、帰り際、ミュージアムショップを見つけてしまった。物色していたら、昔買いそびれた、曽我蕭白展の図録があった。これは買わねば!

重っ!

とんでもなく重かった。おかげでこの後、とっても手が疲れたのだった。

2011年11月10日 (木)

湊川神社

私にとって、とっても馴染みのある神社を紹介していなかった。神戸では大変人気のある神社で、通称楠公さんという。

そう、湊川神社である。神戸の街をぶらつく前に、湊川神社を訪問してみた。平成23年8月18日のことである。

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三宮からモトコーを突破し、遥遥神戸まで歩いてきた。高速神戸駅のすぐ真上に当たるところに、湊川神社がある。この門の左手には地下への入り口があり、新開地までメトロ神戸というディープゾーンが続いている。当然、久しぶりに歩いてみたが、老若男女が卓球で汗を流す不思議な通路だった。

そんなことより神社である。

湊川神社は神戸では大変尊敬されている神社である。実はこの写真を撮る前に、歩いてき男性が門の前で立ち止まり、お辞儀をしていった。神社の前を通過するだけでである。そんな楠公さんとは誰か?

楠正成である。

建武の中興で活躍した武将である。最後は、この湊川の地で足利尊氏に敗れ、自刃している。

永らく忘れられていたが、再び脚光を浴びたのは、水戸光圀の水戸学以降である。特に、幕末には勤皇の志士の理想像とされ、維新の原動力になったのだ。

明治には、建武中興十五社の一つとして、湊川神社が創建された。ちなみに、旧社格は、別格官幣社である。

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門をくぐり、社殿まで歩く。

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社殿は戦争で焼失したので、戦後生まれの鉄筋コンクリート造りだ。

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天井絵がなかなかである。

全国著名画家の奉納らしく、中には棟方志功の作品もあるそうだ。

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社殿でのお参りを済まし、門まで歩いている、左手に鳥居が並んでいるのが見えた。

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お稲荷さんだった。楠本稲荷神社という。

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中はなかなかテンションの上がる構造をしていた。

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表門をくぐる手前、左手に通路が延びている。

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奥に進むと、爺さんがいた。

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水戸光圀公である。黄門さまもこの地を訪れた?

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光圀公の左手に、楠公さんの墓がある。

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墓碑には、「嗚呼忠臣楠子之墓」とある。この時は、光圀公が書いた文字を彫ったものらしい。。。

子供の頃から、何度も来た神社であるが、こうして、歴史の勉強をしてきて、あらためて参拝にきてみると、知らなかったことやら何やらでてきて、かなり面白かった。

ちなみに、神戸の三社詣でといえば、ここと生田神社長田神社である。まだ、神戸に住んでいた頃、親友の古着屋と初詣で三社を制覇したのは、懐かしい思い出だ。

こうして、湊川神社の参拝を終え、三宮までぶらついた。

2011年11月 8日 (火)

そうだ!但馬へ行こう!(その2:城崎マリンワールド)

今回は日和山海岸にある水族館である。

城崎マリンワールドはテーマ別にシーズーやダイブなどといった施設に別れている。今回は一番水族館っぽい、シーズーを主に見学した。

そもそも、この水族館に何故来たかというと、、、

おとんの「そういや、わし、城崎の水族館に行ったことないなあ。。。」という呟きによる。私自身は、大学のときの研究室仲間と訪れたことがある。はっきり言って、微妙な感覚を覚えた記憶がある。まったく期待していないが、おとんが行きたそうだったので、もう一度チャレンジすることにした。

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入館料はなかなかのお値段だ。正直、値段に見合ってないような。。。

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入ってすぐに淡水魚の水槽がある。日本の渓流を再現しているようだ。

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でかいオオサンショウウオがいた。何でも国内の動物園、水族館で飼育されているものの中では最大だそうだ。その体長、実に143.5㎝である。

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岩肌になんか白いのがこびりついてるなあと思ったら、オオサンショウウオの卵だった。これははじめて見た。

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渓流水槽から奥に進むと、下の階まで突き抜けた、縦長の水槽がある。水槽には地元の魚が泳いでおり、正直地味だ。

水族館の構造は、入ったところが最上階で、ここから下に下りていく。

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下に下りながら、壁の水槽を見ていくのだ。ちなみに手前の水槽には、サンゴ礁の魚が飼育されていた。

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これは底にいる魚を上から見る構造になった水槽だ。細長いのはアナゴやね。

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トビハゼにシオマネキ・・・

トビハゼはともかくシオマネキは普段有明海でよく見る。なんか泥の質が違うような気がするが、気のせいか・・・?

