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2011年2月26日 (土)

長崎ぶらり(その1:長崎孔子廟)

平成23年2月某日。長崎市で会議があり、その後に時間があるので、長崎をぶらぶらしてみた。カステラをゲットした後、おそらく10年ぶりくらいになろう、孔子廟に行ってみた。

大浦天主堂下電停でトラムを降りる。大浦天主堂やグラバー園といった長崎観光の目玉とも言うべきエリアとは反対側に進み、大通りから少し中に入ると、中国チックな建物が現れる。

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孔子廟である。10年ほど前、当時大学生だった私は、毎年JIN、ぎーさん、くっぺちゃんの四人組で九州に遊びに来ていたのだが、そのうち1回の長崎観光で訪れて以来である。

長崎の孔子廟は、元々1647年に創建されたそうだ。その後、燃えたり、移転したりしたようだ。今の孔子廟は、1893年に建てられたそうだ。

早速、チケットを購入し、中に入った。

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まず儀門という名の門がある。

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その向かいには石橋があり、さらに石の門がある。すい星門というらしく、何でも鳥居の原型なのだとか・・・

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儀門の左右に、奇妙な動物が碑を背負っている石像があった。この動物は竜王の9番目の子で龍蝠というのだそうだ。背負っている碑文は孔子を讃える詩らしい。

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儀門をくぐる。

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大成殿、すなわち孔子廟の正殿である。

ちなみに大成殿を望む広場の左右には、回廊があるのだが、その軒先には、

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孔子の高弟72賢人が並ぶ。台座には一人一人名前が書いてあるが、誰一人分からん。

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回廊には、

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論語が彫られた石板が飾ってあった。

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では、大成殿を見学する。

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手前の階段の中央には龍が彫られた石板がある。

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孔子の高弟で翁仲(こうちゅう)はんと言うらしいが、全く分からない。

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げっ!?大成殿の横手にはまだまだ賢人が・・・

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右側も・・・

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大成殿に入ると、正面に早速孔子はんと思われる御仁がいた。

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なかなか厳ついな・・・

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こりゃ、麒麟かいな?

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おお!武器や!

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お偉い方々の位牌が並んでいるが、孟子しか分からん。儒教の勉強をせんといかんと思った。

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おやおや?これは湯島聖堂で見たぞ!宙吊りの器は空の状態では傾いているが、水を入れると真っ直ぐになっていく。しかし、入れすぎると、器がひっくり返って空になるという。何事もやり過ぎはあきまへんという、説教道具だ。

やってみよう・・・

柄杓で水を入れる。

おお!?まっすぐになってきた。

柄杓で水を入れる。

おお!ひっくり返った!!(゚ロ゚屮)屮

ああ、勉強になった

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大成殿の裏手には近代的なビルディングがある。これは中国歴代博物館という。北京の故宮博物院と提携しており、その収蔵品をいくつか借りて展示しているのだ。中に入ると、判子ばかりだった。その他、中国の焼き物なども展示されており、なかなか面白かった。

さて、次はどこ行こう・・・

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