長崎ぶらり(その3:本蓮寺、福済寺)
日本十六聖人記念館がある丘を下り、先ほどの巨大建造物を求めて、南東に続く道を歩いていると、お寺が見えた。
巨大建造物はもう少し先だが、
ほほお!勝海舟が滞在した寺か・・・
見学しまひょ
ここは、かつて教会とキリスト教系の病院が建っていたようだ。。。
長崎の坂はきつい・・・
あれれ、特に変わったところはないなあ。。。普通の寺だ。
日蓮さんかな?
おお!先ほどの巨大建造物が見える。早速、移動しよう・・・
本蓮寺のことを何の変哲もない寺と思ったのは、間違いであった。
後で調べると、何とこの寺、恐怖の伝説があるのだ。
先ほど紹介した教会の跡地と紹介したが、それがミソだった。
何でも教会が立っていたのは、安土桃山時代である。豊臣秀吉の伴天連追放令が出た後、地元住民から焼き討ちを食らったのだ。キリスト教徒たちは教会の井戸に身投げしたという。この教会の跡地に寺が建ったのだが、この井戸からは毎夜うめき声が聞こえたという。。。この井戸は南蛮井戸といい、現存しているようだ。是非見ればよかったと後悔したが、事前にお寺に交渉しないと見れないようなので、今回はどっちにしろ無理だった。
さて、本題に戻す。先ほどの建造物であるが、福済寺という寺にある。
何とも摩訶不思議な山門が出迎えてくれた。
入場料を払わなければならないのだが、受付が閉まっている。今日は無料かな?
いきなり現れた。
万国霊廟長崎観音である。1979年に建立された、亀型の台座は霊廟である。
高さは18m、地上からは34mもあるのに、この亀のおかげで、間近で見ると、観音様が全く目立たない。
こんな珍寺風味なお寺であるが、1628年創建の黄檗宗の寺院で、長崎では「崇福寺」、「興福寺」と並び称される(長崎三福寺)、お寺である。元の本堂は国宝に指定されていたが、原爆で焼失してしまったのだ。
霊廟の中は普通にお寺のお堂であった。
お堂から出ると、妙な看板が立っていた。フーコーの振り子?
どうやら霊廟の下に、フーコーの振り子があるらしい。それは楽しみだ。降りてみた。扉は閉まっていた。だから、今日は無料なのか・・・(´・ω・`)ショボーン
残念じゃ~、無念じゃ~
フーコーの振り子は見れなかったが、何故か戦艦陸奥の砲台の一部があったり、微妙に変わった寺であった。
一応普通っぽい建物もあったので・・・
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