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ウミテング。

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こりゃ、ガーデンイールですな。

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にょろ~ん。。。

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こやつら、今はカエルアンコウになったんやったっけ?前の名前は、物議を醸し出していたからねえ。。。でもカエルか?

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カエルアンコウの幼魚。

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ミシマオコゼ。

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縦長水槽の一番下まできた。

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ゴマフアザラシ。

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但馬らしく、ズワイガニだ。蟹食いてぇ。。。

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タナカゲンゲかいな?

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オオカミウオおった!

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タコ!

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チカメキントキ?

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ペンギンさんがいた。

・・・、やはりどうも微妙な感覚がある。何か足りない。

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これか!?

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よく見りゃ、後ろにもう1匹おる!

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なんちゅー、格好で寝とーねん!

ま、セイウチなんですがね。

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しばらく寝ていたが、やがて起きて、愛想よく泳ぎだした。

さすが、この水族館の人気者である。というか、セイウチを見なければ、来る意味などないような気さえする。

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屋外に出ると、アザラシが餌の時間であった。

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トドが泳ぎだした。小さいし、雌かな?

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なんだでかいのもおるやん!雄かな?

トドは滝のある岩場を登り、ダイブするという芸をするそうだが、まあ、今回は時間が合わず、見なかった。

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こちらはペンギンプール。

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あれ?外にでちゃった!

おとんにやっぱし○ぼいやろ?と聞くと、案の定同意の回答を得た。

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しばらく進むと、お馴染みのショーステージがあった。

さらに進むと、

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ドルフィンタンクなる施設がある。これは珍しい、屋内のショーステージである。ここで、カマイルカが飛んだりするわけだ。前回来たときはショーを見たが、今回は素通り。。。

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こうして、水族館の見学を終えた。

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最後に漁協直営店で小腹が減ったと、竹輪を買い、かじりながら神戸に向けて車を走らせたことを付け加えておく。

以下、おまけ。

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漁港のイカ釣り船と、

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干されたイカ。

2011年11月 7日 (月)

そうだ!但馬へ行こう!(その1:大乗寺(応挙寺))

兵庫県は但馬に美術好き垂涎の寺がある。大乗寺といい、通称は応挙寺という。そう!円山応挙縁の寺である。兵庫県生まれの兵庫県育ち、おまけに美術好きの私としたことが、今まで行ったことがない。前から気になっていたが、とうとう行くことを決意した。今回は両親と一緒に行くことにした。平成23年8月17日のことである。

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ということで、やってきたのは、出石である。

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出石といえば、出石蕎麦である。非常に美味かった。但馬に着いたら、ちょうどお昼になったので、やってきたが正解であった。おかんが前々から本当の出石の蕎麦を食べたかったようだ。前は神戸かどっかの出石蕎麦と称する店で食べたそうで、あんまりだったらしい。今回、美味い蕎麦を食べれたと満足げであった。

出石蕎麦の特徴は皿に少しずつ盛っている点である。皿蕎麦というのだが、通常、注文は皿の枚数で頼む。一応、目安の一人前は何枚とお店の人に聞けば教えてくれるので、お腹と相談して決めるとよろしかろう。。。男性ならば三人前は軽い?

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出石観光は全くせず、蕎麦を食ったら、即退却した。

それにしても、神戸から但馬まで行くのは、昔は大変だった。最近、いい道ができて、かなり早くなったものだ。おとんは昔の感覚があったらしく、但馬行きを誘うと嫌そうな顔をしたが、実際来てみて驚いた様子だ。遠坂トンネル・・・

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で、今回最大の目的地、大乗寺である。山号を亀居山といい、高野山真言宗のお寺である。実は、おとんはかつてこのお寺を訪れたことがあるそうだ。さすが、一応日本美術に少なからず関係のある仕事をしているだけのことはある。興味なさそうな雰囲気で、軽く応挙の感想を述べてくる。

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早速参拝?拝観?しよう。。。

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おや?誰かおりますなあ。。。

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おやおや、、、誰かと思えば、応挙はんやないどすか?

