長崎ぶらり(その4:聖福寺)
聖福寺は山号を万寿山といい、黄檗宗のお寺である。
なかなか立派な山門だ。1703年に建立されたものだそうだ。
山門には扁額がかかっているが、黄檗宗の祖、隠元さんの書だそうだ。
山門をくぐると右手に階段があった。
階段の踊り場?には妙な赤い物体が・・・
惜字亭(しゃくじてい)といい、経文とか不要な書類を処分するための焼却炉なのだそうだ。
ふたたび階段があり、その上に、天王殿がある。
1705年に建てられたものだそうだが、なんか山門がもう一個あるみたいだ。
ん?何か真ん中に収まっているな・・・?
あれ?この人、見たことある!たしか・・・
天王殿をくぐると、真正面に釈迦を祀る、大雄宝殿がある。1678年創建、1715年改築と大変歴史のある建物である。
崇福寺や興福寺と同じ中国発祥の黄檗宗のお寺であるが、細部に中国ナイズが見られるものの、比較的和風テイストが強く、落ち着いた造りである。
雲版である。うおお~叩きてぇ~
天王殿を大雄宝殿から見た。
後ろにも仏像があった。
その他にも、境内には、
鐘楼やら、
廃仏毀釈で廃寺になった神宮寺から引き取った石門がある。
なかなか立派なお寺であるが、私が行ったときには、老夫婦しか参拝客がいなかった。じっくり寺を巡るには、穴場なのかもしれない。
こうして、参拝を終え、長崎を去った。佐賀で佐賀錦が無性に食いたくなって、買ってしまったことも、ついでに書き加えておく。
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