熊本県北部における微妙な散策について(その1:蓮華院誕生寺奥之院)
平成23年8月7日。またまた暇~な休日、熊本は玉名や菊池のほうまで足を伸ばそうかと、車に乗った。その結果、どうにも微妙な散策になってしまった。どう評価してよいのやら・・・
はじめの訪問地は、蓮華院誕生寺奥之院である。
何じゃ?この茅の輪くぐりのようなゲートは・・・?
はい、ここが入り口ね。。。
蓮華院誕生寺は、肥後生まれの皇円上人を祀る、真言律宗のお寺で、ここはその奥之院となる。昭和53年にできた非常に新しいお寺である。
実は以前、職場の慰安旅行で訪れたことがある。もともと予定になかったこのお寺を、某御仁が行きたいという要望を聞かなくてもいいのに、聞いてしまった幹事長のせいで、行く事になった。おかげで当初から入っていた熊本城見学の時間が少なくなるという大失態を犯したのだ。正直、一般受けする寺ではない。微妙に険悪な雰囲気が漂ってしまった。許すまじ!
さて、本題に戻ろう。。。
入って早速左手に見えるのは、巨大梵鐘である。
でかっ!
世界一の大梵鐘だそうで、たしか珍百景か何かで、この鐘の突き方がおもろいとかで、紹介されていたような・・・
この寺のメインともいうべき、五重塔が目に写るが、見学は後ほどゆっくりと・・・
あれっ?こんなの前あったっけ?・・と思ったら最近できたみたいだ。
ちなみに右手には護摩堂がある。
仁王門をくぐると、いよいよ五重塔である。全国3位の高さを誇る。大きさでは日本一だそうだが、大きさって具体的に何なんだろう?面積?容積?
塔の1階は本尊を祀る本堂となっている。皇円上人が大菩薩になっている。
柱の影に霊水あり。飲んでみた。うん、水だね!
何でも特別料金で塔の上に上がれるらしい。。。
がっかりしそうな気もするが、悔いのないよう、上がることにした。料金を払うと、妙なタスキ?を懸けられた。
うん、見事に近代的な造りだね。
2階は、写経道場である。ちょうど子供の集団が熱心に写経する怪しげな儀式の最中だった。まさか写真に撮るわけにもいかず、そのまま、スルーし、上階へ行く。
3階、4階と上がる。
5階である。なで仏?
おお!なんかパネルがいっぱいである。皇円上人と開山した是信大僧正の活躍を絵に表しているそうだ。
こちらがなで仏さまか!念入りに撫でる!
外に出れるらしい。。。
裸足のまま外に出るのが気になったが、なかなかいい景色である。
五重塔の奥、これから散策予定のエリアである。
こちらはさっき来た方角である。
さて、景色も堪能したことだし、降りるか・・・
降りると、タスキを返す。う~ん、ナンだろう?この無常感は・・・
奥に進む。
五重塔を振り返る。
小高い丘の上にネタバレ的に何か見えてますな。。。
厄落とし坂だそうだ。こちらは女坂。
ここからは男坂・・・。
こんなん前もあったなあ。。。
おお!トカゲ発見!
上がった先は大仏様である。皇円大菩薩である。
まだまだ散策コースは続く。
ここで百八の煩悩を落とせと書いてある。
こんな山の中の辺鄙な道で煩悩落ちるんかいな?
開山堂があった。
ひげの坊さんがいた。
この先は皿投げをするところらしい。何でもありやな
ここで皿を買えるが、人はいない。
ここから投げよと・・・?
雑草に覆われ、なんかよく分からんなあ。。。
こっちは景色いいねえ。。。
再び散策開始。
こうやって、突っ込んでほしそうに、謎の石像が並んでいるのを見ると・・・
やらしいわぁ。。。
ひげの爺なんか見てないもんね。。。
無縁仏の山・・・
池・・・
こうして、散策を終えた。以前のマイナスイメージのせいか、素直に楽しめなかった。。。
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