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このお寺の観光のメインは客殿である。客殿の受付はここらしいが、どこから入るのかな?

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さっきの右奥に小さな入り口があった。この中が玄関になっており、履物を脱いで上がる。

受付で拝観料を払う。拝観は係りの人について廻り、いろいろな説明をしてもらうのだ。

ここの何が凄いかというと、障壁画である。応挙とその一門が描いているのだ。最も今は、ほとんどがレプリカで本物は別に大切に保管されている。しかし、レプリカとはいえ、その美しさは圧巻だ。応挙も凄いが、呉春や芦雪の作品もある。

おとんは、「さすが、応挙。孔雀の羽1本1本、松の葉の一つ一つ、丁寧に描いている」と感心していた。私は応挙の糞真面目な絵より、芦雪のような、ふざけ心のある絵のほうが好きだ。猿の表情が非常に面白かった。

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すっかり絵に堪能した。もうしばらく境内を散策しよう。

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実に雰囲気のある苔むし方である。

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左が薬師堂で、右が観音堂である。

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こちらは先ほど衝撃を受けた障壁画のある、客殿である。

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五重塔?

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あー、面白かったっと!とりあえず、目的は果たしたが、もう少し時間があるので、次回も続く。

2011年11月 6日 (日)

竹生島紀行(その4:国宝彦根城)

彦根港まで戻ってきた。竹生島はもう終わったが、もう少し時間がある。彦根城に行くことにした。

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彦根港から彦根城までは、期間限定で出現する、ご城下巡回バスを利用した。ボンネットバスというやつだ。これで懐かしいと感じる世代ではないので、ただ珍しいだけだった。

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座席にはひこにゃんが・・・

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バスで城下を巡回する間、ガイドさんがいろんな話をしてくれる。

・・・、おばちゃん、今セリフ忘れて、誤魔化したね。。。

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彦根城前に着いた。

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チケット売り場前にて、、、

雨が降ってきやがった。

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しばらくして、雨が小降りになったのを見計らい、決死のスタートだ。

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この通路は堀切と呼ばれる。右上に見えるのが、天秤櫓という櫓である。

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右手の石段を上れば、堀切の上に渡る橋にたどり着く。

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天秤櫓の正面である。戦のときは、この橋を落とせば、これ以上先には、堀切をよじ登るしか道がなくなる。堅牢な造りだ。

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天秤櫓を抜ける。

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鐘。

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天秤櫓を後ろから・・・

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いよいよ天守が見えたきた。

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天守だ。なんか思ったより小さい?

ここで、彦根城について薀蓄を語る。

日本の城で天守が国宝に指定されているのは、4つしかない。姫路城松本城、犬山城とここ彦根城である。私は、いずれの城も見たことがあるが、中までしっかり見たのは、姫路城と松本城のみであった。今回、彦根城を見学することで、残りは犬山城のみだ。いずれ行きたいと思う。

言わずと知れた、名門、井伊家の居城として名高い。江戸初期の建物で、明治の廃城令を免れた。

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ちょっと違う角度から・・・

さて、天守の中を見学するか・・・

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む?

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何ですとーっ!?

入場規制が敷かれていた。

やがて、順番になり、入ることができた。

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やれやれ、雨でびしょ濡れになっちまったぜい。。。

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いよいよ天守見学スタートである。

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暗っ!悪天候のためか、かなり暗い。

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人だかりができているので、何かと思えば、井伊直弼の像であった。

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入場規制していた割には、人多いなあ。。。

そういや、雨降ってるから、係りの人が見かねて余計に人をいれてたっけ?

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ここから鉄砲を撃つのか?

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ここから矢を放つのか?

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この先、上に上がるらしい。

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予想通り、急な階段だった。城の階段って、たいてい急ですよね・・・?

