仏をめぐる冒険in国東(その7:長安寺)
長安寺を目指して、ずいぶん奥深い山まで上がってきた。途中、ちょっと大丈夫かいな?と思うような道を通ってしまった。たぶん、変な道をとおってしまったのだろう。。。
長安寺は、山号を金剛山といい、六郷満山では中山本寺の天台宗のお寺である。かつては、六郷満山の統括として、隆盛を極めたが、現在はご覧のように、本当に山寺である。
奥に進んでいくと、左手に何やら厳重に戸締りされたお堂があった。何でも重要文化財が収納されているらしい。
本堂である。むむ?何だか足りないなあ。。。
この先はどうなっているのかと、上りかけたが、一向に先が見えず、何もない。。。諦めた。
えっ!?これで終わり?
今までのお寺に比べ、ずいぶん淡白な気がする。
失意に打ちひしがれ、先ほどの重要文化財の収納されているお堂の前まで戻ってきた。お堂と反対側の小屋に、重要文化財拝観希望の人は呼び鈴を鳴らすよう書いてあった。
これは、いくしかないだろう![]()
呼び鈴を押した。
・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・来ない?もう一度鳴らす。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・・・・諦めるか?
すると、がちゃがちゃと遠くのほうから近付いてくる音があった。
音の正体は、鍵を持った住職?であった。
すみません。仏さん、拝ませてください。
重い扉が開いた。
中にあるのは、木造太郎天及び二童子立像と銅板法華経である。
住職は、現存する唯一の太郎天像だとおっしゃった。
・・・太郎天って?
全然聞いたことないが、したり顔で聞いてやった。
銅板法華経もしげしげと眺める。住職に私は分かってますよといわんばかりに(実際はちっとわからんだが)、アピールしてお礼を言ってでた。
太郎天は謎だが、今まで見たこともないような仏像で大変面白かった。このお寺は、太郎天を見なければ、意味がないのではないか?
後日、太郎天を調べた。
明治以前は、寺の背後に建つ六所権現社の主神だったそうである。屋山太郎惣大行事という神さんで、六郷満山の守護神だそうだ。つまり、ローカル神様だったなのである。ちなみに本地仏は不動明王だそうだ。そう言われてみれば、確かにそんな感じがした。まあ、他では見られない仏像?神像?なので、国東半島を訪れた際は、見ておいて損はない。
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