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2011年9月23日 (金)

仏をめぐる冒険in国東(その7:長安寺)

長安寺を目指して、ずいぶん奥深い山まで上がってきた。途中、ちょっと大丈夫かいな?と思うような道を通ってしまった。たぶん、変な道をとおってしまったのだろう。。。

P1060534

長安寺は、山号を金剛山といい、六郷満山では中山本寺の天台宗のお寺である。かつては、六郷満山の統括として、隆盛を極めたが、現在はご覧のように、本当に山寺である。

P1060535

奥に進んでいくと、左手に何やら厳重に戸締りされたお堂があった。何でも重要文化財が収納されているらしい。

P1060536

P1060537

P1060538

本堂である。むむ?何だか足りないなあ。。。

P1060539

この先はどうなっているのかと、上りかけたが、一向に先が見えず、何もない。。。諦めた。

えっ!?これで終わり?

今までのお寺に比べ、ずいぶん淡白な気がする。

失意に打ちひしがれ、先ほどの重要文化財の収納されているお堂の前まで戻ってきた。お堂と反対側の小屋に、重要文化財拝観希望の人は呼び鈴を鳴らすよう書いてあった。

これは、いくしかないだろう

呼び鈴を押した。

・・・

・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・来ない?もう一度鳴らす。

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・・・・諦めるか?

すると、がちゃがちゃと遠くのほうから近付いてくる音があった。

音の正体は、鍵を持った住職?であった。

すみません。仏さん、拝ませてください。

重い扉が開いた。

中にあるのは、木造太郎天及び二童子立像と銅板法華経である。

住職は、現存する唯一の太郎天像だとおっしゃった。

・・・太郎天って?

全然聞いたことないが、したり顔で聞いてやった。

銅板法華経もしげしげと眺める。住職に私は分かってますよといわんばかりに(実際はちっとわからんだが)、アピールしてお礼を言ってでた。

太郎天は謎だが、今まで見たこともないような仏像で大変面白かった。このお寺は、太郎天を見なければ、意味がないのではないか?

後日、太郎天を調べた。

明治以前は、寺の背後に建つ六所権現社の主神だったそうである。屋山太郎惣大行事という神さんで、六郷満山の守護神だそうだ。つまり、ローカル神様だったなのである。ちなみに本地仏は不動明王だそうだ。そう言われてみれば、確かにそんな感じがした。まあ、他では見られない仏像?神像?なので、国東半島を訪れた際は、見ておいて損はない。

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