岡山大探訪(その3:吉備津神社)
吉備路までやってきた。まずは吉備津神社である。
初め、裏門のようなところについてしまった。有名な神社の割に人気がないなあ。。。と思ったが、いよいよおかしいことに気付いて、もうちょい車で進むと表があった。結構な距離があったので、えらくでかい神社だということが分かった。
駐車場に車を停め、いざ参拝である。
いい門だ!
門をくぐると、もういっちょ門が・・・
階段を上ると、いきなり拝殿だった。
なんとなく迫力あるなあ。。。
天井がなかなかいい感じだ。
左手に廻ると、拝殿と本殿がよく分かる。
実はこの拝殿及び本殿は室町時代の建物らしく、国宝である。いや~、ありがたいものを見た。なんでも建築学的には変わった様式だそうで、吉備津造りとかいうそうで・・・
吉備津神社は、延喜式内社にして、備中国一宮、さらに吉備の総鎮守という、大層格式の高い神社である。しかし、明治には官幣中社と微妙な格になっている。何でかなあ・・・?
主祭神は、大吉備津彦命である。吉備津彦命は孝霊天王の第3皇子である。
折角だから、本殿左側のエリアを散策する。上に何かあるなあ。。。
一童社というらしい。
何かすごい標語が書いてあるよん!
「このトンネルをぬけると、陽光うららか花の園!」「このトンネルをくぐり心に安心とやすらぎを!」
この絵馬トンネルにいかほどのご利益がっ!?
くぐってみた。
そこには社があるだけだった。心安らかになったのかしら?
帰りは、もう一方のトンネルである。こちらもすごいね。。。
拝殿前まで戻ってきた。拝殿・本殿の右側は回廊が続いている。行ってみよう!
ふと右を見ると、、、ひひ~ん(◎´∀`)ノ
気を取り直し、回廊スタートである。
・・・長いなあ。。。
赤門の先もずっと続いている。
左側に何かある。
これはつまり上れということですか!?
えびす宮であった。
またしばらく、回廊を進むと・・・
右手に社、左手に石段・・・
はいはい、上ればいいんでしょ?
おいおい草が生い茂ってるよ。。。誰もこんなところまで上らないんじゃ・・・?
そして、小っこい社があった。岩山宮である。汗まみれになったのになあ。。。
やれやれ、降りるか・・・
回廊を進む。
右手に分かれ道あり。右に進路をとる。
何とも趣のある建物が現れた。御釜殿である。
横から見ると、こんな感じである。国の重要文化財である。
ここ吉備津神社では鳴釜神事と呼ばれる儀式を行っている。吉備津彦命に祈願したことが叶えられるか、釜の鳴る音で占うのである。このことは、江戸時代の怪奇小説、雨月物語でも紹介されている。中に入ると、釜があった。壁は煤けていた。
御釜殿の前には願い札があった。当然願いましたとも!
叶うといいなあ。。。ヽ(´▽`)/
御釜殿の近くには、庭園らしきものが・・・
元の回廊に戻り、進む。
またまた左手に社発見!三社あるようだ。
ちょっと近くまで行く元気はなかった。
おや?終点か?
右手はさっき間違えた裏門やないか!
左手のスロープを上る。
本宮社というらしい。
ふと、隣接する道路の向こう側を見ると、小さな社があった。あっちは瀧祭神社というらしい。
さて、戻るか・・・
拝殿横のお守り売り場には、千代の富士と謎の鐘が置いてあった。
石段を降りると、でっかい岩があった。さっきは気付かなかった。
矢置岩というそうだ。かつて、この地方には温羅という鬼がおったそうな、、、
吉備津彦命はこの鬼と弓合戦を行うが、そのときに吉備津彦命がこの岩に矢を置いたそうだ。。。
さて、次行こ。。。
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