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伝説の旅ベスト5

  • 第五位:第一次九州遠征(2号線の旅)
    1999年3月に国道2号線を使って、神戸から北九州まで旅をした伝説。帰りはフェリーで松山に上陸し、四国を横断して帰ってきた。
  • 第四位:ハワイのんびり旅行
    2005年12月。ホノルルマラソンに出走。人生を変えた旅。
  • 第三位:英国旅行
    飯は不味いが、とにかくお洒落な街と大英博物館、ストーンヘンジ、カンタベリー最高!
  • 第二位:中欧旅行
    ベルリン、プラハ、ブタペスト、ウィーン、ヴェネチア、アムステルダムと6カ国の都市を主に列車で巡った。飯が美味かった。
  • 第一位:北部インドの旅
    2007年2月。とにかくカルチャーショックの連続だった。

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2011年3月

2011年3月14日 (月)

東北地方太平洋沖地震に見舞われた方々へ

東北地方太平洋沖地震に見舞われた方々に心からお悔やみとお見舞い申し上げます。

16年前、阪神・淡路大震災を経験した私には、とても他人事とは思えません。

ライブ中継で大津波が街を飲み込んでいく映像を見たとき、リアルタイムで生命が奪われているのかと思うと、感情を抑えることができず、途中で見ていられなくなり、テレビの前を離れました。

その後、しばらくして落ち着くことが出来ましたが、やはり精神的に落ち込んでいます。

また、停電を強いられている東日本の方々を思うと、ブログなんか書いている場合じゃないなと思いますので、このブログもしばらく休載しようと思います。

テレビで地震特集を見ていると、16年前の出来事を昨日のように思い出します。

地震発生の2時間後に外を見たときの衝撃

倒壊した家の前の瓦礫の上で腰をかけて、空を見上げたときの無情感

行き交うヘリは取材ばかり、救助はまだか・・・

地上の地獄とは対照的な、澄んだ空

小学校以来の親友が心配して来てくれたときは本当に嬉しかった

けが人と遺体で騒然とした病院

数え切れない遺体が並んだ体育館

夜に北区の親戚の家に非難できたとき、近所のおばあちゃんが作ってくれた、おはぎの美味しかったこと

走馬灯のように思い出していきます。

16年前の震災は、私から多くのものを奪いましたが、その後、素敵な出会いも用意していました。

現在の私があるのは、震災があったから

今は本当にどん底で暗闇しか見えないでしょうが、必ず光が見えます。

がんばろう!東北

平成23年3月14日記す

2011年3月 8日 (火)

長崎ぶらり(その4:聖福寺)

福済寺から東に進むと聖福寺がある。

聖福寺は山号を万寿山といい、黄檗宗のお寺である。

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なかなか立派な山門だ。1703年に建立されたものだそうだ。

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山門には扁額がかかっているが、黄檗宗の祖、隠元さんの書だそうだ。

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山門をくぐると右手に階段があった。

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階段の踊り場?には妙な赤い物体が・・・

惜字亭(しゃくじてい)といい、経文とか不要な書類を処分するための焼却炉なのだそうだ。

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ふたたび階段があり、その上に、天王殿がある。

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1705年に建てられたものだそうだが、なんか山門がもう一個あるみたいだ。

ん?何か真ん中に収まっているな・・・?

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あれ?この人、見たことある!たしか・・・

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天王殿をくぐると、真正面に釈迦を祀る、大雄宝殿がある。1678年創建、1715年改築と大変歴史のある建物である。

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崇福寺興福寺と同じ中国発祥の黄檗宗のお寺であるが、細部に中国ナイズが見られるものの、比較的和風テイストが強く、落ち着いた造りである。

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雲版である。うおお~叩きてぇ~

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天王殿を大雄宝殿から見た。

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後ろにも仏像があった。

その他にも、境内には、

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鐘楼やら、

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廃仏毀釈で廃寺になった神宮寺から引き取った石門がある。

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なかなか立派なお寺であるが、私が行ったときには、老夫婦しか参拝客がいなかった。じっくり寺を巡るには、穴場なのかもしれない。

こうして、参拝を終え、長崎を去った。佐賀で佐賀錦が無性に食いたくなって、買ってしまったことも、ついでに書き加えておく。

2011年3月 1日 (火)

長崎ぶらり(その3:本蓮寺、福済寺)

日本十六聖人記念館がある丘を下り、先ほどの巨大建造物を求めて、南東に続く道を歩いていると、お寺が見えた。

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巨大建造物はもう少し先だが、

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ほほお!勝海舟が滞在した寺か・・・

見学しまひょ

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ここは、かつて教会とキリスト教系の病院が建っていたようだ。。。

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長崎の坂はきつい・・・

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あれれ、特に変わったところはないなあ。。。普通の寺だ。

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日蓮さんかな?

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おお!先ほどの巨大建造物が見える。早速、移動しよう・・・

本蓮寺のことを何の変哲もない寺と思ったのは、間違いであった。

後で調べると、何とこの寺、恐怖の伝説があるのだ。

先ほど紹介した教会の跡地と紹介したが、それがミソだった。

何でも教会が立っていたのは、安土桃山時代である。豊臣秀吉の伴天連追放令が出た後、地元住民から焼き討ちを食らったのだ。キリスト教徒たちは教会の井戸に身投げしたという。この教会の跡地に寺が建ったのだが、この井戸からは毎夜うめき声が聞こえたという。。。この井戸は南蛮井戸といい、現存しているようだ。是非見ればよかったと後悔したが、事前にお寺に交渉しないと見れないようなので、今回はどっちにしろ無理だった。

さて、本題に戻す。先ほどの建造物であるが、福済寺という寺にある。

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何とも摩訶不思議な山門が出迎えてくれた。

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入場料を払わなければならないのだが、受付が閉まっている。今日は無料かな?

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いきなり現れた。

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万国霊廟長崎観音である。1979年に建立された、亀型の台座は霊廟である。

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高さは18m、地上からは34mもあるのに、この亀のおかげで、間近で見ると、観音様が全く目立たない。

こんな珍寺風味なお寺であるが、1628年創建の黄檗宗の寺院で、長崎では「崇福寺」、「興福寺」と並び称される(長崎三福寺)、お寺である。元の本堂は国宝に指定されていたが、原爆で焼失してしまったのだ。

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霊廟の中は普通にお寺のお堂であった。

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お堂から出ると、妙な看板が立っていた。フーコーの振り子?

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どうやら霊廟の下に、フーコーの振り子があるらしい。それは楽しみだ。降りてみた。扉は閉まっていた。だから、今日は無料なのか・・・(´・ω・`)ショボーン

残念じゃ~、無念じゃ~

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フーコーの振り子は見れなかったが、何故か戦艦陸奥の砲台の一部があったり、微妙に変わった寺であった。

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一応普通っぽい建物もあったので・・・

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