鹿児島珍道中(その6:指宿白水館)
今夜の宿は、指宿で有名な白水館だ。なかなかリッチな気分にさせてくれる旅館だが、今回はその中でも離宮と呼ばれるエリアに泊まることが出来た。これも手配したJINのおかげである。
ロビーに入ると、数人の仲居さんが待ち構えていた。一瞬で選別作業を終えた彼は、一人の仲居さんのもとへ、進んだ。私とじゅんちゃん的には、かなりの美人さんだ。Good job!である。
部屋に案内される前に、ウェルカム抹茶がでた。このときお茶菓子として、白水館オリジナルのかるかんがでたが、とっても美味かった。以後、こんな美味いかるかんは食ったことがない。
やがて、部屋に案内された。
エレベータを降りる。何か違和感を感じる。
その違和感の正体は、部屋に入るときに発覚した。なんと、自動扉だったのである。あまりのことに、びびる。
どえらいきれいな部屋ですやん!寝るときは、和室で布団とベッドの2組分かれるとのこと。ベッド嫌いの私と腰痛のJINが布団に決定した。
仲居さんに部屋の説明を一通りしてもらった後、お茶を入れてもらい、一息入れる。通常、この後、風呂に入って飯という流れだと思うが、このときは違った。
仲居さんが一時的に部屋を出た際、じゅんちゃんが「仲居さんと一緒に写真を撮りたい。」とつぶやいた。
激しく同意する私・・・
そのとき、まきが、、、
「俺に任せろ!」
漢(おとこ)である。
仲居さんが部屋に戻ってくると、まきの秘伝の話術が炸裂した。
世間話から、あれよ、あれよと写真の同意をとってしまった。。。
じゅんちゃんと私は至福の時間を味わった。。。
そして、まきの話術は伝説となった。なんと、2時間くらいもの間、仲居さんを引き止めることに成功したのだ。なんでもこの仲居さん、もうすぐ旅館をやめるらしく、今を楽しんでいるんですといったノリだった。おかげで、風呂に入る時間がなくなり、そのまま、仲居さんと一緒にご飯の会場に行った。
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さあ、飯である。
かんぱ~い!
うまうま・・・
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飯のあとは風呂じゃ~
風呂までには、薩摩焼のギャラリーがある。
美しい!
素敵やん!
西郷ど~ん!
こりゃ、酒屋か・・・
見所いっぱいのエリアを抜け、大浴場に着いた。大浴場は本当にでかかった。そして、思わずはしゃいでしまう造りだった。HP等で元禄風呂を見てくだちい。
風呂のあと、涼みに外に出ると、プールがあった。ちょっと入りたかったが、大人の事情でやめた。
こうして、狂喜の夜は更けていった。
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
翌朝、指宿名物の砂風呂が、この旅館で楽しめるということなので、行ってみた。
・・・暑苦しいわ!
実は私、砂風呂苦手なのである。
ま、とにかくすっかり温まり、部屋に戻る。
う~ん、いい景色だ!
ふと、隣を見ると、エマニエル夫人のようにあられもない姿で歯を磨く者がいた。
こうして、白水館をあとにする。
ロビーでは、昨日の仲居さんが待っていた。当然、旅館の記念撮影をして、仲居さんと別れた。そして、ロマンスはなかった。
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