家族団欒。奈良ならではの遠足(その1:興福寺)
平成23年5月4日。
本当ならば、JINと滋賀でも行こうかという話になっていたが、某組織の陰謀か?JINが大変なことになってしまった。そう季節外れのインフルだ。仕方ないので、急遽キャンセルとなってしまった。ということで、おとんとおかんと外出することにした。
丹波でも行こうかと車を走らせたが、大渋滞だ。ええ~い、電車で行ける所にしよう!と私が提案すると、おとんが奈良でも行くか?と言い出した。
行きましょう!
♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:
数年前の関西私鉄革命によって、今は阪神電車に近鉄が乗り入れ、奈良まで行けるのだ。とは言うものの、かなり時間がかかる。私的にはJRの大和路快速のほうが楽だと思うのだよ。
まあ、とにかく遠路遥遥、近鉄奈良駅に降り立った。
とりあえず、興福寺を目指す。
・・・その前に、飯を食った。もろ観光客相手の店で高い割りに美味しくなかった。しかも、中途半端に私の大好物である柿の葉寿司がついていた。この柿の葉寿司、美味しくない上に、一番人気の鯖がなく、サーモンと何故かさんまだった。がっかりだよ・・・
昼食後、奈良漬を購入。これで、うっちょへの土産は完璧版マッスルスパークだ。
道路標識のとおり、興福寺に向かうと、何故か猿沢の池にでてしまった。おかげで裏口のようなところから興福寺に入る羽目になった。いよいよ興福寺、当ブログでは二回目の紹介である。前回はこちら。
階段を上ると、左手に南円堂があった。かる~く、重要文化財の建物だ。
境内のほぼ真ん中には中金堂が再建中であった。平成27年完成予定とのことだ。その頃にもう一度来たいものである。
境内の東には、五重塔と東金堂が並ぶ、現在の興福寺のメインともいえるエリアがある。
五重塔である。もちろん国宝だ。もはや、奈良のシンボル的塔なのでは・・・?
猿沢の池越しに見る塔はなかなか乙なものである。
東金堂である。ここも普通に国宝である。興福寺自体は、開けっぴろげなので、無料で境内を散策できるが、この東金堂に入るには拝観料を支払う必要がある。せっかくなので、中に入る。
入る前に、東金堂の北にある国宝館をふと見やると、
長蛇の列が出来ていた。
これも一昨年の阿修羅展の影響か?まあ、国宝館は何回か見たことがあるので、今回はいいか・・・
中に入ると、素晴らしい仏像が祀られていた。国宝がオンパレードである。こちらの仏像を眺めるにも、少し列が出来ていた。後から、おばはんとおっさんがきたが、並んで見ようとするおばはんをおっさんが制止する。「はよ次行くで!」こんなんしょーもないとでも言いたげだ。残念な人だなあと感じた。
東金堂を見た後、特別拝観中の北円堂にやってきた。
建物も国宝、中の仏像も国宝と重要文化財のオンパレードであった。中でも無著、世親像はド迫力であった。おとんと二人、感心しきりだった。
こうして、興福寺散策を終えた。この間、私は興奮しぱなしで、両親をほっぽって、見物する有様だった。
« 鹿児島珍道中(その10:仙巌園) | トップページ | 家族団欒。奈良ならではの遠足(その2:春日大社) »
「奈良県」カテゴリの記事
- 橿原神宮(2016.10.01)
- 家族団欒。奈良ならではの遠足(その3:東大寺)(2011.06.07)
- 家族団欒。奈良ならではの遠足(その2:春日大社)(2011.06.01)
- 家族団欒。奈良ならではの遠足(その1:興福寺)(2011.05.30)
- 飛鳥歴史探訪(その11:飛鳥板蓋宮跡)(2009.06.29)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント