関東文化的探求の旅Ⅱ(その9:伊能忠敬旧宅)
香取神宮をあとにした私だが、まだ次の電車まで1時間ほどあるし、折角なので佐原の古い町並みを少し見学することにした。
佐原は江戸時代に利根川水運の中継地として栄えた水郷である。今でも古い町並みが残っているので、ちょっとした観光地なのだ。
しばらく自転車を漕いでいると、早速古い建物が現れた。
正文堂書店である。明治の建物だそうだ。
川沿いに伊能忠敬旧宅がある。
この佐原は伊能忠敬がかつて住んだ町なのである。
忠敬は17歳のとき、佐原の有力者であった伊能家の婿養子になった。その後、50歳で江戸入りするまで住んでいたそうだ。なんと、50歳から測量術を学び、日本中を測量して回ったのが、56歳の時だそうで、そのバイタリティにはただただ驚きである。
伊能家は酒造や米の販売を行っていたそうで、ここが店舗になる。
こちらが母屋である。
書院。
酒造業などを行っていたということは相当の富豪であったろう。その割には家がこじんまりしているような気がするが、気のせいか・・・?
伊能家の見学を終え、しばらくぶらぶらして、駅まで戻った。
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