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こわごわ上がってきた。

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天守の一番上だ。見晴らしは良かった。

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瓦。

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再び急な階段を下りる。

このまま、天守見学を終えるのだが、出口付近で野戦病院のように、人が座り込んでいた。どうやら皆雨宿りのようだ。かなり激しいからね。。。我々もしばし雨宿りした。

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雨があがったので、外に出た。あとは城を出るだけだ。途中に社があり、外国からの観光客が参拝していた。

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こうして、彦根城の見学並びに今回の散策を終えた。

2011年11月 2日 (水)

竹生島紀行(その3:竹生島Ⅲ)

唐門前まで戻ってきた。

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唐門前の石段を上る。

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石段の途中にも建物が・・・

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トカゲ・・・

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本堂である。

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本堂までには手水舎やら、

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石造五重塔やら、

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不動明王やら・・・。こりゃ、テンションが上がる。

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本堂に入る。

本尊の弁財天は、寺で最も古いものだそうだ。

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何じゃ?この小さい姫だるまは・・・?弁天様らしいが・・・

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なるほど!こういうふうに奉納するわけか・・・。なかなか壮絶な光景だ。

ところで、宝厳寺は、山号を巌金山といい、真言宗豊山派のお寺だ。

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本堂の参拝のあと、ふらついていると、観音堂を見つけた。

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金ぴか観音様がい~っぱい!

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いよいよ三重塔に近付いた。

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江戸時代に焼失したそうで、平成12年の再建だ。立派である。

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三重塔の近くには、宝物館がある。内部に寺宝が納められている。なかなかのお宝であったが、クーラーなしなので、結構暑かった。。。

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さて、降りようかね。。。

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唐門を上から見下ろした。いい苔むしかたしてますねえ。。。

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こうして、竹生島の散策を終えた。渡船に乗る前に、お土産屋で大して美味くないが、カキ氷を食った。だって、暑かったんだもん。。。

2011年11月 1日 (火)

竹生島紀行(その2:竹生島Ⅱ)

竹生島は信仰の島である。島の南部には都久夫須麻神社と宝厳寺があるが、神仏習合の名残か、どこからどこまでがどちらかの領域かといった厳密な区別はない。寺を見学していたら神社がでてきたといった感じだ。

神社には弁才天が祀られているが、これは広島の厳島神社、神奈川の江島神社と並んで、日本三大弁才天である。

古来から信仰の対象とされ、戦国時代には浅井氏との関係も深い、竹生島を散策してみよう。。。

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石段を上がると、鳥居があった。

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湖底からの湧き水だそうだ。。。

そういや、琵琶湖で調査していたときに、冗談で琵琶湖深層水を売ろうなんてこと言ってた人いたなあ。。。普通に大腸菌いると思うけど・・・

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鳥居から右に進むと、さっそく観音堂の入り口である唐門が見えた。

立派ですなあ。。。桃山様式のこの門は、豊臣秀頼が豊国廟から移築したものだそうだ。国宝である。

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何やら凄い彫刻だ。

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中に入ると、木のぼんさんがいた。

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右手を進むと、札所あり。奥には千手観音が祀られている。

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観音堂の奥に、渡り廊下がある。

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これは重要文化財だ。

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ここからが渡り廊下である、舟廊下だ。

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舟廊下を渡りきると、外にでて、いきなり建物が現れた。竹生島神社(都久夫須麻神社)だった。あまりに突然だったので、びっくらこいた。

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ともかくお参りする。

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後ろを向けば、正面に建物が見えた。竜神拝所である。

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下に下りて、本殿を見上げた。

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別角度からも・・・

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竜神拝所ではかわらけ投げをやっている。折角だからやってみた。

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願い事はいつも同じ。。。いいご縁がありますように・・・っと!

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先に神棚があった。

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白蛇

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あの鳥居の間を通ればいいらしい。。。

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どりゃ~~~~~~(*`ε´*)ノ

かわらけは猛スピードで鳥居の上を通過した。。。

JIN氏は、、、普通?微妙なところにいった。

ちなみに、竹生島神社のご祭神は、市杵島比売命(弁財天)(←宗像三女神の一人じゃなかったっけ?)と宇賀福神、浅井比売命(産土神)、龍神だそうだ。

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竜神配所の隣には弁才天のお堂があった。

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こんな感じで竹生島にはこのような弁才天像がいくつも奉納されている。

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あれ?五弁天になってる・・・?

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舟廊下の下の道を歩く。。。

散策は次回も続く。

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